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_その頃の探偵社
国木田「おい!あの唐変木はどこだ!」
敦「そういえばあれから見てないですね」
国木田「まったく。あいつはどこまで俺の予定を崩したら気が済むんだ」
敦「探してきましょうか?」
国木田「…しばらくしたら戻ってくるだろう」
太宰「外れない…」
なんとか鍵穴に詰められているものを取ろうとする太宰。しかし、すごく頑丈に詰められているものは中々取れない。
太宰は正直焦っていた。予想外のことが起きたから。しかも相手はあのフョードルだ。何をしてくるかわからない。
ガチャ
扉の方で音がした。
フョードル「気分はどうですか?少しは安まりましたかね?」
太宰「全くだよ。最悪の気分だ」
フョードル「太宰くんに食事を持ってきました。どうぞお食べください」
太宰「…何か入っていないだろうね」
フョードル「入っていませんよ?」
太宰「….」
フョードル「そんなに疑っているのですか?」
太宰「そりゃそうだよ。」
フョードル「まぁ、食べるも食べないも好きにしてください。私は用事があるので出ます。」
ガチャン
太宰「…食べないでおこう。」
太宰はご飯を食べないまま眠りについた