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ゾム
「こんぐらいかな…?」
コネシマ
「意外と兵多いな〜…」
シャオロン
「でも雑魚ばっかり…」
チーノ
「そうですね〜…」
チーノ
「…(ポチッ」
メガネ…サーチ機能あってよかった〜…
えっと…
チーノ
「東に4人…西から5度ずれてそこに3人…」
ゾム
「そんなにいるんかぁ〜…」
…このメガネのサーチ機能の事は皆知ってる…
戦いのためって言っといたし…
まぁ…ホントのこと言ったの…コレくらいかもね…
チーノ
「…5、6人ほどこちらに接近中…」
チーノ
「遠くから狙っているやつも居る…遠距離か…」
ロボロ
『了解。遠距離は…』
ロボロ
『ショッピ君達に任せるわ』
ショッピ
「ようするに、スナイパーをこっちから打てば良いんですよね?」
鬱
「遠距離VS遠距離か〜…」
ゾム
「こっちも、ラスボス倒してくる〜」
コネシマ
「ラスボスて…w」
チーノ
「まぁ、いきましょうk」
チーノ
「ぇ…」
この声…確か…ッ
チーノ
「って…皆…!?」
くっそ…壁で遮られてる…
カラクリ…きっと…アイツが発動させた…
チーノ
「…K国の総統室は…ここだよな…」
皆の侵入を防いだってことは…
はぁ…僕一人で行けってか…?
チーノ
「相変わらず卑怯な手を使いやがって…」
お望み通り
行ってやるよ
?
「やっと来た…か」
?
「待ちくたびれたよ…w」
チーノ
「うるせぇ…喋るな…」
?
「冷たいね〜w」
チーノ
「当たり前だろ…」
チーノ
「僕の…親を殺したやつだからなッ!!!」
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ロボロ
「ぇ…」
通信機ではっきりと聞こえた…
大体は、俺だけに繋がってるから…
他の奴らには聞こえてないと思うが…
チーノの…親を…殺したやつ…?
じゃあ…もしかして…
あの時…泣いてたのは…
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チーノ
「やっと久々のご対面ですねぇ…」
?
「おぉ…怖い怖い…w」
チーノ
「怖くて結構!」
チーノ
「僕が…どんだけ苦しんだか…」
?
「まぁ、アイツラは元々殺す気だったし…」
?
「せいぜいしたよ…w」
チーノ
「うるせぇ…」
?
「だって…アイツラが死んだのも…」
?
「君のせいだからねw」
チーノ
「…は…?」
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ロボロ
「まずい…ッ」
今はチーノだけ…
チーノはあんまり戦闘向きじゃない…
でも…アイツの挑発に乗りかかってる…
そんな奴の言うこと聞くな…
でも…今言っても…
絶対にこっちの言うことは聞かない…
どうすれば…ッ
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チーノ
「僕の…せい…?」
?
「あぁ!そうさ!君のせいで死んだんだよ!」
?
「君の…親たちは!」
チーノ
「それは…そうかもだけど…」
?
「君の!力のせいでな!!!」
チーノ
「うるさい…」
チーノ
「お前に…俺の家族の何がわかるんだよ…」
?
「お前の!」
?
「その生まれつきの力のせいで!」
その時、チーノの何かが
切れた。
チーノ
「…あぁ言えばこう言う…」
チーノ
「ぐちゃぐちゃうるせぇんだよ…」
チーノ
「お前が…”俺”の…家族の…」
チーノ
「何がわかる!!!」
?
「!?(さっきとはまるで別人…!)」
?
「チッ…(”あの力”が…出てしまった…)」
?
「一時撤退…」
チーノ
「逃がすわけ無いだろ」
?
「ッ…」
ゾム
「チーノ!!!」
コネシマ
「…?チーノ…?」
チーノ
「…はぁ」
チーノ
「ぁ…皆さん…」
シャオロン
「いや…お前…」
シャオロン
「見た目結構変わってんぞ…?」
チーノ
「…え?」
チーノ
「ちょ…誰か鏡持ってません?」
コネシマ
「いや…戦争で持ってくるやつは居ねぇよ…」
ゾム
「あ、俺持ってる」
コネシマ
「持ってるんかい!!!(爆音」
シャオロン
「うるせぇよ…」
シャオロン
「ほら、見てみ」
チーノ
「はい…」
スッ…
チーノ
「…なんじゃこりゃ!?」
チーノの容姿は
髪が白髪になっており、
目がいつもより輝いて見えるような…
オレンジの宝石のようにキレイに見える。
チーノ
「僕…こんな見た目じゃないですよ…?」
ゾム
「そりゃそうだぞ…」
ゾム
「だって…いつもだったらさ…」
ゾム
「少し水色がかった灰色の髪だし…」
コネシマ
「目もそんなに明るめじゃないし…」
チーノ
「ちょ…ん?え?…ん?」
シャオロン
「あれ…ラスボスは…?」
チーノ
「え?それなら…」
チーノ
「ほら、そこに…」
3人
「…え?/…は?」
チーノ
「さっき倒しましたよ」
コネシマ
「ぇ…お前が…?」
チーノ
「普通に弱かったっていうか…」
チーノ
「僕でも倒せるくらいでしたよ…」
ゾム
「…明らかに、お前何かあったんじゃね?」
チーノ
「えぇ…?」
チーノ
「そんなわけn」
シャオロン
「…は?」
コネシマ
「ちょ…!?チーノ?!」
ゾム
「ちょ…とにかく、勝ったから一時撤退や!!!」
ロボロ
『チーノ!?何かあったんか!?すっごい音したが…』
シャオロン
「大変や!チーノが…チーノが…!!!」
ロボロ
『とにかく戻ってこい!!』
ロボロ
『皆にも知らせる!』
ゾム
「ナイスッ!!」
コネシマ
「ゾム!体力的に限界きたら言ってや!!!」
ゾム
「いや…全然体力減ってへん…()」
シャオロン
「…やっぱ脅威だわ()」
コネシマ
「だな…()」
ロボロ
『はよ戻ってこい!!!』
ゾム
「あ、すまん…」
…おかしいな。
チーノめっちゃ軽い…
ちゃんと飯食ってんのか…?
あと…なんか傷多ない…?
なにか事情ありそう…
でも…この傷…
深すぎる…そんなに傷付けられるほど…
チーノは、弱いわけない…
どういうことや…?
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