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僕は父さんから母さんから魔法と剣を教わった
それから家族で話し合い、ヌーマ・イスレル学園に通うことになった
その決断が決まってから1ヶ月後…ついにその日が来た
「父さん、母さん行って来ます」
『気を付けてな/ね‼︎』
その言葉を聞いて僕は家を出て、学園に向かったのだった
♦︎ ♦︎ ♦︎
前日
「明日は学園に向かう日だ..体調は大丈夫か?」
「はい、大丈夫です…」
「なんで不安そうな顔してるんだ?」
「僕みたいなまだ小さい子供が受かるのでしょうか…」
「なんだ..そんなことか」
父さんは軽く笑い僕の質問に答えた
その声は優しく、透き通った声だった…
「あそこは何歳でも入学できる..子供はな」
「いろんな奴が居る..人族がじゃない者も居る」
「だから、安心して行きなさい」
僕は父さんの言葉を聞きホッとした
その時、僕は思った…学園は僕の居場所になるかもしれないと…
「あ、そうだった」
父さんは思い出したかの様に組を開いた
「後で下に来てくれ..学校の試験について詳しく説明するから」
「分かりました」
その数十分後僕はリビングに足を運んだ
そこには三つの椅子があり、そのうちの二つは母さんと父さんが座っていた
少し沈黙が続いた後、説明が始まった
「まず、試験は3つある」
「1つ…筆記試験」
「2つ…実技試験」
「3つ…面談試験」
「一見難しそうだが、アレクの実力なら大丈夫だ」
「ただ..面談だけは慎重にするんだ」
「試験管がダメと判断した瞬間落とされるからな」
父さんは真剣な顔でこちらを見つめていた
母さんは僕のと割に座り、頭を撫でてくれた
「明日から離れるのかぁ…」
僕がポツリと呟くと、母さんが元気よく立ち上がった
「そういうと思って、今日はパーティよ‼︎」
「え?」
突然の出来事に僕は口をあんぐりしていた
母さんの言葉と共に父さんはケーキを出してきた
「明日はお前の晴れ舞台だ…祝うに決まってるだろ?」
その時、僕はその言葉を聞き泣きながら母さん達に抱きついた