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すると、突然勢いよくドアを開ける音がした
蓮「うひゃあ!?」
思わずびっくりして大きい声を出してしまった
そして俺がいるベットのカーテンがカラカラカラ、と開く
綾斗「よう」
俺の目の前に現れたのはあの怖い男だった
蓮「な、なんでここに…」
綾斗「ああ、お前が保線室に入るのを見たから話そうと思って来たんだ」
蓮「あ、そ、そうなんですね」
蓮「自己紹介してもらっても、いい、ですか?」
他にも聞きたいことはたくさんあるけどまず名前を聞くことにした
綾斗「おう、俺は2年3組の佐々木綾斗!」
綾斗「お前の名前は?」
蓮「俺は1年1組、大北蓮、です、」
綾斗「蓮か、よろしくな!」
蓮「は、はい、よろしくお願いします」
最初とは雰囲気が全く違くてとても話しやすそうな人に見えた
俺はもう1つ聞きたいことがあった
蓮「あの、あの時話してた、俺の顔が気に入ったってどういう事なんですか、?」
綾斗「どうもこうもねーよ、ただお前の顔が気に入っただけだ」
蓮「は、はぁ、」
正直全然意味が分からん
俺の顔のどこが気に入ったのか
綾斗「じゃ、ちょっと、ヤってもいい?」
綾斗「相性確かめてーから」
蓮「や、やるってなにをですか?」
蓮「相性ってなんの相性ですか?」
つい何も分かんなくて質問攻めをしてしまった
綾斗「え、お前ヤるの意味知らねーの?」
蓮「やる?だから何をやるってことなんですか、」
先輩の言ってる意味が分からない
俺がバカすぎるだけなのか?
てか先輩っていってるけど先輩よびでいいのかな
綾斗「分かんねーなら、分からせてやんなきゃな」
そう言って俺の顎をくいっと持った瞬間
キーンコーンカーンコーン
とチャイムがなった
綾斗「くそっ、また昼休みな」
蓮「え、あ、はい」
先輩、なにをしようとしてたんだろ
まぁ昼休みまで待つか
やっと昼休みだ
すると教室に先輩が来て
綾斗「蓮っているかー?」
と言うので
蓮「はい、先輩」
と言って先輩のもとへ行った
綾斗「先輩…か」
なぜか先輩の顔が少し赤くなっていてとても小さな声でそう言っていた気がした
蓮「先輩?」
綾斗「お、おう、屋上で昼飯食べねーか?」
蓮「 屋上!いいですね!」
憧れていた屋上でお昼ご飯
それができるなんて…!
綾斗「よし、じゃあ行くか」
蓮「はい!」
すごく楽しみでお弁当を持って胸を躍らせて屋上へ向かった
屋上へ来るととても涼しい春風が吹いて気持ちが良くなった
ん…?今ガチャって音がしたような気がするけど
なんの音かな?気のせい?
蓮「先輩、鍵閉めました?」
綾斗「おう、閉めたけど」
蓮「え?な、なんで、」
綾斗「2人っきりの昼飯を楽しみてーから閉めといた」
蓮「は、はあ、分かりました、」
まぁ確かに人来たら気まずいよな、とか思いながら端の方へ行きお弁当を食べる
蓮「あれ?先輩お昼ご飯パンだけなんですか?」
綾斗「ああ、そうだけど」
蓮「それだけで足りるんですか?」
綾斗「おう、俺結構少食だから」
蓮「へぇぇ」
見た目の割には少食なのが意外すぎてびっくり
綾斗「なぁ、さっき保健室でも言ったけど」
綾斗「相性確かめてもいい?」
蓮「まぁ、よく分かんないけど、いいですよ」
相性ってのがなんなのか全く分かんなかったから適当にいいと言っておいた
綾斗「じゃ、遠慮なく」
そう言うと綾斗はいきなり俺にキスをしてきた
チュル,レロジュプ
蓮「?!」
口の中に熱い舌が入ってきた
なんなんだこれ
蓮「フッ…ウアッ//♡」
自分で聞いたこともないような声が出てきてしまった
ジュルジュル,ペロ
蓮「ウッ…//せ、んッ//ぱッ♡」
長い長いキスで息が出来なくなりかけた
気持ちよすぎて頭が回らなくなってきた
相性を確かめるってこういうことなのか?