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テスト期間なので次に出すのは26日のします🙇
もうやば…大好き…
うわぁぁ,,,(( 切ないねぇ,,もうどっちも選べないよ,,(?)
◯◯「匠海〜? 」
そう俺の名を呼ぶのは大事な人。
「どうしたん?」
◯◯「これ、落ちてたんだけど 」
◯◯の手元を見ると手紙が握られていた。
◯◯「匠海宛てのでしょ?」
手紙の裏を見ると俺の名前と”京介”の文字。
一瞬その名にびっくりした。
だって京介は、◯◯の大好きな人やったから。
◯◯「どうかした?」
「いやなんでもないで」
嘘をつくのは俺が弱いから。
◯◯「なんかあったら言ってね?」
「わかっとるよ笑」
ほんとは全然わかっとらん。
だって、京介の事言ったら振られるかもやん?
そんなの絶対嫌。
ずっと◯◯の隣にいたかった。
「準備できた?」
話を変えたのは最低やと思われたくないから
◯◯「いつでも出れるよ!」
「久々やな、デート」
◯◯「最近忙しかったもんねー」
一年記念日のデート。
プランは全部俺が考えた。
京介と3人で行った遊園地。
思い出して欲しくないって
思っとるけど思い出してほしい。
そんな矛盾で頭の中がいっぱいやった。
移動中の車でも京介がよく歌ってた曲をかけた
◯◯「これ、いい曲だよね〜」
そう言う◯◯に一瞬びっくりした。
◯◯「匠海これ良く歌ってたよね?」
何回か2人で歌ったことがあり、◯◯の
頭の中は都合よく俺の情報の代えられていた。
「そうやっけ、?」
ここで”うん”と言ってしまえば この先
ずっと◯◯の頭の中は俺だけやったと思う。
けど、もう最低な人にはなりたくなかった。
◯◯「ほら、誰かと2人で歌ってたじゃん」
難しそうな顔をした◯◯から
出てきたのはそんな言葉だった。
「覚えてへんよ、そんな昔のこと笑」
これは俺のせめてもの抵抗。
◯◯「確かあの子も歌うまかったよね〜」
なんて懐かしそうに言う◯◯。
これ以上京介の話はしたくなくて、
「もうええやろ笑」
「そろそろ着くで」
なんて無理やり終わらせた。
◯◯「懐かしいなあ」
遊園地に入った◯◯の第一声。
やっぱり体は覚えていて少し怖くなった。
「覚えとる?」
探るような質問の仕方はちょっとずるかった。
◯◯「来たことあるけど、誰とだっけ」
まだ思い出さんみたいで、少し安心した。
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その後、京介と乗った乗り物を全部乗った。
思い出させるようなことしてるのに
やっぱり思い出さないでほしい。
あの頃は叶わへんかった夢が今叶っとるから
◯◯の隣にずっといたいから。
そんな気持ちで最後に来たのは、
イルミネーション。
ここは京介が◯◯に告白した場所やった。
◯◯side
匠海との久しぶりのデート。
いつもならはしゃいでる匠海の
少し寂しそうな顔が気になった。
そして、もう一つ。
ずっとずっと、私の頭の中に誰かいる。
匠海の言動一つ一つがその誰かと重なった。
匠海「めちゃくちゃ綺麗やな、」
??「おー綺麗じゃん」
誰なの、あなたは一体
懐かしい、けど思い出せない。
匠海「◯◯?」
??「◯◯」
忘れちゃダメな人。
私の大切な人。
匠海「ずっと好きやで?」
京介「ずっと好きでした」
◯◯「京介、」
その名前を思い出した瞬間涙が止まらなかった
匠海「やっと、思い出したか、笑」
悲しそうに笑う匠海に胸が痛む。
匠海「ごめんな、ずっと黙ってて」
「京介、は?」
そう聞くと、匠海が申し訳なさそうな
顔で話し始めた。
匠海「事故で、亡くなったんよ」
「あの日は、◯◯と京介の一年記念日やった」
「亡くなった、?」
匠海「デートの帰り道、
信号無視の車に轢かれてな」
「なんで、」
「なんで、私だけ生きてんの」
匠海「京介が、守ってくれた」
私を、守って死んだ?
それなら、
「私のせいじゃん、」
匠海「違うよ、絶対」
「京介がな、言ってた」
「俺は◯◯のためなら死ねるって」
「そんなこと、頼んでないもん、」
匠海「俺は、京介にありがとうって思っとる」
「なんで、?」
匠海「やって、俺の大事な人守ってくれた」
「◯◯の隣におるのは当たり前じゃないから」
涙目で話す匠海が話を続けた。
匠海「俺な、ずっと◯◯の事好きやってん」
「でも、京介に取られた」
「俺は弱ってるとこに漬け込んだだけ」
「自分じゃなんもできんかった」
「違うよ、!」
匠海「違くない」
「違う、」
「確かに、昔の私は京介が好きだった。」
でもそれは、あくまで昔の話。
「今はね、匠海が好きだよ」
「京介がいないから、とかじゃない」
「ちゃんと、匠海が好き」
匠海「泣かせにくんなや」
京介、大好きだったよ
でもね、私も大事な人ができたから
京介より泣き虫だけど、
京介とおんなじくらい好きだから。
京介はそっちで待っててね。
終わりです!!
ちょっと雑になっちゃたけど許してください!
バイバイ〜🐉