テラーノベル
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『負ける気のない 恋心』
『なぁ いむ』
とある 昼下がり 不仲な君と 配信の 会議を開いていた時 急に 君が話しかけてきた。
それも いつもみたいに 『ほとけ』じゃなくて いむって 僕のこと呼ぶの。
「なぁに どうしたの?」
少し俯いた君の顔は 何だか今にも 泣きそうで 、 思わず焦りそうになった。
「ほ、本当に ど、どうしたのっ?」
何かしちゃったかなと 不安になりながらも 席を いふくんの 隣へと移動する。
『ぁのなっ ぁのなっ…』
そう 鼻声で話す君。
遂に 涙がボトボトと 君のスーツを 濡らした。
「落ち着いて…ょしよし…」
背中を優しく擦ると 君は安堵した顔を 見せてくれた。
『ぁのなっ… 俺 お前のことっ やっぱ 好きやねんっ…』
突然の告白 ムードは一切無し。
だけど とても嬉しかった。 泣くまで 僕にそんな 強い好意を抱いてくれていたなんて。
少しカサついた 君の唇に ちゅっと キスを落とす。
「んふっ 僕も 大好き」
『ほんまっ?』
「本当だよ」
『嬉しぃ』と また 涙を流す君。
そもそも 僕の方が君のこと好きになっちゃったんだもん。
君より 断然 ずーっと 前から 会った時から 好きなんだから。
コメント
4件
こちらでは初めまして星月です 、! これからはこっちでも華月ちゃんの作品を見ます … 🙌
書き方で華月ちゃんだって分かりました😌🫶 アカウント名違うけど、テリアです((