テラーノベル
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彼が口を開く。
「忘れてはいけない」、と。
俺は咄嗟に、
「__もやで、?」と答えてしまった。
言ってはいけない、約束なのに。
突然だが、俺には秘密がある。
それは、
” 前世の記憶がある “ ということだ。
いや、授けられた、の方が正しいかもしれない。
つまり、前世の記憶を、今世に持っていくことができる、ということでもある。
ここで少し、話でもしようか。
前世の記憶、
前世で俺と彼は恋仲であった。
元々幼馴染であり、俺と彼の長年の両片想いが成熟し、高校1年生の時に付き合った。
俺らが生きていた時代は、正確には覚えていないが、戦争を行っていた時代だったらしい。
折角付き合えたのに、俺だけ、戦時の場に
行かされることになった。
俺は勿論、国に反対したし、彼も、
反対の意見を挙げていた。
『何故彼だけなのか。』
『何故俺は行くことができないのか。』
だが、国は異論を認めなかった。
彼は、トクベツな力があるらしく、
【 その力を失うことは、大いなる失態 】
だそうだ。
彼はトクベツな力、なんて
知らないと言っていたし、俺も知らなかった。
そこから俺は戦場に行き、大きな爆破に巻き込まれ、死亡。
彼は俺の死から追い死にをしたらしい。
そのことを可哀想に思った “神様” が、
俺に能力を授けた。
今となっては、逆に苦しめる能力だ。
だって、彼は覚えていないし、
思い出してもくれない。
、何か条件があるのか?
たしか、神が _
ダメだ、思い出せない。
まぁ、いい。
今はただ、彼と話していたい。
「は、?」
「、物語の台詞であったんよ ~ !! 笑」
「こ - ゆ - の、好きやろ?笑」
「、」
彼が口を閉じた。
すると、
「あんま好まないんだよねぇ、台詞、、笑」
「ぁ、」
口が滑った。
それは、
前世の話だ。
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コメント
2件
前世…か 大好きな人が自分のことを覚えてないって辛いだろうな、、 続き待ってます!
うぇ!? pr彡は前世の記憶があったんだ…… 戦争の時代にいたんだ……辛い😢 続き待ってる!