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💖side
セイちゃんがいつの間にか軽音部に入ってもうてから1週間が経った。
なんか毎日楽しそうやし口を開けばカイリュウ先輩の話ばっか。なんなんもう!
てかナオに相談とかないわけ?一緒に体験行ったやんけ!
その苛立ちからここ1週間は自分でも分かるくらいずっと不機嫌になってまう。
そんなナオにも気づかないくらいセイちゃんは楽しそうやけど!
キーンコーンカーンコーン
「よっしゃあ〜!やっと終わった〜!部活行ける〜!ナオとランまたな!」
今日も授業の終わりの合図が聞こえた瞬間、嬉しそうに部室へ向かうセイちゃん。
「なんやねん嬉しそうにも〜、、、」
そんな言葉がポツリと出ると後ろからランに声かけられる。
「ナオヤも入っちゃえば?軽音部。」
「うえ?!いやでもナオ楽器とかやったことないし、、それにもう出遅れた感あるやん、、」
「別にええんちゃう?今からでも。、、、好きなんやろ?セイトのこと」
ランからまさかの言葉が出て慌ててしまう。
「なっ、何言ってんのランちゃん!まあもちろん好きやで?セイちゃんのこともランちゃんのこともな?」
「別に俺には隠さなくていいけん、分かっとうから」
ナオの慌てる姿を見て、ニヤリと笑うラン。いやてかいつの間にバレてたん?!
「、、、軽音部いってくる、、」
「おう!行ってこーい!そんで頑張れ!」
ランちゃんに背中を押してもらって軽音部の部室に走った。少し走ってから慌てて足を止めてランの方に振り返る。
「ランちゃん!ありがとうなー!」
はよいけと口パクしながらも手を振って送り出してくれるランちゃん。
なんか誰にも言えんと思ってたからナオの気持ち知ってくれる人がいるだけで心軽くなるわ!
そんな嬉しさを感じながら再び部室へと足を急がせたーー。
🦅side
「ええな〜、セイト。あんなに思われて、、」
ランの口からポツリと漏れた言葉にラン本人も驚くーー。
「俺、今何言った、、? ま、ええか。部活行こ」
そんな言葉に気がつかないフリをしてランもダンス部へと足を急がせたーー。
コメント
1件
あめさん、こんにちは🌷 第9話、読ませていただきました! ナオの「セイちゃんの話ばっかで嫉妬しちゃう」感じ、すごく伝わってきました。隠してた気持ちをランに見抜かれて「行ってこーい!」って背中押されるところ、じーんとしましたね。でも最後のランの「俺、今何言った…?」の独り言も気になる…!まさかランも誰かに片思いしてるのかな?この2人の恋模様、どう転ぶのか続きが楽しみです🤍
佐野いちご
95