ねぇ、アンタ何者?
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「…へ?」
唯一の友達に突然言われた
「何者ってなに??私は○○だよ?」
『アンタは○○じゃない、誰』
ど、どういう事…??
私は○○なのに…
あ!冗談か!
「そういう□□が偽物なんじゃないの〜?」
『…冗談じゃないんだけど』
「そ…そう…」
冗談じゃない…??
私は○○だよ?
○○県○○市出身の○○学校に通う○学生
家族構成は両親と私のみ
私以外に誰がいるの…??
「な、なんでそう思ったの?」
『…なんとなく』
「…え」
『あと、幼なじみの勘』
いやいやいや…勘とかなんとなくって…
意味がわかんないよ
「私は○○なんだって…信じてよ…」
『信じない』
「なんで……??」
『じゃあ、最近行ったカフェで食べた物は?』
「え?パフェでしょ?」
「食べきれないから2人で食べたやつ」
『…ふーん』
いや、ふーんって何?
そっちが聞いたんじゃん……
『ねぇ、』
「な、何?」
『私たちが出会ったのっていつ?』
「そりゃ高校入ってからでしょ?」
『……』
『やっぱアンタ偽モンだわ』
「え…?」
『もう関わらないでくれる?不快』
そう言って□□は教室から出ていった
「…私は…ホンモノなのに……」
私は唯一の…たった一人の友人を無くした
コメント
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高校入ってから偽物になった説あるなこれ……
うっっわ!! 幼馴染だろ?! 偽物!良く考えろ!!(?)