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四季君桃太郎if
四季君が女体化してます
一ノ瀬ではなく桃瓦四季になってます
桃井戸颯×(+?)四季
以上のことが大丈夫であれば、楽しんでいただけると幸いです!!
はやしきが欲しすぎて書いたんですけど、中身が無いんで頭空っぽにして読んでください
「…妻ができた」
「…うん、知ってる」
おにぎりと味噌汁をゆっくり胃に入れ終えた桃井戸はそう小さく口に出した。
言えずに喉に引っ掛かっていた異物が食べ物を胃に入れたことで、締まりが緩み音として溢れた。
小さな呟きに桃瓦は緩く口元に笑みを浮かべながら頷いた。桃井戸が結婚した事も奥さんができた事もあの書類が届いたんだから知っているに決まってる。
文字の羅列を見てどれほど桃瓦が乱れたかを桃井戸が知らない事も知っている、でもそれでもただ頷いた。
そんな事、彼が知らなくても良い事を知っているから。
「…一般の人だ、普通に出会ったんだ……」
「…ん」
一般。 か…
そんなの勝ち目ないわ、せめて桃だったら何か変わっていたかもしれないけど、それなら諦めることしかできないな…
あぁ…知らなかった。
なんて少し意識を背けながらも同意を意味する音だけを発して音を聞く。
「…子供もできたんだ…、娘と、息子」
「、そうか…」
掌の上に載っている何かを見つめながら途切れた単語を話す桃井戸、その姿から目を瞑って笑みを浮かべながら相槌を打つ桃瓦。
桃瓦の心情を知る由もない桃井戸は振動を再び口から奏でる。
「…、俺は、少なからず」
「感情を…向けていた……」
「そっか…」
桃瓦は、四季はもう何も考えていなかった。
大凡の予想は着いてしまったからだ。血で濡れていたのにも関わらず拭わずにいた理由も、ここまで憔悴している理由も…
「……、誕生日、なんだ」
「」
「…久々に会えるのを…、俺は待ち侘びていた…」
「けど、……」
「………」
桃井戸が目を伏せて眉を微動させて、絞り出すようにか細い空気に音を乗せた。
「おにだった…。妻も、娘も……、迅もだ、、。」
「桃の…仕事は。鬼を……殺すことなんだ、だから…、……俺は…」
「もう…大丈夫だよ」
「大丈夫だから」
息詰まり顔色がまた悪くなってきた桃井戸の隣に座り、抱き締めてそっと頭を撫でた。
震える手を握り締めながら背をさする。
ゆっくりゆっくり体温が冷えた桃井戸の…颯の体に移るように。
颯の口から無意識に出た迅という名前、きっと息子の名前なのだろう。
速い、速やか、という意味を持つその字は颯の能力とも含めてよく似た美しい名だと思った。
コメント
13件

ほんっっとに最高💓 颯さんが迅くんたちにちゃんと感情向けてたっていいなっ❤︎
安定に、面白すぎ!(殴殴
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