テラーノベル
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つうん@感謝しかない
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⚠️暴力、殺人要素あり。
戦争美化政治関係なし
フィクション
深い々々眠りから脳を覚ました。
いつもの朝。なんて思いたかった。
しかし、最初に覚えたのは、
猛烈な違和感だった。
僕は目を開ける。
真っ暗。
まつ毛と、目元と、こめかみを
ゴムらしき何かが押し当てる。
直ぐに僕は、目隠しをしていると悟った。
僕はいつもアイマスクなんてして寝ない。
そして僕は今、椅子に座っているようだ。
―――明らかに変だ。おかしい。
僕は、身動きをしようとした。
しかし、椅子の背を囲んで手首に、
冷たい何かが食込み、ガチャガチャと
音を立てる。
目の前は真っ暗で、
周りはガチャガチャと 立てる音と、
自分の震えた息が鼓膜を震わせる。
加「ッはぁ…………ッッはぁ゙……っ
なに、なに……これ…、?」
僕の声と、手錠の音だけが部屋に反響する。
どうにか、この状況から抜け出そうと、
色々足掻いてみる。
しかし、それでも手錠と椅子がギィギィと
音を立て、僕の息が荒くなっていくだけ。
息を吸う度に、
埃っぽさと冷たい錆びた鉄が匂う。
怖いよ。怖いよ。怖い。
助けてよ。誰か。誰か。怖いよ。
お兄ちゃん。お義父さん。
いつもごめんなさい。
僕が悪い子だから。悪い子だからこんな事。
でも、怖いよ。助けてよ。お兄ちゃん。
「ガチャッ……ギィィ……ィ。 」
重そうな扉を開くような音が聞こえた。
その音の直後、冷たい風が僕の肌を撫でた。
誰か、助けに来てくれたのかな?
否、もしかしたら僕の事閉じ込めた……
怖い。怖い。怖いよ。怖いよ……
加「……だ…れ?誰なの……ッ?ねぇ?」
僕の声は震えていた。
「コツ……コツ……コツ……コツン。」
重いブーツのような音が
前から近づいて来る。
おかしい。きっと僕を監禁した奴だ。
加「…誰ッッ!!?嫌だ…!!来ないで…ッ」
僕の心臓が酷く暴れている。
バク。バクと、部屋の隅まで聞こえそうだ。
―――カナダ…さんですね?」
誰だ?明らかに僕の知人ではない。
聞こえた声は低く、
何処か吸い込まれそうな声だった。
加「……ッ誰……っ?誰なの…っ…?」
怖い。震える息で、呼吸がしにくい。
その直後、僕の頭に、ぽん、と
何かを乗せる感覚がした。
加「ひャッ……っ!何……ッ?!ヤダ…っ!」
?「大丈夫です。ご安心なさい。
私を恐れる必要などございません。
さて、ずっとこの状況では大変でしょう。
私は用があり、貴方をこの様な
有様にしたので御座います。」
この人は、僕の頭を撫でながら言った。
なんなんだ?用って。
加「用って……。……何?」
?「この他でもない、貴方に
『アメリカを殺して頂きたい』」
加「……ぇ……?」
なんなんだ。こいつは。
何を言っている。
そもそも、なんで僕たちの事を知ってる?
?「―――…どうです?やって頂けます?
して頂け無ければ、貴方の
『近親者の命か、貴方の命を頂戴します。』
……1週間以内ですよ?分かりましたか。
……勿論、タダでとは言いません。
ぜひカナダさんにはこ――――――
―――――パチ。
暴力的なまでの白昼の光が、
僕の網戸越しの自室を照らし出した。
気がつけば、僕は自分のベッドの上
で呆然と天井を見上げていた。
結局、僕は曖昧な答えのままあの密室から
追い出された。
そして…何を言っていたんだ。あの人は。
ただの気の可笑しい人……
―――否……でも。でも。
やらなかったら……?
……なんなんだよ……。
僕が弱い人間だから?
僕がそんなのだから僕に漬け込んだの?
どうして。どうして?!
せめて…せめて僕以外にさ……ねぇ……?
なんで?なんで僕が……
お兄ちゃんか、お義父さん達か、僕?
お兄ちゃんを殺したら、あの巨額を……
なんでお兄ちゃんを殺さなきゃなの?
絶対殺さない。殺さない。……でも、
でも、でもな……殺さなかったら……
どうしたらいいの?
「ガチャッ!」
突然、ドアが開いた。
僕はそれにビクッと体を起こした。
米「カーナダ!! グッドモーニング!!
……よく寝れた?」
なんだ。お兄ちゃん。お兄ちゃんか……
お兄ちゃん……か。
お兄ちゃんは、ルンルンで、
僕のベットにドサッとダイブをした。
僕の部屋がお兄ちゃんの爽やかな
香水の匂いでいっぱいになる。
加「……んもぉ……びっくりした。
グッドモーニング……っ。
お兄ちゃんのせいで最悪の目覚めだよ…。
お兄ちゃん……。」
米「あ〜、ごめんごめん…。ごめんって。
でも、おめー寝すぎだよ。
もう12時。正午だろ…?
……もしかして、夜な夜な
ナンカ変なコトしてた感じ〜??」
お兄ちゃんはいつも通り、僕を揶揄う。
嫌ではない。むしろ、楽しい。
こんな国、殺せる訳がない。殺したくない。
あの人には申し訳ないけど……
……でもな……殺さなかったら……?
米「…………カナダ?カナダ?
何ぼーーっとしてんの?
やっぱ、なんかヘンな事したんが?!」
お兄ちゃんは僕に揶揄うように
こちょこちょをしてきた。
加「――あひゃッ゙!!……んギィッ゙!!
んィや!!止めてっ…やめてお兄ちゃん!!
あはははッぁ゙!そこダメッ!!!!…タンマぁ゙!!!」
お兄ちゃんは、僕の顔を見て嘲笑う。
意外と言うか、
お兄ちゃんってサディストだよね。
たまーに、僕に暴力を振るう。
その時は、本当に辛い。
痣は消えないし噛み跡も無造作につけるし。
僕が長いチェックのシャツを着てるのも、
そう言う理由もあったり。
でも、なんだかんだ
お兄ちゃんと 関わってる時は、
全部忘れられる。そんな気がする。
こんな時の中でも、1週間という
タイムリミットは無情に過ぎていく。
でも、お兄ちゃんを殺すくらいなら、
ちょっちょと僕が死にたいな。
あの日から、五日ほど経った頃。
あの日はなんだったんだろう。
以前と全く変わらない日々が続いていた。
あの出来事を忘れかけていた頃。
米「……カナダ。ちょっと俺の部屋来て。」
加「……わかった!ちょっと待っててね… 」
僕はお兄ちゃんの部屋に呼ばれた。
お兄ちゃんの部屋と言うと、大体は、
お兄ちゃんに暴力を 振るわれる時が多い。
……違うといいな。
でも、明らかに声が不機嫌だしな……
自分はそそくさとその部屋に行った。
「ガチャ。」
加「…お、お兄ちゃん?どうしたの? 」
……あーあ、絶対不機嫌だ。見たらわかる。
絶対殴られる。嫌だ。嫌だなぁ。
米「……なぁ?カナダ。
俺さ、また喧嘩ふっかけちゃってさ、
ちょっと不安でおめーに
色々助けて欲しいんだ。」
加「……えと……、助けるって、何を…?」
米「色々俺の為に作って欲しいんだ。
……例えばさ、銃とか、食いもんとかさ。
カナダなら助けてくれるよな?」
加「…もちろん、お兄ちゃんに
合わせるけどさ……
ちょっと……そのさ…?
喧嘩し過ぎじゃ――――
米「……なに?文句あるの?ん?」
お兄ちゃんはベットから立ち上がった。
この流れ、殴られる。
加「ち、違うのッ!!そのさッ……ね?!
僕……お兄ちゃんが喧嘩で
傷つかないか不安で……ね?…分かる…?」
お兄ちゃんはドスドスと僕に近づく。
そして、肩に手を置いた。
怖い。許して。ごめんなさい。ごめん。
加「ごめん……ッ!ごめんごめんごめん!!!!
僕が悪かった…ごめんね……っごめん!!」
テンプレートにもなっている謝罪をした。
お兄ちゃん。許して。ごめんなさい。
米「……なんでそんな怯えてるの?
もしかして、俺の事嫌い?
嫌いになっちゃった?…………はぁ…。
カナダすら俺の事嫌い?そうだよね。
……はは……そうだよな。そうだよな
俺はさ、お前のこと大好きで、
お前の為に尽くしてきたつもりだけど、
残念だな――――
あぁ、殴られる。 まただ。
「ドガッッ!!!」
右頬に猛烈な衝撃が走った。
僕は、その衝撃に倒れ込んだ。
加「―――ごめんなざい゙゙!!ごめ゙゙――
――ドガッ!!!!ゴンッ!!!……」
右頬、続いて左頬。
その衝撃で、視界に火花が何回も散る。
痛い。と言うか、酷く熱い…というか……
…………分からない。
殴られる度に頭全体が揺れ、
不快な吐き気と頭痛が駆け巡る。
お兄ちゃんは続いて、僕の首に手を掛けた。
嘘でしょ、首絞めるの?嘘。嘘?
そんなこと、これまでで――――
「グギギィィ……ィ!!!!」
加「ぁ゙……ぅ゙ぇぇ゙ッ!!!!……カポッ……」
米「あ〜、悲しい。
誰 も俺の事好きじゃないんだな。
どうせカナダもそうなんだろ?なぁ……
俺、カナダのこの大好きなのに。あーぁ。」
行動と反比例した言葉を発する。
気がおかしいのか?
……本当に、本当に苦しい。
冗談じゃない。死んでしまう。
僕が、手足をバタバタを足掻いていると、
比例してお兄ちゃんは力を強める。
「ギィ……ぃ…………!」
加「……マ……ッ…ァ゙゙……。ッ……デ…?!」
必死に声を出そうとも、その声は
塞がれた手によって、口まで届かない。
米「なぁ?カナダ。俺さ、&で
毎##ぁが……てさ?@#&@……がさ、俺
¥¥@#…………―――――
…なんだって…?……何言ってるの……?
グラグラしてきた……ほんとに、
キツイ、本当に、死んでしまう。
死んじゃう、死んじゃう。本当に。
――――――きたい』
え……?
『アメリカを殺して頂きたい』
……え……この言葉は……確か……
『アメリカを殺――――――
―――――――っはぁ……はぁ……はぁ……
……あれ……僕は……?何を…
…………ぇ……?
其処には、辺り一面血塗れになり、
倒れているアメリカがいた。
お、お兄ちゃん?お兄ちゃん?!?!
なんで、なんでなんでなんで?!
兄ちゃん……?なんで血塗れなの……?
あれ……僕、僕…。ナイフを……
あ…………そうだったね。
お兄ちゃん、殺したんだ。僕。
否、まだ殺してはない、一応、生きている。
でも、息がとてもしにくそうで、
目の焦点がまるで合っていない。
ごめんね、お兄ちゃん。ごめん。
僕、耐えられなかったみたい。
ごめん。ごめんね。
僕は、血塗れの手で、お兄ちゃんの頭を
そっと、そっと撫でた。
そんなお兄ちゃんの額は、
酷く冷たかった。
―――お兄ちゃん、
もう僕を殴らなくていいよ。
ずっと、ずっと……こうしていようね。
おかえりなさい。
なかなか、最初の監禁パートとアメリカを
結びつけるのがダメダメでしたね。
最初の監禁パート要りませんね、これだと。
ま、何となくですよ。
自己満のため書いているのですから。
後、締めくくり方が下手だから、
1番盛り上がる所で下手くそになっちゃう…
ま、気にしない気にしない。
ともかく、アメカナが書けて良かったです。
そんなに、アメカナの事知らないので、
皆さんの設定とズレまくりかも……
自己解釈ですよ自己解釈。
次はカナアメを書きたいですね……
このふたりの温度感がとても好きなので…
……しかし、5000文字も書いていると、
重すぎてテラーがバクり散らかしますね。
3000が適度なのですかね。
モチベがあれば、アメリカ視点も
書こうと思います。
ダラダラ語ってもアレなのでここで終わりに
しますね。では、
ご覧ありがとうございました。
ではまた。
コメント
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わあっ、きむちななべさん!完結(カナダ視点)、めっちゃ重くて切なくて胸がギュッてなったよ〜😭💦 最初の監禁シーンからの「アメリカを♡♡♡て」って依頼、頭真っ白になるよね…。で、日常に戻ってお兄ちゃん(アメリカ)とのやり取りがほっこりするんだけど、暴力のシーンが生々しくて読んでて息が止まったよ…。絞められながら「♡♡♡て」の声がフラッシュバックするの、本当に辛かった。 最後にナイフで刺しちゃった後の「もう僕を殴らなくていいよ」って撫でるシーン、言葉にならない切なさがある…。アメカナの温度感、確かに好きって気持ちわかるよ!次のカナアメも読みたいなっ🌸