保健の先生と不良少年

ゆぺくんside

保健室登校2週間 今日はテスト…だから保健室には行けない日

💜「おはざいまーす…」

🧡「ゆぺおはよ〜今日は教室なん？」

💜「そう。テストだから」

🧡「え、待って今日テストなん？！え、やばい…うわどうしよ」

💜「しらねぇよ‪w‪w‪まぁなんとかなんじゃね？ふぇに頭いいやん大丈夫やろ」

「みんなおはよー今日は1時間目から5時間目までテストなので必要なものだけ机の上に置いていらないもの全部ロッカー入れてきて 8:40から始めます」

たしか今日は6時間授業…てことはポケに会えるの1時間だけか

テスト終了

🧡「あー！終わった〜…ゆぺどうだった？」

💜「自信ねぇ‪w‪wじゃ僕保健室行かなきゃ」

🧡「そっか〜あと1時間頑張ろうな〜」

ｺﾝｺﾝ

💙「はーい」

💜「よっ。」

💙「お、ゆぺテストどうだった？」

💜「まぁまぁかな自己採点しろって模範解答もらった」

💙「へぇー難しそ。じゃあ自己採点終わったらまた声かけて俺仕事あるから」

💜「わかった」

💜「ポケ終わった」

💙「何点だったの？」

💜「五教科合計で410点」

💙「…え？！1教科80点前後か…すごくね？」

💜「あれ話したやん。僕親が離婚する前は真面目だったから覚えはいいって」

💙「あ、いやそうだけどさ…ここまでとは思わないやん」

💜「ひど‪w‪wまぁ教えてくれたポケのおかげだけど」

💙「俺はなにもしてないよ ゆぺが頑張ったから」

💜「なんかさーご褒美くれてもいいやん。前言いかけてたポケの話とか」

💙「えぇ‪w？俺の話とか興味ある？」

💜「まぁわりと‪w」

💙「よし！じゃあその話しよ」

その話はポケのことがよく知れた。小さい頃の家庭環境、先生になるまでのこと、先生同士で話す時の結構辛いこととか…そういう話ばかりだけど楽しかった。あ、あと学生時代やってたこととか勉強は得意な方ではなかったらしい

💜「なんで保健の先生になったの？」

💙「なんでだろ…気づいたらなってた」

💜「‪w‪w変なの〜‪wあと他にはないの？」

💙「他に？んー…好きな人いるとか？‪w」

💜「え、？まじ？！どんな人？」

💙「背が高くてスタイル良くて､少し喧嘩早いところもあるけど根は優しくて笑顔がかわいい」

💜「いい人じゃん」

💙「それにいつも俺の近くにいてくれる」

💜「それってさもしかして」

💙「ゆぺだよ」

💜「‪…冗談やめろよ‪w」

💙「嘘じゃないってほら俺の目見て。嘘ついてるように見える？」

💜「…返事は明日まで待ってくれますか……」

💙「いつまでも待つよ‪w」

僕の答えはもう決まっている。明日で保健室登校3週間…もう1ヶ月たってしまう。その前に返事をしなきゃ