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ご本人様関係 ✕
地雷 サマ 🔙
青さん結構狂ってます 。
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「なぁ 、俺 、ほとけのこと好きやわ 、」
『は 、』
ある日突然 、不仲相手からの愛の告白 。
『何いってんの w 、冗談なら辞めなよ w バレバレだし』
きっと誰かから茶化されたのだろう 。そんなことを思い 、軽く笑った 。
「違う 。なんでかわからんけど本当に好きなんよ 。」
真剣な眼差しでこちらを見る 。
少し頬を赤らめて 、
『 … 、ごめん 付き合えない』
『僕たち男同士だし 、歌い手だってあるし 、』
いいよと言ってくれるのを期待していたのか 、彼は今までに見たことのない絶望顔 。
「なんで 、なんで 、俺の何処が悪かったん 、」
『悪いとかじゃない 。付き合えない』
「嫌や ッ 、俺はほとけが欲しい 」
僕の裾を強く掴んできた 。
『もういい ?僕忙しいんだけど 、』
「 … 」
彼は黙り 、涙を流した 。
でも 、僕はそんなの気にせずに歩いた 。
「無理なら 、無理やりでも ッ 、!!!」
『え ッ 、』
『あ ッ ” 、』
後頭部から酷い頭痛と鈍い音がなった 。
「おやすみ」
体が痛い 。
『ん 、』
「あ 、起きたんやね」
目を開けると いふくんがいた 。
『ここどこ』
あたりを見渡すと白い壁に 、僕をぐるっと囲む檻 。
檻の外には僕を照らす明かりと花が並んでいる 。
『出してよ』
「いやや 、これからはずっと一緒 。絶対に出さん」
『なんでそこまでするの』
「なんでやろうね 好きやから?」
『最悪だね』
「なぁ俺のこと好き?」
『大嫌い』
「 ッ 、なんでや ッ 、!!」
「こんなに愛しとるのに ッ 、!!」
情緒不安定すぎ 、
はぁ早く抜け出したい …
『暇だなぁ』
いふくんから監禁されて何日か 、
早く抜け出したいが一応毎日3食 食べられるし 、少し裕福 、かも
『ここにずっと居たら精神崩壊しそう … 』
メンバーが探してくれてそうだけどなぁ …
「あれ 、なにこれ 、」
『え 、』
奥の扉のドアノブが左右に動いて 、ガチャガチャと鳴っている 。
「開いた …」
同じメンバーが目の前に現れた 。
みんなびっくりで数秒の沈黙 。
『え 、なんでみんながここにいるの?!』
頭がこんがらがって 、口が先に動いた 。
「いむ?!」
ないちゃんが走って 、僕の檻の前に来て 、少しないていたのか 、鼻水を出しながら大声を出した 。
『そうだよ僕だよ〜!!』
「何日も居なかったから心配したんだからね!!」
『うん … ごめん …』
ないちゃんからの叱りを受けていると 、初兎ちゃんが口を開いた 。
「そういえば 、なんでいむくんは檻の中に居るん 、?」
『わかんない 、 気付いたら檻の中に居た』
「鍵みたいなの拾ってないん?」
「りうらはないよ 、」
アニキが馬鹿力で檻を壊そうとしたが 、壊れる気配はない 。
「なんであかんの … 」
みんなため息を付いて 、頭を抱えた 。
『こんなところさっさと出て 、』
「は 、なんでお前らが居るん 、」
『え 、』
目の前を見ると僕を降りに入れた張本人のいふくんが立っていた 。
「まろ 、?なんでこんな所にいるの 、?」
「それはこっちのセリフや 、なんで 、見つからんようにしとったのに ッ 、」
「見つからんようにって 、まさかまろちゃんがしたん ッ ?」
不穏な空気 。
みんな必死にいふくんに問いかける 。
「そうや 、ほとけを閉じ込めたのは俺や 、」
白状した 、
りうちゃん達は 、どうして 、などと話す 。
けれどそんなお構いなしにこちらに向かってきた 。
『なに 、』
前髪がかかって彼の顔が見えない 。
「ほらこれで自由や」
気づかぬうちに檻のドアを開けられた 。
なんで 、そんな簡単に開けるもの?
僕は慎重に檻からでた 。
「いむ ッ 、!!」
手を広げるないちゃん
僕はなんだか嬉しくなって走り出し 、ないちゃんに向かった 。
『ないちゃん ッ 、!!!』
その一瞬 。
背中部分から何かが飛んできた気がした 。
『あ 、れ … 』
いつの間にか僕は横に倒れて 、周りは血の海になっていた 。
『なんで ッ 、そこまでするの ッ 、いふくん 、』
「だって言ったやん 自由 やって」
『最悪だね』
「まぁな」
「いむくん ッ ?!」
「脈は 、」
ほとけの周りによって脈を測ったり泣きわめく4人 。
『あ〜最高やな』
これで邪魔者はいなくなる 。
あっちの世界で一緒やな 。
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気づかぬうちにもう8月最後になりますね …早いです 、🥲