テラーノベル
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#キャラ崩壊注意
師匠@活動終了
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「俺は、どうすればいいのだろうか、 」
司は彼の部屋で静かに呟いた。以前咲希が部屋にいた時にはっきりと言ってしまったからだ。”えむは仲間ではない”と。だけど本当はショーだってやりたいし、スターの夢を追いたいと思っていた。だけど今の司にあるのは、スターになれないという重い現実と、仲間を切り捨てた自分への嫌悪に押しつぶされていた。
「今日も、学校、行かなきゃ、か。行きたくない、な」
学校に行かなければ授業に置いていかれる。だけど、学校には寧々や類がいる。顔を合わせるたびに
ースターになれない出来損ない
と言われる。それがたまらなく嫌で、学校への足が進まなかった。
「ーお兄ちゃん、どうしたの?」
玄関で咲希が司に声をかけた。ずっと玄関で足を止めて俯いている司を見ていられなかったからだ。
「大丈夫?行きたくないなら行かなくても大丈夫だよ?お兄ちゃんが楽になれるのが一番、いいから。本当は話してほしいし、お兄ちゃんの本当の声を聞きたいけどね」
「ー、すまない。今の俺にはできない。本当にすまない、咲希。俺は、一人で乗り越えなければいけない問題、なんだ」
そう言って司は家を出た。あの時の司は、間違いなく助けを求めているような目をしていた。だけど、司は言わなかった。お兄ちゃんだから、という気持ちからなのだろう。
ー咲希、ごめんな。咲希には迷惑をかけたくないんだ。それにこれは、俺自身の問題だ。だから、咲希は巻き込めないん、だ。
そういって司は学校への足を進めた。一方、咲希は必死に考えていた。
ーお兄ちゃんが話せないのは、私が妹、だから?なら、いっちゃんとかなら話せるのかもしれない。だけど、私はいっちゃんとは、話せない、。
「ーいや、話そう。お兄ちゃんのためにも、ちゃんといっちゃんと話そう。そして、ちゃんと伝えよう。お兄ちゃんのこと、そして、私は味方のことを、!」
コメント
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うわあ…第16話、すごく重くて切なかったです。司が「一人で乗り越えなければ」って自分を追い詰めてるところ、胸が締め付けられました。咲希が「お兄ちゃんが楽になれるのが一番」って言えるの、本当に優しくて強い子だなあ。最後に「いっちゃんと話そう」って決意するところ、あの目覚めの瞬間がすごく好きです。shizukuさんらしい、優しさと葛藤がぎゅっと詰まった回でした。続きがすごく気になります。