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佐野いちご
95
☕️side
新学期が始まってから2週間が経ったーー。
最近部活がより一層楽しく感じるのは軽音部の新入生、セイトのお陰。
「ういっす〜!今日もギター教えて〜!」
扉を勢いよく開けてニコニコで入ってくるセイト。こいつ大型犬なんちゃう?と思うくらいにいつも嬉しそうに部活に来てくれる。
「今日もすぐ来たな〜!しゃあ、今日もやるか〜!」
なんだかんだ俺も嬉しくてついつい早く部室に来てまう。こいつ年下と思えんくらい話しやすいんよな〜
2人で今日もコードの練習をする。
「てかさ、カイリュウ。そろそろ歌とか聞かせてや」
ギターに目を向けながらおずおずと話し出すセイト。
「あかん、そんな簡単に聞かせられんわ。、、まあでもお前が一曲弾けるようになったら考えたってもええけど?」
ほんまはそんなことないけど意地悪心半分、早く上手くなって一緒にバンドしたい気持ち半分でそんなこと言ってみる。
「え?!まじ!!じゃあ俺もう死ぬほど練習するわ!」
俺の返事を聞くとパッと目を輝かせてこちらを見るセイト。なんやねんもう可愛いやつやな〜
そんなことを考えていると部室のドアが控えめに叩かれる。
コンコンーー
ガチャ
「あの〜、、ナオもやっぱり軽音部入りたいな〜思って、、」
遠慮がちに以前体験に来た子が入ってくる。ちょっまじかよ、、軽音部の時代きてもうてるやん、、
「もちろん!!セイトの友だちやんな?!大歓迎よ!」
「え〜!ナオちゃんも軽音入るん?!めっちゃ楽しくなるやん!」
その言葉を聞いて嬉しそうに口を突き出すナオヤ。
「別にセイちゃんでもできるんならナオもいける思っただけやし〜!あ、でもギターは嫌や、手痛なりそうやし、、」
「なんでも全然おっけーよ!何がええかな〜、楽器」
「手綺麗やし、キーボードとかいいんちゃう?」
考えている途中で誰かに声をかけられ、扉の方を見るとエイキが立っていた。
「あ!ちょっとやってみたいってナオも思ってました!、、 てか、初めましてですよね、?ナオヤって言います。よろしくお願いします!」
「俺、エイキです。よろしくね、ナオちゃん?」
「は、はい…//」
なんで最後頭コテンてすんねん、やっぱイケメンはやることちゃうな〜、ナオヤ照れてるやん。
「よっしゃ決まりやな!そしたらナオヤはエイキと一緒に練習やな!」
新しくナオヤを迎え入れ、4人で練習を始める。いや、めっちゃ楽しくなってきたな〜!
コメント
1件
おお、10話読んだわ!セイトのテンションの高さがめっちゃ伝わってきて、こっちまで笑顔になったよ。「死ぬほど練習するわ!」って目を輝かせる後輩、可愛すぎるやろ〜。そこにナオヤも加わって、4人体制になったのが熱い!練習風景が活き活きしてて、バンドの始まり感がすごくいいね。これからが楽しみで仕方ないわ🔥