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君を信じきれなかった

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君を信じきれなかった

2 - 許さない…

♥

831

2024年04月26日

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続きです

どうぞ!!

⚠太中⚠

⚠BL⚠

⚠監禁⚠



太宰 「織田作!!」

僕は直ぐさま織田作に駆け寄った。

太宰 「中也!君は何て事をしてくれたんだッ!!」

中也 「…」

僕が怒鳴り付けても中也の顔は何処か悲しそうな顔をしていた。

太宰 「聞いているんだ中也!何故僕の友人をッ!!」

中也 「ッ…」

織田 「太宰…」

太宰 「織田作!喋っちゃダメだ!傷が…」

織田 「太宰聞け…」

太宰 「ッ…」

織田 「お前は…最期迄……中原に…感謝をし……」

は?なんで?だって私の唯一の友人…君を撃ったんだよ??…殺したも同然

なのになんで中也に感謝しないといけないの??意味がわからないよ!!

織田 「そして……お前は…最期迄…中原を愛せ」

中也 「ッ…織田ッ!!」

太宰 「そんなの無理に決まってるでしょ?!」

織田 「それと…お前はいい人間に…なれる…俺と約束をしてくれ……」

太宰 「ッ…」

“私”へ、そんな言葉を残して彼はこの世から消えて逝った…

太宰 「はぁ…」

中也 「だ…だざ……」

太宰 「君みたいな分際で私の名前を呼ばないで…」

中也 「ッ…ご……めん…」

太宰 「私の友人を殺しておいて…」

もう中也とは顔を合わせたくない…初めて人に怒りを覚えた。

太宰 「君はもう相棒でも恋人でも何でも無い…赤の他人だ……」

中也 「…」

私は中也にその言葉だけ言って歩き始めた。その時の中也の顔は見えなかった…が、何故か涙を流しているのだけはわかった。



それから私は武装探偵社というところで働き始めた。

だって、織田作が良い人間になれるなんて言ったんだもの…だから私は良い人間になれるような職場に着いた。

探偵社は凄くいい所で、闇の世界に居た私は目を丸くさせるような日々が続いた。



そこから何年かして中也と会う機会があった。

私は中也を許せなかった。仲間でありながら理由も無く私の友人を殺したのだから、許せるわけもなかった。

中也と離れ離れになってからも私はずっと中也を恨み続けた。

敦 「中也さんって華麗ですよね」

太宰 「は?」

ある日急に敦君がそんな事を呟いた

太宰 「中也が華麗??」

敦 「はい!ポートマフィアとは思えないほど綺麗で、美しいです!!」

太宰 「そ、そう…」

敦 「いいですね、中也さんと元相棒なんて」

太宰 「中也とは元相棒でも無いよ」

敦 「え?」

太宰 「中也は赤の他人だ…」

私の不機嫌を察したのか、敦君はそこから黙ってしまった。

当たり前だよ…

恋人でありながら私の友人を殺したのだから…

私に嫌われて当然だ……

そう思っていたが、心の何処かでは中也と又恋人になりたいと…思ってしまってる私が居る気もした。



今回はここ迄です!

次回をお楽しみに!!

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