今から2700年前、東洋に一つの島国が生まれました。
しかし、この世界での最高神《オーディン》は、まさか国ができるとは思っていませんでした。
なぜなら巨大隕石が衝突し、生き物は死に絶えてしまったはずだったからです。
オーディンは慌てて太陽と月という地球を支える二つの天体をつくりました。
天体を作るだけでも難しいのに、さらに火の玉と潮の満ち引きを操る天体を作ることは他の神々には到底できないような芸当でした。
他の神々が生き物が生きれるような天体を作り、しばらくしてから、やはり光と海が問題になりました。
天体を何個も作るのは、当時はオーディンのみができることだったので、他の神々はオーディンの太陽と月を奪い取ってしまおうと考えました。
オーディンは太陽と月を取られないようにするため、双子の守護者を作りました。
姉は太陽を、弟は月を守る役目を与えられました。
そして90年後、オーディンの活躍により、全ての神が天体をいくつも作れるほどの神力を手にし、守護者たちはお役御免となりました。
守護者たちは、これがチャンスとばかりにオーディンにあることを言いました。
「自分達も国としてこの地球の者たちと生きてみたい」と
そこでオーディンは、守護者だった時の記憶はそのままに、守護者たちを地球に送り込みました。
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