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たぶん次の次で完結するかもしれません。

意外と長い話になっちゃったな…。

まぁ楽しいから良いけど!!

それではどうぞ!

































































〈💚side〉

いるまちゃん……いや涙くんから全てを話された。

正直想像の10倍は重くて、辛い話だった。

俺が忘れている間に………涙くんはこんなことに、そしてひまちゃんは…ずっと涙くんを……


💚「……あんまりだよ、そんなの」

💜「…………分かっただろ?すち。俺がどれだけ苦労したか、苦しい思いをしたか、4にそうな思いを乗り越えたか!」

💚「うん………わかったよ。十分にね」

💜「………だから、さ…すちは俺の人生を無駄にしないよな?」

💚「……」

💜「俺のこと……分かってくれたならさ」


💜「俺を選んでくれるよな?」

💚「……涙くん…………」


そうだよね……ここで断ったら、涙くんが頑張ったこと全部無駄になっちゃうし…

断る理由はないよね…………。


あれ?じゃあ何この気持ちは……?何でこんなモヤモヤするの?

……この感覚は嫌い、だって1年生の高校生活を思い出すから。

1年生の頃は俺はひまちゃんと一緒のクラスだった。だからいつも通り一緒にいれるなって思ってたけど、それは違かった。ひまちゃんはみるみる人気者になっちゃったから俺から遠ざかっていった。

好きな人が遠くなっていく感覚…それを1年生時代はずっと抱えていた。


あぁ……やっぱりこの気持ちは変わらないんだな。

どんなことを言われても聞かされても…決して俺は揺るがない

だって俺は「赫暇 なつ」に惚れたから。


💚「…………(胸に手を当てる)」

💜「…すち?」

💚「……涙くん……俺はやっぱりひまちゃんを選ぶ」

💜「!!……」

💚「涙くんからの思いもとても嬉しかったよ…記憶が戻ったとき、心の底から混み上がってきて涙が止まらなかった。」

💜「……なら…」

💚「でも、俺が惚れたのは…たった1人、ひまちゃんなんだ……どんなときも俺を受け入れてくれて、守ってくれて、側にいてくれた。彼がいなかったら前に向けなかった…」

💜「………ッッ」

💚「…言ってたよね…涙くん……ひまちゃんのせいで俺は色々巻き込まれるってさ……今考えたらそんなので考え込んでた俺が馬鹿だった」

💜「………」

💚「そんなんで俺は揺るがないから!例え何回も巻き込まれても俺は側にいたい!彼を……俺は何があっても離さないから………。」


これが俺の選択。俺の本音。………でも、それ以外にも……理由はあるんだ。


💚「…涙くんにとって、ひまちゃんは人生を狂わせた憎き人物なんだろうね…けど、それだけで終わらせちゃダメな気がするんだ!」


だって……俺にこんな優しくしてくれた彼が……俺よりも前に出会ってて、一番最初の親友を……見捨てるか?………その解釈でいいのか?


💚「もっとひまちゃんと話そうよ!2人でまたゆっくりさ……植物状態から…ずっと「紫苑 涙」として話せてないでしょ?………そしたらさ変わるかもしれない。」

💜「…………」

💚「……ここで俺が了承したらそんなチャンスなんてなくなる。…勝手な解釈で終わらせちゃいけないと思った……これがこの決断をしたすべての理由だよ!」


これが…1番いいと…みんな幸せになれると……


💜「………んだよそれ…」

💚「え?」

💜「…すちは騙されてんだ!!何…何まだなつに期待を寄せてんだよ!!…そんなのあり得るわけねぇだろ!!」

💚「ま、まだ…わからないでしょ?」

💜「分からなくねぇよ!俺は入学してからずっっと!あいつといた!…けど何も変わってない!!」

💚「…涙くん……」

💜「……あいつは…俺を見捨てて、すちを手に入れた!!そしてそのすちを捨てて人気を手に入れた!!…けど……すちを誑かしてまた手に入れた!!……あいつはそんなやつなんだ!気づけよ!そんなあいつ自身は何も苦労してねぇんだよ!!」

💚「お、落ち着いてよ!涙くん!!」

💜「なぁ……俺の何がダメなのか?……なぁ!なぁ!!答えろよ!!」

💚「………ッッ」








?「おい、すちが困ってんだろ。それぐらいはお前でも分かるだろバーカ」

💚「!」

💜「………何で居るんだよ」

❤️「…今日のすちが挙動不審だったからな、すちの気持ちが落ち着くまでは話さないって決めてたけど…もし何かあったときについてきてた。」

💜「俺よりもストーカー行為してんじゃん」

❤️「俺は彼氏だから良いんだよ」

💜「………俺を遠ざけて、充実した人生を送っている気分はどうだ?なつ?」

❤️「……………」

💜「ついてきてたってことは………聞いてるんだろ?俺の過去の話全部」

❤️「…あぁ…一言も漏らさずにな」

💜「なのによく平気で俺の前に立てるな」

❤️「………」

💜「罪悪感すら捨ててきちまったのか?」

❤️「…………」

💜「………無言じゃなくてなにか話したらどうだ?」

❤️「…………涙…」

💚「……一応ひまちゃんにも聞きたい……ひまちゃんが涙くんを突き落としたのは、本当?」

❤️「………あぁ」

💚「!……そう、なんだ」

❤️「……だから弁明なんて俺はできない。落としたのも事実、……涙が孤独嫌いなのを知ってて1人にしたのも事実…事実を上書きすることはできない」

💚「…」

💜「当たり前だろ?上書きできるなら今俺はもっと良い人生を送ってんだよ、お前が…俺の時間を奪ったのも事実!!俺を苦しめたのも事実!!俺の………両親を間接的に殺したのも…事実」

❤️「………そうだ、俺は…確かにめちゃくちゃにした…謝っても許してもらえないだろう。」

💜「……なら消えろ…今は俺とすちの時間だ、お前が出ていいところじゃねぇよ」

❤️「でも……俺は離れないよ涙」

💜「……聞こえなかったのか?消えろと言った、さっさと消えろ!」

❤️「……今ここで去ったら…すべて後悔する気がする……それはもうしないって決めてんだよ!!」


子供❤️「タッタッタッタッ」

子供💜「な、………つ…いか、ないでポロポロ」

子供❤️「ッッ…ごめんねポロポロ」


❤️「俺は逃げない、ここで今お前と殴り合いになってもどかねぇよ……」

💜「……ムカつく……何で消えねぇんだよ!目障りなんだよ!!お前が…全てを狂わせた張本人が何俺を救おうとしてんだ!!」

❤️「………だって……俺たちは似ているから。」

💜「……は?」

❤️「俺が救いたい気持ちなら……お前は救われたい気持ちだろ?」

💜「………なに言ってんだよ…俺がそんな感情抱くはずがない」

❤️「俺は……お前と子供の頃遊ぶの楽しかったな」

💜「急に……なに言って」

❤️「俺達いっつも一緒で似てたからさ…親同士笑われてたよなw」

💜「……そんなの」

❤️「遊ぶときも…俺子供の頃は涙しか仲いい人いなくてさぁ…そして涙も俺しかいなくてw…覚えてるか?「ぼっち同士いぇ〜い」て2人でブランコ漕いだの」

💜「……そんな過去関係ねぇよ」

❤️「……覚えてくれてるんだな?その言い方だと」

💜「ッッ…さっきからなんなんだよ!!もうほっといてくれよ!!…今はお前のことなんか考えたくねぇ!」

❤️「……なぁ……(手を出す)」

💜「………ッッ…!タッタッタッタッ」


ボコッ!!!(思いっきり殴る)


💚「!!……ひまちゃん…」

❤️「ッッ…………(倒れかける)」

💜「ガシッッズン!!(胸ぐらを掴んで無理やり立たせる)」

❤️「ッッ……る…いッッ……」

💜「…ッッ何…言ってんだよ…お前が!お前が!俺を遠ざけたんだろ!3人で過ごしたあの日常を壊したんだろ!!」

❤️「……」

💜「今更…もう遅いんだよ!…俺はもう戻れない……俺は、あの関係をもう一度望んじゃいけない!じゃなきゃ………」


💜「俺は生きる意味がなくなるから……だから…もうやめてくれよ…俺を救おうとするな…」

💚「!!」


話に出てきた…2つの生きる意味…それを否定してしまう……。

涙くんが涙くん自体を苦しめているんだ…


❤️「……お前の…苦しめていた原因を知れてよかった。……その辛そうな顔を……俺が変えてやるよ」


❤️「今ここでな!」


















はいお疲れさまでした。ちょいと遅れてすみません💦

何か文字数が少ないか?まぁノルマはクリアできてるからいいか!

何かふと思ったんですけど、主今1週間投稿じゃないですか。

それで…1週間って通知が切れてそうで怖いんですよね。

なので〜皆様通知は欠かさずチェックしましょう!そしたら一番乗りで見れますよこの作品!

まぁだからって得はあんまないけど……

はは…

おつ(о´∀`о)

人気者な君の横に居ていいですか?(完)

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コメント

8

ユーザー

素敵すぎます…ほんと大好きなお話

ユーザー

続きだ〜!めちゃくちゃ感動(T ^ T)続きも待っています! もう良すぎてハート100までしちゃいましたw

ユーザー

❤️を選ぶのがよき... 2人の喧嘩がいいなぁ...、昔は幼稚園児の喧嘩でも今は、もうほぼ大人の喧嘩みたいな感じだなぁ

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