テラーノベル
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信じてほしいだけ .
⚠︎︎
赤 病み & 微 嫌われ
ハッピーエンド
感動系
大好きなみんなが大好きなりうら 。
りうらは幸せ者だった。
5人から愛され、そこから沢山の人に愛され。
でもそんな幸せは長くは続かない。
花火が咲いて、音を立て散っていくかのように。
🐤 『 おはようございます ! 』
会議がある日。
会社のドアを開けて会議室に入る。
いつもなら騒がしい会議室も、今日は一段と静かだった。
静かというか、どこか重い雰囲気が漂っていた。
🍣 『 … りうら来たね 』
ないくんが重い雰囲気で、りうらを呼ぶ。
珍しくイムもいるし、とりあえず席に座った。
🍣 『 とりあえず会議始めたいところだけど… 』
🍣 『 ひとつまず解決したいのがありまして… 』
会議が始まろうとするが、話題の矢先は違う方向へ向いた。
深刻そうで、さっきの雰囲気からしても、会社で何かがあったのかな なんて思った。
でも実際は、そんな軽いものではなかった。
🍣 『 りうら、話せる? 』
🐤 『 …え? 』
急に名前を呼ばれた。
話せる?と聞かれたが、何を話せばいいかわからない。
よく分からなくて、リーダーに聞いてみる。
🐤 『 なんのこと…? 』
🐤 『 ごめん、よく分からないや 』
でも、りうらのこの一言が余計だったのかも。
🤪 『 お前がいちばんわかっとるやろ 』
🦁 『 せやで、とぼけんなや 』
急にまろにきからキレられた。
いつもとは違うまろにきに少しびっくりする。
🐤 『 え…ぇっと、ほんとにわからない…です 』
本当になんのことかわからない。
だからみんなに聞いてみる。
🍣 『 わかんないの…? 』
💎 『 りうちゃん、自分のXみなよ 』
すると、自分のXをみろと言われた。
そういえば、昨日おやツイするの忘れてたなーと思いながら見る。
でもそこにあったのは、おはツイでもなく、雑談ツイでもなかった。
全く記憶にない”メンバーへの悪口”だった。
🍣 『 それどういうことか説明できる? 』
こんな内容だから、リーダーに問い詰められる。
でも当たり前だけど、りうらは全く記憶にない。
だって、書いてないんだもん。
🐤 『 りうらこれ書いてないッ! 』
🐤 『 乗っ取りとかじゃない…? 』
とりあえず、誤解を解けそうな言葉を並べる。
でも、ないくんはすぐに否定する。
🍣 『 でもこれ、スタッフさんの知らないような情報も書いてあるよね 』
🍣 『 てことは俺らの誰かってこと 』
🍣 『 いむしょーは昨日プロセカ配信してたし 』
🍣 『 俺とまろはスタッフさんとMTGしてた 』
🍣 『 にきはにきの知り合いと筋トレでしょ 』
🍣 『 てことはみんなスマホ使えないの 』
🍣 『 りうらは ? 』
🐤 『 …っあ、 』
そっか、りうらはもう言い逃れできないんだ。
みんなにはアリバイがあるから。
でも昨日りうらは大学のレポートを書いていた。
でも、こんなのは言い訳にならない。
りうらにはアリバイがない。否定ができない。
てことは、犯人はりうら一択。
もう、言い逃れしてもむりなんだよね。
🐤 『 ぁあ゙ッ!りうらがやったよ゙ッ! 』
じゃあ…と思った。
声を張上げて、自分がやったという。
こうすればいいんだよね。
きっと、大きなことにもならない。
メンバーからの信用は失うけど。
💎 『 りうちゃん……ッ 』
🐇 『 治してほしいところあったら聞くで? 』
🤪 『 やっぱりお前かよ……ッ 』
🦁 『 どこまでもクソガキなんだな 』
ほら、やっぱり。
みんなりうらがやったって思ってる。
この4年間の絆はなんだったの?
築き上げてきたこの絆は偽物だったの?
もう分かんないよ。
🐤 『 あぁ゙ッ りうらは最低だよ゙ッ ! 』
みんなりうらのこと嫌いなのかな。
まぁ、こんなことになっちゃったし嫌いだよね。
嫌われ者は、ここにいない方がいいよね。
🍣 『 …とりあえず、りうらは帰って 』
🐤 『 言われなくても帰るよ 』
_ 家
りうらは元々人間不信だった。
中学の時に仲いい友達に裏切られたから。
両親が、りうらが幼い頃に旅立ったから。
引き取り先で、いじめられたから。
そこから、人を信じれなくなった。
唯一、仲の良かった大親友はいた。
でも、昨年交通事故で死んだ。
もう、頼れる人はいない。
りうらは独りぼっち。
そう思うと、悲しく、辛くなってくる。
🐤 『 ひぐっ゙…ぐすっ゙ッ 』
やっぱ人は信じるもんじゃないな。
心の底からそう思った。
_
本日は 終了です 🙌🏻
全く浮上なくてすみませんでした😿
体調が優れなくて…👉🏻👈🏻,
テラーを開いてはいたんですよ❣️
そうしたら尊敬様にふぉろされてて…😿
コメント
1件
めちゃくちゃ好きです😭😭🤍