きりやんが逃げるように家を出てから3時間 、帰ってこない 。
もう20時なんだけどな …コンビニとかスーパーとか 、その辺だって信じてたのに …。
それからさらに30分後 、俺は暇で普段ならきりやんがやってくれている家事を始めた 。
洗濯 、風呂掃除 …隅々までやった 。
そういや 、きりやんの部屋も掃除しないと 。2年前から「部屋は勝手に入ってもらって構わないよ」と言われていたから …帰ってきて注意されても 、長年まともに話してくれなかったあいつが悪い …とでも言い返そうかな 。
がちゃっ 、
sm お邪魔します …?
部屋に入ったのは久しぶりで 、2年前とそう変わらなかった 。
ただ 、違和感を感じたのはここからだった 。
sm …なんだろ 、この白衣 …。
部屋のクローゼットの前にかけられていたのは病院のような白い白衣だった 。こんなにさらけ出してるんだからきっと隠すようなことでは無いんだろうけど …
sm …俺の担当医みたい 、
何故かそう思ってしまった 。
きりやんは前まで一緒に病院に来てくれていたし 、そんなわけは無いのに …。
部屋の掃除を終え 、次は洗い物をしようとキッチンに向かった時 。
sm ぅあ”っ 、!?
急に猛烈な苦しみと痛みが俺を襲った 。
ここでやっと気づいた 。今まできりやんのせいだと思っていた胸の苦しみや痛みは 、全部病気のものだったと 。
きりやんがあぁだから医者に何を言われても気づかなくて 、全部きりやんに対しての怒りや嫉妬から生まれたものだと勘違いしていたみたいだ 。
sm 薬 …はやくッ 、薬 …!
どんどん視界が暗くなって 、狭くなって …不安と悲しみ 、辛さを感じた 。
こんな時にもきっと彼はかえってこない …
sm きり …や 、ぁ ……
短くてすみません т т
この作品は1話500文字目安に書いてるんですけどまぁ全然届いてない時もあればばっちり過ぎてることもあります👍🏻
次回の作品もう完成してるのでそれは1000文字目標でいきます …
今日部活帰りに先輩と恋バナしながら帰ったんですけどみんな可愛すぎた 🫶🏻残念ながら私にそんな素敵な出会いはないんです …
コメント
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うぁ…通知が来なくてずっと待ってたら3話も投稿されてた…、めっちゃ好きです…() めちゃいい所で止めてますね…?大好きです()
smさんがぁぁぁぁッッ(((( 僕も恋バナいれてくださ((