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セラ凪でセラフが四季凪にマニキュアを渡すお話。ヴォルタメンバーもいます。
某日、今日は午後からレッスンの予定だが
他にも用事をすませるため セラフは少し早めに出てきた。
「あとは本屋に寄って、コンビニも行くか」
ふと視線をあげると道の向こうにすらりとした男の姿が見えた。
「あ…..凪ちゃん?」
四季凪らしき男はドラッグストアに入って行った。
セラフは急いで店に向かい、四季凪の姿を探した。
「凪ちゃんはスキンケアかメイク用品のあたりにいるはず」
しばらく店内を歩き回ると、化粧品コーナーで商品を見ている男がいた。
「あ、いた。マニキュア見てる?」
セラフは少し離れた場所から四季凪の様子を伺った。
四季凪は水色と黒のマニキュアを手にとっていた。
「あれが欲しいのかな?この間ネイルしないとって言ってたし」
少し悩んだ末に四季凪は2つとも戻して、スマホで時間を確認すると店を出た。
「え?買わないの?」
セラフは四季凪が見ていたマニキュアを手にとり、水色の方をレジへ持って行った。
「いつまでもネイルやらないからこれを渡してやろう」
そして午後、スタジオでダンスレッスンが始まった。
「雲雀とアキラ、もっと腕しっかり伸ばせ!」
奏斗が筋トレのコーチングをしていた。
「うううっ、きっついい」
「これ絶対筋肉痛になるやつじゃないですか」
必死に頑張る2人をセラフは微笑ましく見守っていた。
「2人とも頑張れー」
「あと5秒そのまま!姿勢崩すなよ!」
「うううっ、もう無理」
「はい!オーケー!」
力尽きた2人はその場に倒れ込んだ。
「はぁはぁ….」
「足痛ぁい….」
「凪ちゃんお疲れ」
セラフはタオルと水を差し出した。
「あ、ありがとうございます」
四季凪は水を一気に飲み、タオルで汗を拭った。
セラフは四季凪がネイルをしていないことに気づき、先程買ったマニキュアを取り出した。
「凪ちゃんこれあげる」
「え?マニキュア?」
「最近ずっとネイルしてないでしょ?」
「そうですけど、なんでこれを?」
「…..似合いそうだなって思っただけ」
四季凪は思いがけない贈り物に驚きつつも嬉しそうな表情をしていた。
「これもらっていいんですか?」
「だからあげるって言ったじゃん」
「ありがとうございます、嬉しいです」
にっこり微笑む四季凪を見て、セラフは満足感に浸っていた。
「それ、次会うときに塗ってきてね」
セラフは四季凪の手を握りながら言った。
「ああ、はい….そのつもりですよ」
四季凪は少し照れながら答えた。
「アキラー!次はプランクいくぞー!」
奏斗コーチの声がスタジオに響いた。
「…..まだやるんですか」
「凪ちゃん頑張って」
ちゅっ
セラフは四季凪の頬にキスをした
「…..はい/// いってきます」
四季凪はマニキュアをカバンにしまうと、トレーニングへ戻った。
「こんなんで喜ぶならまた買ってあげようかな」
セラフはご機嫌な声でつぶやいた。
まき
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蒼月
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コメント
1件
あっ、まきさん、読ませていただきました…! セラ凪、すごく良かったです…。 セラフが凪ちゃんの“買わなかったマニキュア”をこっそり買って、あとでサラッと渡すの、それつまりセラフは凪ちゃんのことずっと見てたってことじゃないですか…重くない?好き。しかも「次会うときに塗ってきてね」って、次も会う前提なの、にやけました。 最後のちゅっ、は反則です。ありがとうございました、とても沁みました🤍