夢主side

……今なら、言えるかな、.ᐣ

○○『あの…さ、千葉さん』

千葉「.ᐣどうした」

○○『千葉さんは……将来の夢は、何になりたいの… .ᐣ』

違う……

千葉「将来の夢か……」

違う、違う……

千葉「将来の夢は建築士になることだな」

違う違う違う違う違う違う違う違う違う。

“違う”

千葉「顔色悪いぞ.ᐣ」

○○『大丈夫、大丈夫だから.ᐟ‪.ᐟ‪』ﾆｺｯ

千葉「……ｯ」

千葉side

○○のさっきの笑顔、辛そうな、泣きそうな笑顔だった。

どうしたのだろう……

急に将来の夢を聴いてきて……

千葉「なんかあったら言えよ.ᐣ」

○○『わかってますよ。‪』

○○『……』

ｻｧｰｯ

○○『ｯあ、』

被っていたパーカーのフードが取れた。

千葉「……」

○○『……』ｻｯ

急いでフードを被り直す時にふと千葉さんの顔がちらっと見えた。

千葉「…⸝⸝⸝」

○○『……』

風邪……かな。

○○『大丈夫.ᐣ顔赤いよ.ᐣ』

千葉「あ、あぁ.ᐟ‪.ᐟ‪大丈夫だ.ᐟ‪⸝⸝⸝」

○○『そう.ᐣなんかあったら言ってね.ᐣ‪』

千葉「わ、わかってる.ᐟ‪.ᐟ‪⸝⸝」

速水「千葉、○○さん」

千葉「……速水」

○○『速水さん』

速水「…… .ᐣ千葉はどうして顔赤いの.ᐣ」

○○『わからない』

速水「ふ~ん、とりあえず、射撃の練習行くよ」

○○『……わかった』

速水「.ᐟ‪.ᐣ」

速水side

○○さん、今低い声が……

もしかして片岡さんが怯えてた理由ってこれ.ᐣ

夢主side

……あ、銃忘れた。

今から取りに行っても間に合うかな… .ᐣ

今は7:30……か、練習は7:40。

間に合うか。

○○『ごめん、ちょっと銃忘れたから取ってくるね』

速水「行ってらっしゃい」

……あれ.ᐣ迷っちゃった。

銃取りに行こうとしただけなのに……

怪しい人「あの、迷ってるんですか.ᐣ」

……怪しそう。

○○『はい、実は……』

怪しい人「あぁ、此処なら……」

逃げるなら、今のうちに…… .ᐟ‪.ᐟ‪

ｶﾞｼｯ

怪しい人「ちょっと、何処行くんですか.ᐣ」

○○『ｯ.ᐟ‪.ᐟ‪』

殺し屋並みに早い… .ᐟ‪.ᐟ‪

○○『ｯ.ᐟ‪.ᐟ‪』ﾀｯﾀｯﾀｯ

怪しい人「ちょっとｯ”.ᐟ‪.ᐟ‪」ﾊﾟｧﾝｯ

○○『ｯ……』

怪しい人「全く……これが欲しいんだよな.ᐣ」

○○『それは…私の銃ｯ.ᐟ‪.ᐟ‪』

○○『返してｯ.ᐟ‪.ᐟ‪』

怪しい人「返せ.ᐣ無理無理wあ、そういえばお前って……」

○○『ぁ……』

やめて……

怪しい人「”殺し屋の娘”.ᐣだっけw」

やめて……

怪しい人「どうりで対応が冷たいわけだw」

○○『あ……ぁ……』

助け……

○○『みんな……ぁ…』

怪しい人「こんな犯罪者の娘に仲間なんていないよな~w」

○○『……』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

怪しい人「お.ᐣw泣いている感じ.ᐣおもしろ~w」ﾊﾟｼｬｯ

誰か…助けて……

ﾊﾟｧﾝｯ

怪しい人「なｯ、俺のカメラが……ｯ」

○○『ぁ……ぇ.ᐣ』

千葉「○○.ᐟ‪.ᐟ‪大丈夫か.ᐟ‪.ᐟ‪」ﾀｯﾀｯﾀｯ

○○『千葉さん…… .ᐣ 』

速水「遅いから探しに行ったら、こんな奴に捕まっていたのね」

○○『速水さん……』

渚「殺せんせーには連絡しといたから、もう大丈夫だよ.ᐟ‪.ᐟ‪」

○○『渚ぁ……』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

怪しい人「くそ……くそｯ”」

怪しい人「クソがぁぁぁｯ”.ᐟ‪.ᐟ‪」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

○○『あ、危ないｯ.ᐟ‪.ᐟ‪』

千葉「ｯ.ᐟ‪.ᐟ‪」

???「そうは行きませんよ.ᐟ‪.ᐟ‪」

ｼｭﾊﾞｯ

渚「ｯ.ᐟ‪.ᐟ‪殺せんせー.ᐟ‪.ᐟ‪」

怪しい人「くそｯ”離せｯ離せよぉｯ”.ᐟ‪.ᐟ‪」

殺せんせー「無理に決まっています、この子は私の大事な生徒なんですから」

怪しい人「大体、なんなんだよお前ｯ”.ᐟ‪.ᐟ‪犯罪者の娘を生徒だなんてｯ”.ᐟ‪.ᐟ‪」

○○『あ………』