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えっと…誰ですか??
1週間前、全てが敵に見えて、苦しくて
最初からやり直したいと思った
「今まで頑張ってきたことは無駄じゃなかったかな」
飛び降りようと、下を見つめた
「勝手にいこうとしないでよ…」
そんな声が聞こえた
誰だろうと思うよりも先に
そんなの私の勝手でしょ
って言葉が頭をよぎった
誰だろう聞いたことのある声
いつも聞くと安心していた声
好きな声
あぁ、私この人のこと好きだったんだ
後ろを向けば
ついこの前卒業した
…先輩だった
なんでこんな場所にいるんだろう、
どうして分かったの?
最期に会えて嬉しい
頭が混乱した
なんて言えばいいかな
でも、伝えていいよね
最期くらい
「先輩、好きでした。」
それを最期にもう1回下を見つめた。
ドパァン!!!!!
こんな告白でごめんなさい。
かのん先輩
そう、私が好きになった人は
女性の先輩だった。
自分が女にも関わらず好きになってしまった
自殺したら同じような人生がリセットされる
それを信じてあの楽しかった時をもう1回
感じたい。
でも、目が開いた時は
色んな所に白い物が巻かれていた