今回は頭痛の話です☆どぞどぞ。
部屋に響き渡るタイピング音。そしてモニターに映る敵軍の情報。頭が痛くなってくる。
「ッ!」
痛い。痛い痛い痛い。
「…誰かっ、助け、て」
自分今なんて言った?と考えながら蹲る。
視界がぼやけてきた。ああ。またやり過ぎた。
もっとちゃんと寝てれば良かった。
こうなる心当たりはある。1週間前の任務で
「うわっ。雨降ってるじゃん。最悪」
マブダチの彼が言う
「ん。上着やるよ。」
「え〜wあんまそういうことサラッと言うなよ。まぁ貰うけど。お前風邪ひくぞー」
あの時。シャオロンが言ってたことが当たった
「けほっ…かはっ」
くっそ風邪なんて引きやがって。
まだまだ書類あるのに。やるしかねぇな
ここで書類をやり続けなければよかった。
寝ておけばよかった。
まぁそんな後悔はもう遅い。暗闇の中に連れ去られてゆく。ああ、これはタヒんだな。そう自分の中で思う。皆との楽しかった思い出や腹たったことなどが思い描かれてゆく
これが走馬灯というやつか。
本当にこれが最後なんだ。
いやだ。そんなのいやだ。
喧嘩し合ったり、泣きあったり、一緒に楽しんで笑ったりしてきたことは?
どうなるんだよ。これからもこうやって笑いあったり喧嘩したりしたい。
こんなとこでタヒんでたまるか。
「ロボロ。そろそろ起きろ。」
聞きなれた低い声。だがどこか安心感がある。
…行かなきゃ。早く。行かないといけない。いけないのに足が動かない。なんで。なんでなんでなんでなんでなんで。なんで神様は俺を味方してくれないんだ。
「ッ?!」
動いた。動いた動いた!早く。早く行かないと!走れ走れ走れ!
「ッ?ここ、は?」
「ロボロ!起きたの?体調はどう?」
「ペ神…。グスッうん。元気っズッ」
「?!どうしたの?どこか痛い?どうしたの?」
「ッペ神に会えてっズズッ良かったってっけほっ」
「…そっか。良かった。元気そうではあるね。」
そうペ神がインカムで言った
すると。すごい足音が聞こえてきた。怖。
「ロボロっ!大丈夫か?!」
以外だった。一番最初に入ってきたのはグルッぺンだったから。
「?!う、うん。大丈夫…だけど」
「良かった…お前1ヶ月も寝てたんだぞ?
「!仕事は…?迷惑になって「迷惑なんて言うな。お前のことが心配でほとんど鬱やコネシマがやってくれた」
「?!鬱先生とシッマが?あの二人が?」
「ああ。そうだ」
「…グルちゃんありがとう。ちょっとお礼に行ってくる」
「その必要は無い」
「え?」
バァン
すごい音が鳴った。ドアの方を見るとドアをぶち壊した鬱先生とシッマがいた
「!2人とも。ありがとう」
「ロボロー!」
そう言って抱きついてきた。
「え。嫌そうな顔しないで」
とか言っても満更でもない。すごく嬉しい。
やっぱり俺の愛してる人。ずっとずっと一緒にいてね
てな感じでぐっぱい
コメント
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無理しないって大事ですよね、!( ・ㅂ・)و ̑̑ 今回も神作ありがとうございます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°