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深月
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詠の癒月 EN
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街灯の下で光った 白い息
君の横顔を想い出す
並んで歩いた帰り道
声になれない想い
言えば変わったこと
幾つも在った
数えたらきりがないねって
笑い合った
その時は刻々と過ぎては去って
頭の中で駆け回る
二文字が声にできず
名前を呼べずに冬になった
雪が降ると 思い出す
あの日の君を
冗談ばかりが積もっていく
本音が埋もれて見えなくなる
近づくほどに
冷たくなる距離が遺ってる
積もる雪に募る想い
触れれなくて 遠くなっても
人はまた恋をする
二人で歩いた道も
笑い合った言も
変わらずに居よう
あの時 貴方のことが好きでした
あの日の星空が
あの冬見た雪が
綺麗ならば
確かに此処で息をする
コメント
1件
読んだわ…詩的な文体がめちゃくちゃ胸に刺さるエピソードだった。 「名前を呼べずに冬になった」ってフレーズ、好きな人への想いが言葉にならなくてもどかしい気持ちがぎゅっと詰まってて、本当に切なかった。「冗談ばかりが積もっていく 本音が埋もれて見えなくなる」の対比も美しくて、近づきたくて近づけない距離感が痛いほど伝わってきた。最終行の「此処で息をする」で過去の恋が確かに自分を作ったって感じられて、読後感が温かい余韻に変わった。素敵な作品をありがとう。