キィィと扉が開く…
「あれ?まだ起きてたのかい?ブラック君…」
「私がいつまで起きてようが貴方には関係ないじゃないですか」
淡々と冷たい口調でいつものように喋る
ギシッとベッドが軋む音が聞こえる
「…なぜ私のところに来たのですか?」
ため息混じりにブラックが言う
「いいや、別に…」
なにか言いたげな表情で綺麗なマリンブルーの瞳がこちらをじっと見つめている。
「なにか言いたいことがあるなら早く言ってください。」
「…今ならさ、皆寝てるし久しぶりに素顔を見せてくれないかい?」
少し言いずらそうにすまない先生が言う
「私の素顔を見て貴方になにか得があるのですか?」
「僕が嬉しくなる!」
少し笑い混じりでこちらを見つめながら言ってくる
「まぁ…少しなら大丈夫ですよ」
そう言いながらスッと仮面に手を付け、外す
その仮面の裏には端正な顔立ちがあった。
「やっぱりブラック君は顔が綺麗だよね…」
「落ち着かないのでもう付けてもいいですか?」
「あ…あぁ…すまないね…」
「というかブラック君って笑うのかい?」
「そんなの聞いてどうするつもりなんですか?」
僕が単純に気になってるだけなんだけどね…
「まぁまぁ!笑ってみてよ!」
「嫌ですね」
あっさりと断られてしまった……
このまま寝てしまうのは味気ないと思い、もう一度ブラックに話しかけたが…
「はぁ…私はもう寝ますよ」
怒らせちゃったかなー、と頭を少し搔く
体を伸ばし、ふわっと欠伸をする。
やっぱり、人の気持ちを知るって難しいんだなと再度思い瞳を閉じた。
昨日は少し悪い夢を見た。
「寝れる、、か、な…」
そんなことを言いながら寝落ちをしてしまった。
「結局、私より早く寝てるじゃないですか。」
そんなことが聞こえた気がしたが気にせずに寝てしまった
僕はただ君自身の気持ちが知りたいだけなんだけどなー
❦ℯꫛᎴ❧
言葉が支離滅裂だぁ( ᐛ👐)
コメント
9件
こういうのいいですよね…それをかける主様もすごい…
あなたは天才ですか!?