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「毒消えぬせよ、情消えず」
ラヴside
ラヴ「…好き…?」
槭「う〜ッ…」
…何か違うってのは分かる。
でも、どういう”好き”か分かんない。
「これからもずっと友達」の好き
違うなら他に何があるか?
「ラヴ〜!好きな人いるかー?」
「え?好きな人?お前とか?」
「…はは、違うよ〜…えっと…どうやって言うべきかな」
お前は俺の分からないところを補ってくれる。
「ん〜っと……結婚したい人!とか!」
「結婚?あー…子供育てたりか」
「結婚でそれ出るんだ()」
「普通そうじゃねーの?」
「…まぁ違くはないんだけどさ…あるじゃん?愛を伝えたりその…」
「……」
___椎夏の目は限りなく綺麗だった。
…それなら、その時お前が言っていた愛なのだろうか?
………ごめん、今気づいた。
「あはは…私も実はいるんだけどね、そういう人」
お前が居た間に気づいておけば良かったのに
「ラヴもいつかできると良いよね!」
俺の気持ちはお前と椎夏でゆらゆら揺れてた。
どっちも好き。
でもどっちかなんて___
椎夏「………もしかして、好きな人います?」
ラヴ「…」
いる、けど…いない。
……もしかしたら俺はずっと昔から、お前のことをずっと見てたのかもな。
ラヴ「………俺に少し、時間をくれないか?」
椎夏「…はい、ずっと待ちますよ」
”どちらかを決める”。
ある意味この世でそういう事も毒。
迷っているうちに、他に何ができるか。
……まぁ、そんなにスパッと決められるものなら決めてーけど。
軍粮精side
スフェ「…」
その日から何か変わるかと思ったけどそれほど変わらなかった。
いつも通り愛してくれるし…
スフェ「…あ!飴いる?」
軍粮精「いります〜!」
スフェ「はい、どうぞ〜」
笑顔で渡してくれるスフェさんの何処かには、絶望の片隅から起き上がった輝きが見えた。
それでも、僕だけ一途に愛してくれる貴方が大好きです。
軍粮精「………スフェさん」
スフェ「ん〜?」
軍粮精「…へへ、愛してますよ!」
スフェ「ん……俺も!」
____この世の毒があろうがなかろうが、僕はきっと傍にいれます。
愛をきっと、これからも紡げますから。
_____これは、この世の毒と愛と、一つの友情の物語。
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オワッタァァァァァァァァァァ!!!!!!!!(((((
あえてスフェラヴは描きません(((殴
えっと、改めてハートやコメントをくれる皆様ありがとうございます!!!
無事に完結できました(´;ω;`)(((
あえて皆の詳しい心情などは次回作に回したってとこですかね(((
…あ、次回作あるって言っちゃった((((
まぁ今まで見てくれて本当にありがたき幸せでございます…(((
「 毒入りの世界で。 」完結 !!!!