続きです
どうぞ!!
⚠太中⚠
⚠BL⚠
⚠監禁⚠
太宰 「織田作!!」
僕は直ぐさま織田作に駆け寄った。
太宰 「中也!君は何て事をしてくれたんだッ!!」
中也 「…」
僕が怒鳴り付けても中也の顔は何処か悲しそうな顔をしていた。
太宰 「聞いているんだ中也!何故僕の友人をッ!!」
中也 「ッ…」
織田 「太宰…」
太宰 「織田作!喋っちゃダメだ!傷が…」
織田 「太宰聞け…」
太宰 「ッ…」
織田 「お前は…最期迄……中原に…感謝をし……」
は?なんで?だって私の唯一の友人…君を撃ったんだよ??…殺したも同然
なのになんで中也に感謝しないといけないの??意味がわからないよ!!
織田 「そして……お前は…最期迄…中原を愛せ」
中也 「ッ…織田ッ!!」
太宰 「そんなの無理に決まってるでしょ?!」
織田 「それと…お前はいい人間に…なれる…俺と約束をしてくれ……」
太宰 「ッ…」
“私”へ、そんな言葉を残して彼はこの世から消えて逝った…
太宰 「はぁ…」
中也 「だ…だざ……」
太宰 「君みたいな分際で私の名前を呼ばないで…」
中也 「ッ…ご……めん…」
太宰 「私の友人を殺しておいて…」
もう中也とは顔を合わせたくない…初めて人に怒りを覚えた。
太宰 「君はもう相棒でも恋人でも何でも無い…赤の他人だ……」
中也 「…」
私は中也にその言葉だけ言って歩き始めた。その時の中也の顔は見えなかった…が、何故か涙を流しているのだけはわかった。
それから私は武装探偵社というところで働き始めた。
だって、織田作が良い人間になれるなんて言ったんだもの…だから私は良い人間になれるような職場に着いた。
探偵社は凄くいい所で、闇の世界に居た私は目を丸くさせるような日々が続いた。
そこから何年かして中也と会う機会があった。
私は中也を許せなかった。仲間でありながら理由も無く私の友人を殺したのだから、許せるわけもなかった。
中也と離れ離れになってからも私はずっと中也を恨み続けた。
敦 「中也さんって華麗ですよね」
太宰 「は?」
ある日急に敦君がそんな事を呟いた
太宰 「中也が華麗??」
敦 「はい!ポートマフィアとは思えないほど綺麗で、美しいです!!」
太宰 「そ、そう…」
敦 「いいですね、中也さんと元相棒なんて」
太宰 「中也とは元相棒でも無いよ」
敦 「え?」
太宰 「中也は赤の他人だ…」
私の不機嫌を察したのか、敦君はそこから黙ってしまった。
当たり前だよ…
恋人でありながら私の友人を殺したのだから…
私に嫌われて当然だ……
そう思っていたが、心の何処かでは中也と又恋人になりたいと…思ってしまってる私が居る気もした。
今回はここ迄です!
次回をお楽しみに!!
コメント
3件
太宰さん、ちゃんと、中也が織田作を撃った理由を聞いてあげて!(そう思った) 続き楽しみにしてます。
えぇー…切ない…なんかこう胸がずきずきした(?)
続き待ってます!