リクエストありがとう(泣)
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俺の親は車に轢かれたそうだ
それもまぁ綺麗に吹っ飛ばされたそうだ
でも俺は何も感じなかった
分からなかった、どうすればいいのかどう感じればいいのか、まだ小さい俺には分からなくてボーッとしてた
その時に救世主が現れるなんてそんな夢な事はないと小さな俺でもわかってしまう
俺の周りの人々は誰が俺を預けるか、とか置いてってしまうか、とかそんな人の心もない事を本人の前でやるもんだから泣いてしまうのは仕方ない
目の前がぼんやりしてて、涙のせいで目に映る光が綺麗に見えた
それと同時に、手が見えた
そう思った途端に抱きしめられ
一瞬何が起こったのかと混乱した、
そして抱きしめられた人物はこれから俺の父になる人だった
これが俺とノアの出会いだ
𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍
ノア『世一起きろ』
潔『…ノア…』
ノア『ご飯はできてある、俺は仕事に行ってくるからな』ナデ
潔『…うん、』
ノアは俺の頭を人撫ですれば俺の部屋から出ていき仕事に向かう
ノアはサッカー選手で世界一のストライカーだ
そのせいで夜帰りとかは当たり前、毎日チームのところに向かうから仲間思いなのは伝わってくる
俺だってサッカーやりたいけど…出来ればノアと一緒が良かったなぁ
そう思いながら俺は朝食を食べる
パンとスープとサラダ
一緒に食べれないのが寂しいのは慣れてる
でもやっぱり物足りないのだ
食べ終わったら靴を履いてサッカーボールを持ち公園に出かける
着けばいつものようにドリブルをしたり、障害物を置いて小さなトレーニングをした
いつもの事すぎて飽きてきてしまったけど…
でも俺も世界一のストライカーになる為には我慢も必要なのかもしれない
流石に相手が欲しい、なんて思ってたら
横から足が出てきてボールを取ろうとするから避けた
潔『…ッ』
吃驚し過ぎて声が出ない
??『…お前、サッカー上手いな』
潔『…ぁ、…えっと…』
冴『嗚呼、俺は糸師冴だお前は?』
潔『…い、潔世一』
冴『やっぱ日本人か、』
潔『俺になにか用?』
冴『嗚呼、お前俺と一緒にサッカーやらないか?』
潔『え?』
冴『嫌か?』
潔『…ううん!やろう!!』
冴『じゃあ3点マッチな』
潔『うん!!』
その合図とともにサッカーボールを蹴る
冴『お前はなぜドイツにいる』
潔『親が死んじゃって預けられてドイツにいる』
冴『…そうか、お前年は?』
潔『15歳ッ…』
冴『俺は16歳だ、俺の弟より一個上だな』
潔『弟さんいるんだ』
冴『あったら仲良くしてくれ』
潔『勿論、冴はどうしてここに?』
冴『俺元々スペインにサッカーしてきてんだけど今日はサッカーが休暇になっちまって観光でもしようと思ったら世一がいた』
潔『凄いね!!あっ』
冴『そうか?…中々いいじゃねぇかでも俺よりも弱いな』
潔『つ、次!!!!』
冴『そうかよ』
そんな風に話しながらサッカーをしてると結果は3ー1で終わった
潔『強いね…』
冴『そりゃそうだ俺は世界一のストライカーになる男だぞ?』
潔『俺も世界一のストライカーになるし!!!!』
冴『そうか、ライバルか…お前はいい目をしてるお前ならなれる』
潔『!!!!』
冴『でもなるのは俺だ』
潔『俺だって負けねぇよ!!』
冴『またやろうぜ世一』
潔『うん!!』
それで帰ってしまった時寂しいと思ったのは内緒だ
帰ればノアがいた
潔『ノア!!今日は早いね』
ノア『嗚呼今日は早く帰れた、所で世一こんな遅くまでサッカーやってたのか?珍しいな』
潔『ちょっとね、友達ができたんだ!!それにライバルだって言われてワクワクしたんだ!!』
ノア『そうか、その友達の名前は?』
潔『えっとね…冴、糸師冴って名前!!』
ノア『…糸師冴、今スペインにいる日本人か?』
潔『そう!!』
ノア『良かったな、ほら飯だ』
潔『やったー!!』
今日は久しぶりに楽しめたかもしれない
ノアとも一緒にご飯も食べれたし会話もしたしアドバイスもくれた
今日はいい日だ
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毎日冴に会える訳では無いけど一緒にサッカーやる事が増えて楽しかった
今日は冴と一緒にサッカーをやる日
冴『世一』
潔『冴!!』
冴『なぁ世一』
潔『ん?』
冴『俺は……』
潔『何?』
冴『…俺はお前が好きだ』
潔『俺も好きだよ!!』
冴『…はぁ』
潔『え?何なn』
チュッ
冴『俺はこういう意味の好きだ、俺は今日早く帰らないといけないすまねぇけど、またな』
潔『…………………ぇ///』
唇では無いけど掌にキスをされ、混乱中だった
潔『ッ…冴のバカああああああああぁぁぁ!!!!///』
冴にそんな事届いてるはずもなくキスをした犯人は満足した顔で帰ってったそうだ
ノアに話したらキレて2日間外出禁止令が出され冴が拗ねていた
コメント
22件
最後の可愛いw
最高!
またリクエスト出来たら言うね〜 (まぁある程度は、出来てるけど 題名が思いつかないんだよ〜😭) 僕は、想像力が無い...... 語彙力も無い......