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その日、キラフェスのライブが盛り上がりを見せていた。会場の熱気が最高潮に達し、ファンたちの歓声が響き渡る中、入野自由はステージの上で他の声優たちと共にパフォーマンスをしていた。彼の心は、ステージの上で輝いていたが、そこにもうひとつの気配があった。それは隣に立つ宮野真守と神谷浩史だ。
ライブ中、宮野真守はいつも通りの楽しげな性格を発揮して、入野自由の肩を軽く叩いたり、わざと近くで動いたりしていた。入野自由はそのたびに少し動揺を隠しきれず、顔が赤くなっていく。
「自由、今日はすごく盛り上がってるね!」宮野真守は入野自由の背中に手を回し、軽く押すようにして前に進めた。入野自由は思わずその手に軽く反応してしまい、周りのファンが声を上げる。
「んっ…! マモ…!」入野自由は声をこらえようと必死だが、彼の声が少し甘く漏れてしまう。宮野真守はそれに気づいて、さらに嬉しそうに肩を抱くようにして入野自由に触れた。
「おお、自由、そんなに反応するなんて。これだから楽しいんだよね。」宮野真守はその声に笑いながら、無邪気に言った。
その間にも、神谷浩史が少し距離を縮めて、入野自由の肩に手を置いてきた。「自由、みんなと一緒に楽しんでるか? 焦らず、楽しめよ。」神谷は入野自由の耳元で低く囁き、さらにその手を少し強く入野自由の背中に押し当てた。
「は、はぁ…っ、神谷さん…っ!」入野自由はその低い声と手のひらの温もりに、思わず息が漏れた。心の中で冷静にいようとするが、体が反応してしまい、耐えきれない感覚が襲ってきた。
宮野真守はそれを見逃さず、さらにちょっかいを出してくる。「あれ、自由、汗かいてるね。暑いのかな?」そう言いながら、わざと背中に手を回して、軽く擦るように触れる。
その瞬間、入野自由はさらに動揺し、心臓がドキドキと速く打ち始めた。彼はなんとか笑顔を作って、周りを気にしながらも、少しだけ距離を取ろうと体を引こうとするが、宮野と神谷の手はうまく離れない。
「ねぇ、自由、そんなに恥ずかしがってどうしたの?」神谷浩史は言いながら、入野自由の手をわざと握り、少しだけ引き寄せる。ファンたちの歓声が聞こえる中、入野自由はますます心が乱れた。
「やめて、二人とも…!」入野自由は顔を真っ赤にして、耐えきれずに声を上げてしまう。その甘い声は、ライブの熱気と相まって、より一層目立ってしまった。
「おっと、自由、声が漏れちゃったね?」宮野真守は満足そうに言いながら、再び入野自由に手を回し、彼の腰に手を置いて軽く引き寄せる。
その瞬間、入野自由は完全に耐えられなくなり、体を硬直させる。「あ、ああ…っ、マモ、神谷さん、お願い…っ!」顔が真っ赤になり、汗が額を伝う。体が軽く震えているのが自分でも分かる。ライブの最中で、こうして二人に触れられ続けることで、どうしても気持ちが高ぶってしまう。
「ふふっ、自由、本当に敏感なんだな。」宮野真守はその反応を楽しむように笑い、入野自由をさらに引き寄せてきた。神谷浩史も少しおどけたように言う。「まさか、こんなに反応してるとは思わなかったな。」
入野自由は、ついにその場で耐えきれず、顔を隠しながらその場を離れようとした。しかし、二人の手がうまく外れず、次第に舞台の一部となったスキンシップが続いていった。