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わ
ん
く
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今日も怒られた、僕が無能なせいで
あぁ……きりたい、
そう思ってしまうのはもう重症なのだろうか
こう思ってしまう衝動は止めることができない。
気がつくと僕はカッターを手に取っていた。
そして、
グサッ…スー……
自分の腕を傷つけた。
痛みはもうとっくの昔に何処かへ行ってしまった。
感じなくなってしまった
ザクザクッ、グサッ、スー……ポタポタ
血が溢れる
こんな汚い自分の血が綺麗に思えることで僕はなんとか生きている
あぁ…
「 綺麗…やな、笑 」
その一言が部屋中に響き渡り、僕はそれに気づかないまま…
腕を傷つけていく
「 …ぁ、れ、、 」
目を覚ますと辺りが血だらけになっている
多分切りすぎて貧血で倒れたのだろう
「 はよ片付けな… 」
包帯で歪だが腕に包帯をぐるぐる巻いていく
手当が終えた後はすぐさまバレないよう片付ける
匂いで一番厄介なのは狂犬と呼ばれる彼らと味方最大の脅威と呼ばれる彼の3人、
そして軍医である彼もこういう系には鋭い
「 急いで片付けないとッ…… 」
また、迷惑かける
どうこう考えていると片付け終わった
さーて……
「 とりあえず皆に言われた書類…やるか、 」
机にはトントンがいつも片付けている量並みの書類がずっしりと積まれている
此等は全部、何処ぞの一般兵共や幹部の数名が置いたのだろう
そう、僕は嫌われている。
無能だから、役立たずだから、
あぁ…こんなことを考えている場合じゃない、はよ片付けな…
そう考えている時、自室の前の廊下から一般兵共の声が聞こえる、
「 ……〜〜〜〜、〜〜!!! 」
「 〜〜、〜〜〜〜笑笑 」
「 〜〜〜?!笑 」
元気に過ごしているようだ。
それで、それで耳を澄まさなければ良かった。
「 本当にさ、鬱さんって無能すぎない?笑 」
…ぇ、、?
「 あ、本当にそれな!!書類でも足引っ張ってるし……戦闘もできないんでしょ? 」
「 まじで役立たずでしょ?笑 」
「 ほんと、総統様に媚び売って入ったんじゃね?笑 」
「 彼奴は結構屑だし、んなこと有り得そうだわぁー笑 」
ちがう、
「 いやほんと、俺等に仕事増やすなよあの無能が… 」
それ以上言わないで、やめて
彼らは僕に対しての不満を全て吐き出しながら部屋の前を去っていった
わざとなのだろうか、はたまた否だろうか
あぁ、考えるだけで吐き気がやばい、
いつの間にか僕は
「 カヒュッ、ゴホゴホッ……ヒューッ、ハァッハァッ……ゴホゴホッ 」
過呼吸を起こしていた。
もう、、僕には存在価値もないのだろうか、
そう考えていたら、意識がプツッ、と途絶え
バタッと鈍い音が響いた