フッ、やっとここに辿り着いたか……ルフィ」
「……久しぶりだな、シャンクス」
「まだあの時の事を恨んでいるのか?」
「当たり前だろ……シャンクスにとってはどうでも良いことかも知れねぇ…でも俺にとっては許せねぇ事だ……だからこの事の為に俺は生きてきた」
「復讐か……なら何故エースが死んだ時は復讐をしなかった……赤犬に」
「あの頃の俺はまだまだ未熟で自由で単純な奴だった」
「けど今は違う」
「……なるほどな、もう自分は復讐に取り憑かれた海賊王だと言いたいのか……」
「……」
「確かにあの頃のルフィはその甘さで仲間が殺されたもんな…まぁオレが殺したもんだからな」
「‼︎」
「何だ一緒じゃねぇか…すぐ熱くなる所」
「一緒じゃねぇ……俺は前世みたいにすぐには殴りはしない…」
「確かにそうだな……懐かしいなぁ」
「もうお前と話す気はねぇ…容赦しねぇぞ」
「そんなこと言わずに気楽に話そうぜ」
「そんな事?誰のせいでアイツらが死んだと思ってんだ!!」
「んー俺?ww」
シャンクスは煽るように自分だと言った
「……ッ!!ふざけんな!!」
ルフィは素早く移動し武装色を纏った拳をシャンクスに思いっきり殴った
「クッ」『ツー』
シャンクスの口からは血が少し出ていたが痛くも無さそうな平然と座っていた
「前より冷静で容赦ないな……あの元気で自由な誰もがお前を信じることが出来る事が出来た…昔はな。今のお前にはそれがない。ただお前らの仲間がお前を救おうとしてるのをとう避けているワガママな奴じゃねぇか?まぁ昔からワガママではあったけれどな」
「シャンクスの仲間がその姿、性格を見たらどうなるんだろうな?副船長やルゥやヤソップ達が見たら」
「………黙れ。今のアイツらにはオレが関係ねぇ」
「ならオレもそうだ。昔は仲間だったが今は違え。だからアイツらには関係ないんだよ」
「でもルフィの仲間はお前の事を時々尾行してるがな……」
「そんなの知ってる。だからこそとう避けたこれ以上もう関係のない奴らを巻き込む訳にはいかない。オレ一人でこのこのを解決する為に…」
「そうやって昔も一人で抱え込んでいたよな…仲間と会わずに戦争に行きエースを殺してまでな」
「ッ!!それは昔の事だ。今のエースとサボとは兄弟でもねぇ!只の他人だ。それはアイツらの事もだ!アイツらとはもう仲間でもねぇ!只の赤の他人なんだよ!」
「それを聞いたらアイツらはどう思うかな?」
「あ?」
『今のエースとサボとは兄弟でもねぇ!只の他人だ。それはアイツらの事もだ!アイツらとは仲間でもねぇ!只の赤の他人なんだよ!』
「テメェ!!」
「他人なんだろ?なら今お前の仲間を呼んだから来るぞ。他人なら殺してもいいよな?」
「アイツらは関係ないはずだ!!!!」
「でも、他人なんだろ??」
『カチャ』
シャンクスがピストルをルフィに向けた
「打てよ、打ちたいんだろ??打ちたいんなら打てよ!!!!」
「フッ、こういう時は何楽しみがなくちゃつまらないだろ?」
『ガチャ』
「っ!、、、来るな!!!!」
ルフィは急いでドアの方に向かいドアを開けはじめた仲間たちの元に走った
「パァン!!!!!」
その瞬間仲間たちは時が止まったかのように停止した
「、、る、、ルフィ??」
「ハァ、ハァ、ハァ、、、危ねぇから来るなって言ったろ?」
ルフィは苦笑いをして仲間達に顔を向けた。それがどんなに仲間の気持ちを苦しめたかは知らずに。
ポタポタ……血が床に水溜りが出来るぐらい垂れていく
「っ!!、、ルフィ!ち、血が」
「大丈夫、、この、くらい」
「で、でも、」
ルフィは腹を抑えながら立ち上がり、シャンクスと付き合った
「何?、、これ、、で満足した?」
「満足??俺に最初からそんなものは期待してねぇんだよ!!」
「……いつからだ?」
「あ?」
「いつからそんなになっちまったんだ?やっぱり…ウタか?」
「……」
「ウタがあの時歌って、天国に行った。それがシャンクスにとって悔やんだんだろ?あの時置いていかなければ、薬を飲ませれば、とかそれ」
「違う!!!!ウタの選択だ!で、、も俺が、、あの時俺が、、」
「シャンクス……俺は一度頂上戦争後自害放棄になったんだ。エースを助けられなかったらさ、耐えられなかった。自分のせいにした。逃げたかった。エースの方に行きたかった。でもさ、そんなことしたら先に行ってしまったやつが怒るだろ?それがあったから死ななかった。でもな、仲間と再会しても悪魔に魘される日があった。だから決して乗り越えることは可能ではない。俺は仲間が全員死んだ時乗り越えられなかった。だから死んだ。だからとう避けた。でもな、仲間と再会してからもう一回自覚したんだ。俺は凄く仲間に愛されて、大切にされ続けてたことに、シャンクスも男だろ?なら、愛するもののために……諦めるな!!」
「ッ!!、、」
「罪はすぐには消えないかもしれない…でも、いつかは必ず消える!!だからさ、、こっちに来い!!」
ポタポタ
シャンクスは声には出さずに静かに涙を流す。
「……か?そっちに…行ってもいいのか?」
「!!ああ!!」
「そっか!…………、、、ルフィ…ありがとう」
「あぁ!」
「終わったな…」
「……そろ、、、そろ、来るはずだ。」
「ルフィ?」
「ゴハッ、、、」
「ルフィ!!!」
ルフィは気絶するように倒れ仲間が向かった時には意識がなかった……
「ルフィ!?」
「ルフィ!!!」
『バンッ!!!』
「ルフィ!!!!」
「だ、だれ?」
「君たちがルフィの仲間か、話は聞いてる。それよりルフィは?」
「そ、それが血を流して倒れて…」
「急いで救急車を呼べ!!!」
「血を流しすぎてる!!!!」
「は、はい!!!」
「おい!赤髪のシャンクス!お前の元仲間に会いたかったら手伝え!!」
「え、ベック達に、、、?」
「あぁ!!!」
「救急車はあと10分程で着くと」
「遅い!、遅すぎる!!!このままではコイツが!!死ぬ!!!」
みんなはその言葉を聞いた瞬間底沼に突き落とされた気分だ、
ルフィが死ぬ??あのルフィが、、、?
10分後救急車が到着してルフィを運んで行ったが………
長時間点滅していたランプが消えた
「!」
「先生!!!ルフィは??」
「…………すみませんが…全力をつきましたが、…」
「そんな!?ルフィ……」
「最後まで必死に生きようとしてました…まだほんの少しなら生きております。どうぞ」
「ルフィ!!!!」
「……み、、んな、」
「お願いだから!生きろよ!折角再会したんだよ!!」
「ルフィ!!!頼むから置いていかないでくれ!!今度こそ兄弟3人仲良くやって行こうよ!!!」
「ご、、めん、、、」
「ルフィ……」
「シャンクス………」
ルフィが震える手をあげてシャンクスに来てと合図を出した
「…………、…。」
「!!!ありがとう………ありがとう……ルフィ」
「み、、んな、ありがと、う、、、、」
『ピーーーーーーー』
「る、、、ルフィ……」
「うわぁぁあああん!!!!」
みんなはその場で泣き崩れた。丁度朝方の5時だった
「先生…ありがとうございました。」
「こちらこそ本当にごめんなさい。」
「いえ、先生のせいではないので、」
「ですが、最初運ばれた時、ルフィ君は、生きなきゃ微かにぼやいていました。それは最後まで言ってました。みんなと」
「、、、、ほんどうに、、ありがどうございまじだ……」
「ルフィ……ありがとうな。」
「シャンクス……ウタはこの間…見つかった。記憶もある。…………先生にきいて、、くれ、、」
あの言葉が俺をどんなに救ったか……わかるか?ルフィ
ルフィまたな!!!
またな!!!空から自由な声が聞こえた
やっぱりアイツは自由じゃねぇと似合わないな、
これで本当にルフィにだけ会えない世界終わりです!!!!!いや、マジで酷い人と思ってもいいんですけど、すっかり、バッドエンド作るの忘れてたんです!!!本当にごめんなさい🙇♀️。あとバッドエンドあまり使ったことなくて、これが本当にバッドエンドかよく分からないんですけど、自分は使っている時ちょっと涙が出そうになっちゃいました……
❤️、コメントお願いします!!
また次の作品でお会いしましょう!!!次はONE PIECEか呪術廻戦とかで迷っています!!
何か案がある人は宜しくお願いします!!!
ルフィにだけ会えない世界これまで見てくださった方々本当にありがとうございました〜!!!!
コメント
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久しぶりです、覚えてますか? 今は変わってますけど……覚えてくれてたらうれしいです
お疲れ様です!! 私ハピエン好きなんですけどバドエン?もいいですね‼︎ 本当ワンピースさんの作る作品って奥が深くて凄いです!感動しました😭