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すたーと





蘭『‥‥…』ボーッ


蘭『‥…たすけて』


蘭『はるちよ…りんど…』


蘭『もう‥しにたい‥』







バンッ!!!



蘭『!?』


マ『蘭!!!』


蘭『あ‥まいき‥?』


マ『もう大丈夫だ。待たせてすまない。』


蘭『……』


マ『背中乗れ』


蘭『‥』((頷


蘭『‥重くない?』


マ『あぁ、軽い』


マ『ちゃんと食えよ』


蘭『‥ん』


マ『外で春千夜と鶴蝶が待ってる』


蘭『‥や、やだ』


マ『え?』


蘭『こんな姿見せられない…』


マ『大丈夫だから』


蘭『や…怖い…』ポロポロ


マ『!!』


マ『分かった、一回帰ってもらう』





竜『!!兄貴!』


蘭『…首領‥降ろして』


マ『ん』


竜『大丈夫?』


蘭『ぅあ…』ポロポロ


竜『どした‥』


蘭『怖かった‥ポロポロ』


竜『‥もう大丈夫だよ‥アイツ等も死んだから』


蘭『ぅぁ…ッえ‥ポロポロ』








竜『ただいま』


春『!!蘭!』


蘭『‥』ビクッ


春『大丈夫か?』


蘭『‥うん、大丈夫だよ~♡』


春『良かった‥』


竜 マ『…』






蘭Side


自室


蘭『…ポロッ』


死にたい。そう思うようになった。辛くて、けれどそれを吐き出せなくて。居場所のない感情を紙に書き綴った。


「辛い、苦しい。けれど今死んだら春千夜との約束が守れない。誰にも言えない。この地獄から抜け出したい。抜け出さないと、もう壊れちゃう。苦しいよ。誰か助けて‥」


コンコン


蘭『!は~い』((紙仕舞う


ガチャ


春『飯食いに行こ』


蘭『いいね~行こ~!』














5年後の彼奴は変わり果てていた。

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