※御本人様とは関係✕
※闇系です。
わ
ん
く
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???Side
「 無能 」
その言葉に何度心が刺さったのだろうか
ネタだと分かっててもやはり心にきてしまう。
特に仲間からの言葉は、精神が壊れそうなほど凶器となる。
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現在時刻:9:00
いつものように、朝食は抜いて書類を減らす
このような生活になったのは何時からだったのだろうか
どっかの「 有能 」さんが仕事のし過ぎで倒れたと聞いてからだろうか。
誰かに” 正論 ”という悪口を言われたからだろうか
そんなもの覚えてすら居ない。
こんなことを毎度考えながら書類を進める。
……今日こそは、今日こそは絶対…
ミス無しで提出期限を守って提出しなければ。
そう頭に過る
「 はぁ……、、 」
「 今日こそは…うまくいくとええな、、 」
もう……怒られたくもないしな。
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あれからどのぐらい経ったのだろうか。
辺りは真っ暗。真っ暗……、、
「 え、?!ちょ、やばいやばい 」
時刻を見ると深夜の2時
提出期限は0時
あぁ……またやってもうた、
「 折角いい感じにできたんにな…、 」
そう独り言を零しながら執務室へ行く
……また言われるんか。
あぁ、自己紹介が遅れた。
どうも僕です。
嘘です鬱です。
現在提出期限過ぎてテンションだだ下がりです。終わりましたよこれ
…って俺誰に話しかけとるんやろ。
日頃から実況みたいなもんしとるからか?
「 ぁ、、着いた…… 」
……怒られへんとええな、、
コンコン、
「 ぁ”、、?だれやー… 」
あ、これ終わりましたわ
「 ぁ……ぇ、と…鬱です、 」
「 ……はよ入り。 」
そう扉越しの僕に向かって言う声が聞こえ、ドアノブに手をかける
僕が扉を開けると同時に
ガチャッと扉が開く音が鳴り響く。
「 …し、書類届けに…… 」
「 …あの、提出期限切れとるんやけど、どうなっとるん?ほんま… 」
そう冷たく言い放つ赤色こと_____我らが書記長のトントン。
これは……5徹いってますね…終わりましたね、
「 ご、ごめん… 」
「 はぁ……、、ちっ、 」
提出期限を守らなかった僕に対して怒っているのか、トントンは舌打ちをする
ペラペラと紙が捲られる音が部屋中に広がる
その度に彼がだんだん苛立っているのが分かる。
これは……毎度の如くミスありまくっとるやつやな…
「 はぁ……まじで提出期限までに提出できへんしその上ミスも多すぎやろ… 」
こことここと…と彼はミスがある部分を指摘していく
…こういう簡単なところもミスってるんか……
ちゃんと何度も確認したはずやねんけどな……見落としが多いな…はは、
「 ……ほんまに”無能”やな 」
「 ッ… 」
言われた、僕が嫌いな言葉、
世界一嫌な言葉。
「 なんでこんなこともできへんの? 」
「 俺ちゃんと提出期限間に合うよう書類も前より少し減らしとるよな??あ”?? 」
「 ご、ごめッ… 」
僕が無能なせいで、みんなに迷惑がかかる。
トントンも怒っとる。僕が無能なせいで、役立たずのせいで
ごめんなさい、ごめ、なさいッ…
僕が何にもできへんからみんな嫌っていく。僕が何もできへんからッ…
僕が
「 …〜〜、 」
なんもできへんから
「 ……ぃ、 」
ぼくがむのう、やから
「 おい!!! 」
「 ひゃい、?! 」
「 はぁ……はよ寝てき、夜遅いし 」
……ぁ、呆れられた、、?
「 ぁ、ご、ごめんッ… 」
急いで執務室から出て、自室に戻る
……また、やってもうたなぁ〜…、笑
ごめんな。トントン。
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悲しくなってくる()