テラーノベル
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太宰「そう、此処をこうするとこうなる」
毎日、太宰から体術や拷問等を教えられている
琥珀「っはぁっはぁっ」
太宰「…こんなので疲れるの?」
これでも随分甘い方だ
太宰「…はぁ、この仕事したら帰っていいよ」
太宰から渡されたのはこの前殺した役人の後片付けだった
琥珀「は、い」
太宰「弱いやつから死ぬ、君は弱い」
冷淡にだが、子供に教えるように語る
太宰はどこかとおい場所を見つめ、琥珀に視線を戻した
だがそれも一瞬のことで帰っていった
琥珀「ポロッ」
琥珀はまだまだ子供
太宰からの圧力に耐えているだけ凄いのだ
一粒だけこぼれてしまった雫を拭うと歩みだした
仕事を終わらせ、自室に戻ると大切に仕舞われた箱を取り出し、鍵を開けた
中には狐の面が入っていた
それから琥珀は狐の面を被り過ごした
琥珀の素顔を見た者も太宰や中也や首領のみ
こうして、ポートマフィアの七不思議の一つとして、琥珀の素顔を見たものは居ない。とされた
太宰が琥珀の素顔をみたのは其れまで
当然時間も経ち、琥珀も成長、顔立ちだって変わる。太宰がこの未来、もう一度見ることになる。
次回
未定
なんか最後可笑しいですね…
まあ、いっか!
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