闇には憧れる

ジョブシステム。

それは、多くのゲームや漫画などで登場する、

ジョブにつき、レベルを上げ、ステータスを上昇させる。

それらの一連の動作を担うシステムのことである。

「てか、この世界にはステータスの概念すら無いのに

ステータスもつくるのか？」

「当たり前だろ？」

「そうか、なら俺も少し手伝うか。」

「いいのか!?」

「おう、暇だしね。」

ジョブか、意外と楽しそうですな。

「ガモォー！」

「あ、クマだ。」

でっか！何このクマ。

感想が「あ、クマだ」だけなわけねーだろ!?

「ガー！」

バコンッ

やばいだろこいつ。

「一発殴っただけでクレーターできてんじゃん。」

「よし、反撃だ。行け、明希。」

「よし、任せろ。・・・そうじゃねぇだろ！」

「どうしたんだ？」

「なんで俺一人なんだよ!?」

「か弱い女の子に戦えって言うのか!?」

「絶対か弱くないよね！」

べシャンッ

「「え？」」

なんか、さっきのよりでかいクマが出てきたんだけど。

さっきのやつは潰されたし。

〜つづく〜