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なんでそんなに楽しそうなのか聞かれた梅宮は少し止まったあとに
梅宮「オレさ、メシ食うの好きなんだ」
兎耳山以外(は!?)
兎耳山「俺も食べるの好きだよ!オレカレーが好き!梅ちゃんは?」
梅宮「オレはオムライスだなー!でも食べるっつーより、こうやってみんなでワイワイしながら食べることが好きなんだよ、色んな話したり、バカ笑いしたり、嫌なことがあってもどうでも良くなる、その時間が何より楽しみだ、だからオレ今もめっちゃ楽しいよ、そんでそれは、オレがてっぺんだっー事となんの関係もない」
兎耳山「……やっぱりそうだよね、オレ…思い出したんだ、てっぺんになる前だって楽しかったって、みんなが笑ってるとオレも楽しかった…、でも、それが楽しいってことに気付けなくててっぺんになれば楽しくなれるって思っちゃったんだ…、何で気付けなかったんだろう」
十亀「……」
梅宮「…そりゃあ人間呼吸する度に酸素ありがてぇ!とはならんだろ、それだけお前にとって楽しいってことが当たり前くらいそばにあってことだろ」
皐月(梅先輩は風鈴生だけじゃなく周りもちゃんと見てるんだな…、桜もきっと俺と似たこと考えてるんだろうな…)
梅宮「なくなる前に気づけてよかったなぁ……、本当に…良かった」
皐月(俺はやっぱり風鈴(ここ)に向いてないかもしれない…、梅先輩の言葉は凄い心に染み渡る、でも俺は喧嘩はしたくないし、守ることも出来ない…、これ以上この場にいるのは俺にとっては苦だ…)
スっと立った俺に周りは集中し
梅先輩「皐月?まだやっぱり体調悪いのか?」
皐月『…、すんません、やっぱり今日は帰ります、家に帰って休んだ方が良さそうなので…』
梅宮「…、そっか!俺が連れ添おうか?」
皐月『主役が居なくなったらどーするんすか、俺なら大丈夫っす、条もありがとな、心配してくれて…』
十亀「本当に大丈夫?俺が行こうか?」
皐月『いい、大丈夫だって…、桜達もごめんな、雰囲気壊しちまった』
桜「俺は別にッ」
楡井「だ、大丈夫ですか!?皐月さん!!」
蘇芳「苦しくなったらすぐ呼ぶんだよ」
皐月『…、おう、ありがと』
ここに居るみんなに顔を向けることが出来なくて背を向けて捨て台詞しか吐けない俺が情けない…。
マンション内
皐月(ここに来てから俺は弱っちくなっちまった…、周りの目を気にしたり、周りの行動も気になる…、こんなん俺じゃない…。今週の土曜日はあの人に会いにく日だから少し相談してみようか…。いや、辞めとこう、あの人は関係ない…)
俺は桜達のチャットに暫くは休む事と、泊まりはまた今度にしてくれと入れて眠りについた…