いつしか行かなくなったボスの所
俺が監禁されてから半年ほど経った
もうここから、この世からも脱出してしまいたくて
俺は縄を爪で削り続けた
ボロボロになって欠けたとしても
そして、
プツン
fw「…、切れた、ッ…」
机の上には銃
fw「これ、社長の、」
fw「やっと、これで…、」
ーkgm視点ーーー
ガチャッ
kgm「おはようござい…」
いつものことだった
いつも通りにドアを開けたら、いつもの不破さんがいる
はずだったのに、
そこにはベットで銃口を頭につけている不破さんがいた
一瞬目の前の光景が理解できなくて
kgm「不破さ、ッ」
一歩遅れて走り出した
fw「…」
fw「ふふ、ッ」
「バカだなぁ、」
チャキッ
kgm「え、」
バァンッッ
ーkid視点ーーー
アジトへ向かっている最中
物音が聞こえた
なんとなく嫌な予感がして、走って向かった
ガチャッ
kid「…は、?社長、?」
部屋には血まみれになって横たわっている社長
kid「社長ッ」
急いで脈を測る
…、ない、…
kid「…嘘、 」
どうして、?
そう言えば、不破さんは、
バァンッッ
kid「ッ!」
fw「…あは、ッ」
kid「不破さん…、?」
逃げなきゃ…ッ
ガチャガチャ、
kid「開かない、ッ」
銃の弾で鍵穴が潰れていた
まずい、ッ
kid「…ッ」
fw「ねぇ、甲斐田ならわかるよね、」
「もう逃げられないって 」
「お前の術は自分にかけられない」
kid「それはどうかな、ッ」
fw「!、」
こうなったら攻撃するしかない
電気で気絶させて、…
fw「ごめんね〜、俺電気と毒には耐性あるの」
…ッ
fw「ねぇ甲斐田、死にたくないよね? 」
kid「…え、?」
fw「なら俺と組まない?」
「そしたら、俺を甲斐田の好きなようにしていいよ」
「どんなことでも従ってあげる」
kid「…本当、?」
fw「うん」
kid「…内容は、?」
fw「… ______して」
kid「は、?」
fw「お願い、晴、」
kid「…ッ!」
fw「______たら、俺は正真正銘、晴のものにできるよ?」
「いいの?俺は2人きりになりたいな、…?♡」
kid「…分かった、」
fw「あは、ッ♡ありがと!」
ーknmc視点ーーーー
ガチャッ
knmc「おはようござい、」
え、?
社長、ッ?
頭を撃ち抜かれてる
ということは不破さんが、…
fw「 」
バァンッッ
knmc「ッ!」
「あっぶな、ッ」
ダッ、
グサ、ッ
knmc「…ぇ、?」
なんで、お腹が赤色に染まってるの、?
kid「ごめんね、もちさん」
knmc「甲斐田く、」
バタッ
ーkid視点ーーーーー
バタッ
もちさんが倒れた
急所を刺したから、多分すぐ死ぬ
kid「ねぇ、これで…」
fw「うん、俺は甲斐田のものだよ」
「ん、」
手を広げた
ぎゅっ、
fw「ちゅ、」
kid「!」
不破さんからキスだなんて、
kid「れろ、くちゅ、っちゅ、れろ」
fw「ふ、ッん、ぁ、♡」
kid「ぷは、」
fw「っは、」
チャキッ
kid「…ッ⁉︎」
fw「あーぁ、馬鹿やなぁ、あんな嘘素直に信じちゃうやなんて」
「あの時、もちさんにバリア貼って俺を殺せばよかったんになぁ、」
kid「…は、?」
fw「甲斐田はさ、俺がスパイだってこと忘れた?」
「そんな俺が嘘つかないはずないやん」
「お前は俺に利用されたんやで」
kid「…ぅ、そだ、…」
fw「やっと俺に殺されてくれた、 長かったわ、〜」
…
どう言うこと、?
まさか…ッ
ずっと僕たちを殺すがために、ずっと前から騙し続けていたってこと、…ッ?
kid「一体、いつから、…ッ」
fw「…半年前ぐらい、かな、?」
kid「…じゃあ、ッ今までずっと、僕たちを騙し続けてきたってこと、?ッ」
「僕たちが監禁するのも、僕がもちさんを殺すのも、全部、ッ前からそうなるように仕組んでたってことッ?」
fw「そうだったら、?」
kid「おかしいよ…、狂ってる…ッ」
fw「…そうかもね、」
なんで微笑んでいるの…、?
なんで、今までの笑顔の中で、1番幸せそうに笑うの、?
fw「ねぇ甲斐田、もしこの立場が逆だったら、甲斐田は俺を殺せる?」
kid「は、ッ?」
不破さんを、殺す、?
kid「…、」
fw「ぷ、あははッ」
fw「これで94人目だよ、晴」
fw「じゃあね、甲斐田」
「殺してくれて、ありがとうね」
ぎゅっ
kid「…」
あれ、怖くない…
、不破さんに殺されるのなら…本望なのかもしれない
だって、ほら、
“僕と不破さん、2人きり”
バァンッッ
ーfw視点ーーーーー
fw「戻りました」
ボス「今回は長かったな」
fw「ろふまおの排除、終わりました」
ボス「ご苦労だった」
「死体は片付けておく、何日か休むといい」
fw「ありがとうございます」
「では、失礼します」
ドサッ
fw「はあ〜、」
やっとおわったぁ、
今回は結構長かったなぁ
早くシャワー浴びよう、
いつ任務が来てもいいように、
犯されてもいいように
体を清潔に保っておかないと
スパイである俺
ーーendーーー
最後まで見てくれてありがとうございました
ストーリーは終わりましたが、
プレイは書き続けようかなと思っています
リクエストあればコメントにてお願いします
それでは
コメント
6件
最高すぎる!!!!ハッ!!この物語で,2時だとかや,くろのわとかもやったら最高なのでは?!
予想外の結末すぎる!? めっちゃ面白かったです!
え!え!え!え!こんな!!そんな!!!すごい!!!こんな終わり方考えられる主様天才すぎませんか!?!?神ですか!?!?😇✨💕