太陽がぽかぽかと大地を照らしている中、クリーム色のおさげをなびかせ、るのは小道を歩いていた。丸メガネをかけていて、驚くほど整った顔にはそばかすが散りばめられている。制服の上には、紫色のペンダントをつけていて、分厚い本を持っている。そして、横断歩道で止まったるのは、分厚い本を見てぽつりとこういった。「今日は雨が降りそうですね。」と、近所のおばさんが訝しげにるのを見たが、るのは気にせず青になった横断歩道を渡って学校に向かった。
学校について靴箱を見ると、大量のラブレターが溢れんばかりに入っていた。それを見てるのは、「みんな、、、、お菓子をもらいたいのかな?」と言った。るのはすごく天然だ、いつも男の子のアタックも天然でガードしてしまう、、、、。ラブレターを片付け、上靴をはいたるのは教室に向かった。るのが教室にはいると、一瞬みんなが静かになるが、すぐにまた友達とおしゃべりし始めた。るのはみんながおしゃべりするのを聞きながら、分厚い本を開いてこういった。「三、二、一、、、はい、雨がふり始めます。」その瞬間、教室の窓の外で大粒の雨がふり始めた。「すごい!るのちゃんの予言、また当たった!」隣の席の日向ちゃんがそういった。そう、るのは予言が得意で、るのが言った予言はすべて的中。クラスメイトは気味が悪いと思う人と、すごいと思う人で別れていた。その騒ぎを耳で聞きながら、また分厚い本を読み始めたるのに、隣の席の日向が話しかけてきた。「るのちゃん、私、日向っていうの!よろしくね!」この言葉にるのは「、、、はい。」とだけ言いました。
放課後、るのはお気に入りのアイスを食べながら公園のベンチに座っていました。一人で誰とも関わろうとしない、その寂しそうな背中を一番星だけが見つめていました。






