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⑤ー2
藤澤side
藤澤「ふ、2人ともっ!離れろーーっ!!」
大森「っ?!!!」
若井「っ?!!!」
僕の大声に2人の動きはピタッと止まり、何とか僕は自分の…………乳首を守った……
でも
スタッフ①「ふ、藤澤さん、だ、大丈夫、ですか?」
スタッフ②「喧嘩……とかじゃ……ないですよね?!」
滅多に大声なんて出さない僕が、大声を出した事と、しかも2人に向かって出した事に、びっくりしたスタッフを集めてしまった……
藤澤「だ、大丈夫ですっ、すみませんっ急に大声出してっ……け、喧嘩じゃななないっですますからっ」
大森「……ですますから……笑」
若井「……日本語……じゃないね……」
藤澤「う、うるさいっ、元はと言えば2人がっ」
大森「俺らが?」
藤澤「っ//」
若井「どうしたの?俺らが何て?」
ニヤニヤとする2人と、喧嘩が始まるんじゃないかとオロオロと心配するスタッフ
スタッフ①「ふ、藤澤さん、本当に大丈夫、ですか……?」
これ以上スタッフに心配も迷惑もかれられない……今すぐ2人を怒りたいけど我慢……だ
藤澤「ほんとに大丈夫です、ただ……ちょっと2人とちゃんと話がしたいので……あっちの部屋使っていいですか?終わったら元貴にはすぐ音チェックさせますから」
スタッフ①「大丈夫ですっ、大森さんも後で大丈夫ですからっ」
藤澤「すみません…………じゃあ2人とも……向こう、行こっか」
若井「っ」
大森「お、俺先にっ、音チェ」
藤澤「元貴、さっき後で大丈夫って言われたでしょ」
若井「あっ、俺は」
藤澤「若井、何もないんだからすべこべ言わないで」
若井「は、はい……」
・
・
・
若井「あ、あの……りょうちゃ」
藤澤「座って」
若井「え、あぁ」
藤澤「どこに座ろうとしてんの?」
大森「え」
若井「りょうちゃん……それって」
藤澤「ここ、に決まってるよね」
2人が部屋にある椅子に座ろうとしたのを制止し、僕が「ここ」と指さしたのは
床
大森「……チラ」
若井「……コクン」
藤澤「そこに座らされた理由、わかってるよね?」
若井「調子に乗りすぎ……ました……」
大森「左に……同じです……」
藤澤「しかも、元貴は嘘泣きして僕を騙したよね?」
大森「……((ボソッ…だって涼ちゃんチョロいから……」
藤澤「元貴、今なんて?」
大森「いえ、ごめんなさい……」
藤澤「うっ」
今嘘泣きの話をしたのに、僕を見る元貴はうるうるとした瞳で僕を見てくる……
若井も、怒られてしょげてる大型犬の様になっていて、眉も八の字になって僕を見てる……
はぁ……
僕が2人にこういう顔をされるのが弱いと知ってか、本当にズルい
藤澤「……もう二度と人前であんな事しないでよ」
大森「っ!」
若井「っ!」
2人の周りに「ぱあぁぁぁ」と漫画の様に文字が見えるくらいに僕が許しの言葉にさっきまでとは違い笑顔を見せる
ほんとに甘いよね……僕って
藤澤「いい?二度と、だからね!」
若井「うんうん、二度とやらないっ、人前では」
大森「俺もやらない……人前では、ね」
藤澤「…………ん?」
大森「だから、涼ちゃんの言う通り、『人前』ではもうしないよ」
藤澤「……!!ひ、人前じゃなくてもダメ!!」
若井「さっき涼ちゃんが自分で言ったんじゃん!人前ではダメって!」
大森「そうだよ、俺たちは人前じゃやらないってちゃんと約束した。それなのに今更それ以外もダメって言われても納得できないっ」
若井「そーだ!元貴の言う通り!涼ちゃんが言ったのに!」
藤澤「ぬぐぐ……」
大森「それに嫌なら嫌だってハッキリ涼ちゃんが言えば済む事でしょ?前に言ってたじゃん、これからは俺らにちゃんとするって」
藤澤「あ……たしかに」
大森「俺たちは二度と人前ではしないし、後は涼ちゃんがちゃんとしたら問題なしっ」
若井「そ、そうっ、今回はちゃんと反省してる、ほんとにもうやんないから」
なんだか元貴にいいように言いくるめられた気もしなくもないけど……
藤澤「わ、わかった」
大森「いえーいっ」
若井「いえーいっ」
喜ぶ2人に疑問があるけど…………あ
藤澤「も、元貴、戻らなきゃっ」
大森「あ、忘れてた」
藤澤「若井も僕が終わったらでしょ?練習しなきゃ」
若井「おお、やべ」
大森「戻らなきゃいけないのは確かなんだけど、今3人だけだから、ちょっと言いたいことあるんだけど、いい?」
藤澤「ん?なに?」
大森「……3日後……久々のまるっとオフ!!だよね、だよね?って事は?!」
藤澤「そ、そうだけど……な、なに?!」
若井「涼ちゃん……」
大森・若井「「忘れたとは言わせないよ!」」
やっぱり、だよね
藤澤「お、覚えてるって……」
大森「約束なんだから」
若井「ちゃんと守ってくれなきゃな」
僕も覚悟を決めるしかない、か
藤澤「わかった、わかったからっ、とりあえず戻ろっ。元貴は僕のやつ聴いてくれなきゃ。レコが終わらないとオフも潰れちゃう」
大森「オフが無くなるのは困る!!……でも、涼ちゃん約束破ったら……わかってる?」
藤澤「わかってる!破ったらなんでもするっ、だから早く戻って!スタッフが困ってるってっ」
大森「いえーいっ、んじゃ涼ちゃんの演奏聴いてこよ〜」
藤澤「ほらっ、若井も練習!!」
若井「へーいっ、わかってるって、んじゃ先に戻るね」
藤澤「……はぁ〜……」
ふたりが部屋を出た後に、僕は大きなため息をついてその場にしゃがみこんだ。
元々お泊まりの約束はしていたけど……ここ最近のふたりとのお泊まりは不安しかない。
今日のようにスキンシップの度を越えたものが多くて、あのふたりにあんな風にされると……ドキドキがおさまらなくて、どうしていいかわかんなくなってしまう……
やっぱり僕……
欲求不満なのかな……
……To be continued
───────
次回、大森、若井念願のお泊まり会!!
コメント
16件

わちゃわちゃ、ドタバタ ウキウキ感がたまりませんっ!! ついにお泊りですかぁ… 二人が何を仕掛けてくるのか 気になって昼寝しか出来ませんね!!
好きすぎて滅 見るの遅れた🥲 最高すぎますよんんんん