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「エンド」
私はこの物語をハッピーエンドだと思う。
午前六時
いつものようにアラームが鳴る
「ピーッピーッピーッ」
大体の人は自分で設定したのにこれを嫌だと思いだろう。実際私もその中の一人だ。
タイマーをとめて起き上がる。
「んん…起きるか」
実は良いことに私は朝は強い方だ。けどタイマーは嫌いだ、強くても。寝室は一階、リビングは2階だ。階段を登ろう。
私は六時五十分に外を出て、学校に向かう。まだ六時だ。身支度しよう。
数分後
…暇だ。
朝ご飯を食べるにもまだ早い。なのでいつもこの暇な時間は携帯を触って暇をつぶしている。まあ、実を言うと六時に起きるのは携帯を触るためだけだ。
そう思っていると下から音が聞こえてくる。
「ピーッピーッピーッ」
アラームの音だ。私は心配性なので念のため2個かけている。正直言うとこの時間帯に起きすぎて、六時十分ぐらいには自動的に起きてしまう。今ではなんでかけてるのか分からなくなっている。まあ、これも癖だ。かけようとしたら2個かけてしまう。
「今日から1個でいっか…」
そう簡単なことなのになぜかめんどくさく感じてしまう。こっちのほうが手間も省けるのに、それを考えることさえもめんどくさくなってしまう。 しょうがないのだ。私は重度のめんどくさがり屋なのだから。
(しょうがない…しょうがない…。)
そう思いながら長らく携帯を触っていると、六時三十分ごろ。別の音楽が流ているアラームが聞こえてくる。
数十秒後誰かが階段を登ってくる。
私のお母さんだ。
「おはよ…」
眠そうに私のお母さんはそう言 う。なぜかいつも言う。別にそんな眠いなら言わなくて良いのに…といつも思ってしまう。
「朝ご飯なにが良い?ご飯か、パン」
「ご飯」
「は~い」
私は朝はご飯というか、米が好きである。毎回ご飯って言う。何回このやりとりをしてるのだろうと私は思う。別に普通なのでそこまで気にしてはいないが。
「できたよ〜」
「いただきます」
食べ終わる頃には6時40分ぐらいになっている。少し身支度をして出発する。
「いってきます」
「いってらっしゃい」
大体学校に行くのに1時間かかる。毎回汗をかいて登校している。私の学校は結構上にあるので急な坂道を登らなければならない。坂に入ると友達と話していたのが急に止まる。きついからだ。そして一緒に登校している友達が、登校のラストスパートで
「きっっっつ」
「エスカレーターつけろよ、、、」
友達がそう愚痴を言いながら歩いている。私はというと体力が一番ないので、最後は置いていかれるか、喋らないかわりに友達についていけるかの二択である。
今日はどっちかな、、、
数十秒後
見事に置いていかれた。しょうがないな。疲れているのでただひたすらに歩き続ける。汗ヤバいしまじで死んでいる。
そんなかんじでがむしゃらに歩いてやっと着く。ふー、、、と一息をつく。…とでも言うと思ったか?私の教室は4階だそう最上階にある。なんなんだよまじで、、、意味分かんない、このクソ階段まじでn(((殴
ここからは無心である。感情がない。ただ歩く。死んだ魚の目をしながら。
やっと教室に着く。荷持を机に置いて支度する。終わるとホームルームが始まる。いつもこんな感じだ。
ホームルームが終わり一限目の準備をする。授業が始まる。毎日私の朝はこんなものだ、、、。
なんとも平和で幸せなんだろう。
コメント
1件
うわあ、これは……なんとも言えない余韻が残る話でしたね。第1話というより、まるで最終話を読んだ後のような静かな満足感がある。**「なんとも平和で幸せなんだろう」** という一文で全てを締める潔さが好きです。「エンド」って書いてあるから、この主人公の中で一つの物語が確かに終わったんですね。朝のルーティンの些細なめんどくささや、友達との空気感、全部が「普通」だからこそ愛おしい。つゆりゅうさんの視点、素敵です。