アホな先輩
🎬 ´-
青視点
「よろしく!桃くん!青、、、ちゃん?」
「、、、え?」
「ブフォwwww」
聞き間違いだと思った。だって俺は正真正銘の男だから。
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中学生になってバスケ部に入った。
小学校の頃からバスケをやってたからとかじゃなくて、ただ単にバスケに興味があったから。
小学校からの友達、桃くんも「バスケ部に入ってる人はモテるからな」とか訳わかんない理由でバスケ部に入るらしい。
部活での顔合わせの日。みんなと自己紹介をして練習内容とか詳しく教えてもらった。
「なぁ青。マネージャ可愛くね?」
「ん?あぁ。まぁ」
顔合わせが終わった時。桃くんが肩をつかんで来てマネージャーの方に目を向ける。マネージャーは何人かいたけどすぐにどの子のことを言っているのかわかった。
バスケ部は人気でイケメンが沢山いるとかいう噂をききつけて恋愛目的でバスケ部のマネージャーに入る人は多いと聞いた。これは桃くんファンとか出来るんだろうな。と察し、うるさいのが好きじゃない僕は桃くんと距離をとろうか悩んだ
そしてせっかくだから桃くんと2人で挨拶をしに行くことになった。
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「ねぇ先輩!挨拶しに来ました〜」
「んぇ、?あぁ!新入りくん達!」
第1印象は可愛いひと。一応男の子らしいけどそこら辺の女の子よりうんと可愛かった。
「先輩名前なんて言うんですか?」
「俺?俺はね赤!君たちは?」
「俺は桃っす。んでこっちが青」
「わかった!覚えるね!」
ここまでは普通に楽しく挨拶出来てたんだけど、、
「よろしく!桃くん!青、、、ちゃん?」
「、、、え?」
「ブフォwwww」
女顔。まだ声変わりが来てなくて少し高い声。中学生になったばっかでまだ伸びてない背。
「、、、((怒」
いや、そんなことあるか?確かにまだ成長期来てないけどさ。一応赤先輩よりは背高いし。
、、、、なんかむかつく。
「、、、?」
「よろしくお願いします♡赤先輩♡((怒」
「wwwww」
気づいてないことにもっとむかついてしまい、わざと女の子の振りをする。ちょっとしたいたずら心だ。
さすがにすぐに男だって気づくだろう。
なんて軽い気持ちではじめたいたずら。
だったんだけど、
赤先輩は超がつくほどのあほでした。
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赤視点
中学2年になって初めての後輩ができた。俺は三兄弟の末っ子だから初めて弟ができたような気持ちになって嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
「赤先輩♡このボールとあそこにあるボール、汚れちゃってるんです((うる」
「赤先輩が全部綺麗にしててくれませんか?((うる」
「んふふ!任せてよ!なんかあったら赤先輩に頼ってね!」
はじめて頼ってくれたことが嬉しくて急いで3つのボールをひろって雑巾の本へいく。
グギッ
「んわぁっ!?」
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「、、、、、、。」
「ほんとごめん。お恥ずかしい、」
「てか重いでしょ、大丈夫だよ」
「うるさい。怪我人は黙っててください((むすっ」
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「赤先輩〜♡」
「あっ!青ちゃん!どうしたの?」
「わたし、喉乾いちゃいました((うる
お水飲みたいです。あそこにある大きいボトルにはいってるお水持ってきてくれませんか?」
「任せて!」
この前は逆に迷惑かけちゃたから、今回こそはかっこいいとこ見せるんだ。そう気を引き締めて本当は2人で以上で持つ大きい水が入っているボトルを力いっぱい握った。
「んっしょ!」
何とか青ちゃんの、近くまで持ってこれた。よかっt
ツルっ
「んぇっ!?」
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「、、、、、。」
「っ、いたた」
「って青ちゃん大丈夫!?濡れてない?」
なんで俺はこう、、((泣
かっこいいとこ見せるチャンスだったのに
「いや、ぼ、私は大丈夫ですけ、、、d」
「って//」
「ん?どうしたn」
「赤くん!大丈夫、、って//」
「あっ、モブ先輩、」
俺に気づいて駆け寄ってくれたモブ先輩。ほんとに申し訳ない、
「あ、赤くん/2人で保健室いこ((にや」
パシっ
「え?」
「大丈夫ですよ、先輩。僕が水持ってきてとか言っちゃたんで」
「いや、いいよ。俺g」
ガシッ
「大丈夫ですからその手、どけてください((怒」
「痛い痛い、青ちゃん痛いってば」
「ちっ、わかったよ」
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ここまで〜また新作出しちゃいましたw
はーととコメント待ってるぜ😎
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