太宰「…パチ」
太宰は頭を抑えながらゆっくり起き上がる。
太宰「あれ…?なんでこんなところにいるんだっけ?」
腕を持ち上げるとジャラと手と足の方から音がした。見てみると鎖をつけられていた。
太宰「鎖?…あっ。思い出した」
記憶が蘇ってきていますぐここから逃げようとすると扉の方から音がした。
ギィ
◯◯「おや?もう起きていたんですね」
太宰「君は…。なるほどね」
◯◯「早いご理解感謝します」
太宰「なぜ君がこんなことを?」
フョードル
フョードル「ふふふ。なぜでしょうね?貴方ならわかるのでは?」
太宰「…。さっぱりだ」
フョードル「じゃあ教えて差し上げます。」
「私は貴方を堕としにきました」
太宰「…は?堕とす?」
フョードル「ふふふ。そのうちわかります」
太宰「ギロッ」
フョードル「睨まないでください怖いですよ」
太宰「君が悪いんだろう。早く解放しろ」
フョードル「それは無理な話です。それでは、私はこれから用事があるので失礼します。」
太宰「待てっ!」
フョードル「さようなら」
ガチャン
太宰「…鎖が外れない」
鍵穴には何かが詰められていてピッキングすることができなかった。
カツカツカツ
フョードル「これからが楽しみですね」
「太宰くん」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!