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「ねぇ、ねぇ!!」
男の子は目を輝かせて笑った。
「んっ…?」
女の子はどうしたの?と言わんばかりの目つきで言った。
「君の名前は、今日から『ななっし〜』どう!?」
「な、ななっし〜……?」
「そう!名無しを少し工夫して、ななっし〜!!」
「………ほう……」
「これからよろしくね!ななっし〜!」
「…………名前…つけてくれてありがとう…」
「………!!どういたしまして!って、そんな大したことやってないけどね〜」
「…名前つけるのはすごく大事なことでしょ?」
「うん!!そうだよ!」
「じゃあ、…どっちなの?」
「何が!?」
「…………こいつ、…何も分かってないなぁ……バカだ…」
「あっ!だから風邪引かないのかな!?」
「……………」
女の子………いや、…ななっし〜は、うんざりした顔でさぁーもんを睨んだ
「ななっし〜!?そんな顔をしないでもろて!?」
「…………本当にバカだ………」
「ななっし〜って、すごく暴言吐くよね!?ななっし〜らしいね!?」
「…………やっぱり敬語系キャラになろうかな……」
「やめて!?ななっし〜の長所が……!!」
「私の長所、暴言を吐くところなの!?」
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「とか、覚えてる〜?」
私ーななっし〜は………、、私の彼氏さぁーもんに過去の思い出を思い出させられていた。
「い、いや………覚えてないよ……?」
私は覚えているけど、覚えてるとか言いたくないので言わなかった……が………
「ななっし〜ってずっと嘘が下手だよね〜!」
さも君にはバレていたようだ……。
「はっ!?本当だってば!!そっちこそ、嘘が下手なくせに!!」
「え〜?でも、俺人狼ゲーム上手いよ?」
「じゃあ、私人狼下手だからさも君に負けるかぁ……」
「やったー俺勝った!!」
さも君がドヤ顔で言った。その時だ、
「「「「「「いや、…ななっし〜が人狼下手はないだろ」」」」」」
6人ぐらいの声が重なって聞こえた
「「えっ?」」
声のしたほうを向くと……
同じクラスの、おどろくさん、凸さん、うたいさん、ニグさん、あふぇさん、私の親友のべるさんが居た。
「前…人狼した時怖すぎてずっとビクビクしてたよ…?」
「さもななの人狼ペアは怖すぎる……」
「それはなのだ」
皆が引きつった笑みを浮かべていた。
「えっ?私、人狼強くないけどなぁ……?」
「「「「「「いや、…怖いよ!!??」」」」」」
皆からのツッコミが返ってきて、
さも君と私は笑ったのだった。