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グフッ(吐血)
こんにちは!ソルです!
いつも見てくれとるみんなありがとぉ!ほんまに感謝!
っていうのは建前で、、、ごめんみんな、今回も僕が出るねん、、後主役並なんよ、、
まぁ正確には僕の名前を出すだけやねんけど、、、まぁそんなことは置いておいて、
今回は色んな人が出るんやで!なんやけど、いつも通り軍パロ的な感じで我々ださんとかワイテルズさん等ゲーム実況者様方は出てもらうで!
それでな!今回は僕のお友達さんらが出るねん!まぁ誰かは言わない!
前回出てもらったがっきーは確ででるんやけどな!
まぁ辞めろやまじ不快っていう人はここでバイバイやね!見てくれるって言う優しい人は
見てってや!
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ここはシネン国
3年前に出来た小国だがワイテルズ国と同様、未だ戦争負け無しの国である。
総統兼裏暗殺部隊隊長のソル、書記長兼軍最高指導官の狐神、特殊工作部隊隊長兼軍指導官副隊長の猫丸、外交官兼料理長の赤犬、外交官兼情報隠蔽班隊長の夜猫、外交官護衛兼医務官の朝日、情報管理長兼特殊工作部隊副隊長の影丸。
この7人と10万以上に及ぶ一般兵達でこの国の軍は構成されている。国民は100万近くに及ぶ、もはや大国レベルだが、作られてから日が浅いのでまだ小国という名で国としてあり続けている。国民はそれが解せないらしいが。
また、これは裏話なのだが軍人も国民も現暗殺者達が集う実力派の国家だ。国民は獣人や人などの多種族であるため、異種族共存国家とも呼ばれている。
狐神「ソルさん起き、、、起きてたわ!!」
午前6時、ソルは窓枠に座り少し冷たく心地よい風に当たりながら資料を片付けていると、バンッと音を立てて狐神が元気よく入って来た。
ソル「ん〜?僕は寝ないで?」
彼女の方を一切見ず、資料に目を向けて書き続けて居る。
狐神「いや、、寝てよ、、いつか過労死するよ?」
はぁ、、とため息を付きながら呆れたようにソルの顔を見る。
ソル「草w、、大丈夫や!僕はそんなんじゃ死なない!!」
はっはっはっと笑いながらもひたすらに資料を片付けていた。
夜猫「そるちゃんおはようさんご飯やで」
そんなところにひょこっと現れた獣人の彼女の手には包丁が握られており、
ソル「誰がそるちゃんや。おはよう夜猫。後、包丁持って歩くな危ない。」
通常運転なのだろうか、普通にソルに怒られていた。
夜猫「あははっwまぁまぁそんな怒りんさんなや」
ソル「はいはい。朝日〜?」
朝日「はい。ソルさんおはようございます。」
ソル「おはよぉ朝早くから悪いんやけど夜猫の対処頼んでええか?」
朝日「はい。もちろんです。」
夜猫「待って待ってごめんって!!」
朝日「はいはい。早く行きますよ」
夜猫「あ〜、、!!そるちゃん!!」
朝日「ソルさん、狐神さんそれでは。」
ソル「ありがとぉ〜。んならがっきー移動しながら話そか。今日の日程は?」
狐神「、、、あ、今日の日程は、、、11時から外交だね。」
ソル「どこと?」
狐神「今回は三国同時外交だね。運営国とワイテルズ国って言うところみたいだよ。」
狐神「確か、、あぁ、これだこれだ。いっぱい資料持ってるとどれがどれだか、、、
ん”ん”ッ、、運営国は世界国家ランク1位を5年間位置取っている最強国家だね」
狐神「総統らっだぁの名のもとに完璧実力派の国家らしい。これは私の知ってる事だけど、国民全員元暗殺者だと聞いているよ。」
ソル「ふーん、、らっだぁ、、ねぇ、、」
狐神「知り合い?」
ソル「いや、、おもろい名前やなって、、」
狐神「まぁ、、、、うん、、?」
ソル「それで?」
狐神「あ、あぁ、、それで、、書記長金豚きょー、情報管理長緑色、外交官コンタミ、特殊工作部隊隊長レウクラウド。この5人で構成されている国だね。」
ソル「ふーん、、そうか。ワイテルズ国は?」
狐神「私達と出来た時は一緒だね。3年前に突如出来た小国だけれど掛けられた戦争は数しれず、それなのに未だ負け無しの国家だね。総統のnakamu、暗殺部隊副隊長隊長のBroooock、シャーくん、医務官のきんとき、外交官のきりやん、情報管理長のスマイル。この6人で軍の総統幹部は構成されている。」
ソル「ふーん」
狐神「おいしい牛乳に貰った情報はこんな感じだね。」
おいしい牛乳とは世界一の情報屋で、本来は牛乳なのだが、情報が美味しいから皆があだ名としておいしい牛乳と呼ぶようになった。おいしい牛乳はまだ情報屋では無かった時に、昔ソルが気ままに赴いた国で運良く出会い、殺されかけていたところを助けられた。一生ついて行くと言ったところ邪魔やから辞めろと言われ途方に暮れていた。そんな時に、ソルに国作るから情報屋になってくれやと言われ、情報屋を目指す。それから約2年、ソルが国を作ったと同時に牛乳は世界最高の情報屋となった。そして、ソルは恩人として未だに情報を無償で渡されている。ちなみにソルは無償と言うのが解せないらしい。
ソル「今回はだいぶ少ないんやな。」
狐神「まぁ10分前にお願いしてついさっき届けて貰ったしね。」
ソル「人使いの荒さよ」
狐神「いや、、今すぐいるなって思って、、」
ソル「まぁおいしい牛乳ならどれだけ使ってもええわ。」
狐神「ソルさんが1番酷くね、、?」
ソル「ん?なんて?」
狐神「なんでも無いです、、、、」
狐神「あ、これは補足なんだけど、、、このシャークんっていう人は要注意人物。歴戦王という名を欲しいままにする程には強いね。あまり実力は知らないけれど、ソルさんと互角くらいかもしれない。」
ソル「、、、ん。まぁ死んだらそんときはそん時で。」
狐神「いや守るよ!?守れるほどの力も無いかもしれないけど!!」
ソル「、、、ふはっw、、そうか、守ってくれるんか、、んふふっwよろしくな?頼れる我が右腕!」
狐神「いや言い方ぁ!」
ソル「んはははっw」
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食堂に向かう途中、自室から出てきた赤犬に会った。
赤犬「あ、ソルさんおはようございます」
ソル「はよーあっくん。今日は体調大丈夫か?」
赤犬「大丈夫っすよ。、、、俺もソルさんやみんなみたいに強い人になりたかったっす、、」
ソル「大丈夫やあっくん。誰にだって弱いところはある。」
赤犬「いや、、身体の事もあるんすけど、、実力とか、、弱いのに俺なんかがこんな所に居ても良いんでしょうか、、」
ソル「、、、誰が赤犬君を弱いって決めてんねん。」
赤犬「、、、、え?」
ソル「国民?一般兵?他国の奴ら?違うやろ?赤犬君の強さを認めるのはこの僕や。誰がなんと言おうと僕の言うことが正しいんや。総統であるこの僕が赤犬君の強さを認めているんや。やから弱いだなんて言うな。産まれ持った身体能力だけが実力だと思うなよ?饒舌だって実力やしな。」
ソル「現にあっくんディベラート強いやん。僕かなわんわ!」
ソル「やから、、、自信を持って僕のそばに居てくれや。君の強さは僕が認めたるから。」
赤犬「、、、はい、、、ありがとうございます、、、ソルさん、、」
ソル「んなら食堂行くでぇ〜」
狐神「今日もソルさん誰かを励ましてるよ、、怖この人、、才能じゃん、、」
ソル「ん〜?なんていうたぁ?」
狐神「いや?なにも。」
赤犬「だから俺はこの人について行きたいんすよね。」
狐神「私もだよ。何度この人に救われたか分かんないけど、それでもいつか恩返し出来ることを願ってそばに居るよね。」
赤犬「うんうん。まぁ恩返ししてもしきれないし、もし出来たとしても離れるつもりは無いっすけどね。」
狐神「それなぁ。」
赤犬「でも、、俺聞いた事があるんです。強い人には必ず暗い過去があるって。ソルさんは強いじゃないですか、だから、、もしかしたら、、って思うと、聞きたいんですけど怖くて聞けないんですよね、、」
狐神「あー、、確かに、でもソルさんは強いけどちゃんと弱いよ。」
赤犬「、、、は、、?」
狐神「いや、、馬鹿にしてる訳じゃないんだからそんな睨んで来ないでくれる?」
狐神「私が言いたいのは、ソルさんは実力はあるけれど、心は弱いんだよ。仲間が怪我をした時はほんとに焦ってるし、自分が近くに居た場合は罪悪感に駆られすぎて今にも死んでしまうんじゃないかってくらいほんとにやばいんだから。」
狐神「、、でも、確かにみんなの前では強く居るよね。それがみんなから見られる時のソルさんの望む姿だから。」
赤犬「それは、、俺達に弱さを見せたくないってことっすか?」
狐神「そうだね。、、、まぁ、みんなの事は本当に信用してると思うから大丈夫だよ。さぁ、今日の外交頼んだよ?最強最口の外交官様?」
赤犬「、、任せてください。これ以上ソルさんにかっこ悪い所は見せらんないっすから。」
狐神「ふふっ、私もだよ。」
ソル「あっくんがっきー遅いでぇ!!なんしてんねん!ご飯は!?」
赤犬「すみませんソルさん。狐神さんと今日の外交の事で話してました。」
ソル「、、あぁ、外交か。あっくん気張らずになぁ。下手に気張って相手の地雷踏んだりしたら揚げ足取られる所じゃすまんかもわからんからな」
赤犬「、、、はい。気をつけます。」
狐神「ソルさん逆に気張らしてない?」
ソル「えぇ?まぁなんかあったら僕がどうにかするし大丈夫やでぇ」
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らっだぁ「こんにちは〜運営国総統のらっだぁです☆」
nakamu「初めまして!ワイテルズ国総統のnakamuです!」
ソル「初めまして。運営国総統様、ワイテルズ国総統様。シネン国総統のソルと申します。」
らっだぁ「よろしくお願いします〜」
nakamu「よろしくお願いします!」
ソル「こちらこそ。」
らっだぁ「お前らぁ〜自己紹介〜」
緑色「運営国情報管理長の緑色です。」
金豚きょー「えっ、、どりみーが、、ん”ん”ッ、、運営国書記長の金豚きょーです。」
レウクラウド「運営国特殊工作部隊隊長のレウクラウドです。」
コンタミ「運営国医務官兼外交官のコンタミです〜」
nakamu「お前ら!自己紹介!」
Broooock「初めましてぇ〜ワイテルズ国総統護衛のBroooockでぇす」
シャークん「お前ちゃんと喋れよ、、同じく総統護衛のシャークんです。」
きんとき「ワイテルズ国医務官のきんときです。」
スマイル「情報管理長のスマイルです。」
きりやん「ワイテルズ国外交官のきりやんです。」
ソル「お前ら自己紹介」
狐神「初めまして。シネン国書記長の狐神です。」
夜猫「シネン国外交官の夜猫でーす」
赤犬「シネン国外交官の赤犬です。」
ソル「それでは外交をはじめようか。」
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ソル「では、、同盟を結ぶという事で解釈してよろしいな?」
らっだぁ「はぁい。」
nakamu「はい!」
ソル「では、この時よりシネン国、運営国、ワイテルズ国の三国は同盟を結び、交友国になることをここに誓おう。」
らっだぁ「異論なし」
nakamu「異論なし。」
ソル「それでは、、警戒は解き、みな各自自由にしてくれ。」
らっだぁ「、、、、あぁ〜!!終わったぁ!!!ソル堅苦しすぎでしょいつものソルじゃ無かったのめちゃくちゃ怖かったんだけどぉ」
nakamu「あ、わかります!めっちゃ圧ありましたよね!」
ソル「いやいやいや、、外交外交当然やで??」
らっだぁ「まぁそうなんだけどさぁ、、、」
狐神「ん?ちょ、、ちょっと待って??ソルさん?何この状況、、説明してくれる?」
ソル「あー、、実は僕ら3人幼なじみやねんな。」
らっだぁ「えへへ〜」
nakamu「そうだね!」
一同『は、、はぁぁぁあああああ!?』
金豚きょー「ら、、らっだぁがソルさんの知り合いなんは分かっとったけど幼馴染!?」
らっだぁ「いや〜そうなんだよねぇ実は!」
きりやん「何それ!?nakamuお前1番弱いじゃん!!」
nakamu「なんだときりやん!!!」
狐神「ソルさんそういうのもっと早く言ってくれない!?」
ソル「はっはっはっ」
狐神「いやはっはっはっじゃなくて!!!」
三国総統の衝撃的な事実が判明したが、平和な雰囲気が流れている所に事は起きた。
突然、バンッと言う嫌な音が部屋に響いた。
音の方を見るとそこには暗殺者がいて、銃声と同時にうっ、、っと苦しそうな声を上げた赤犬。
、、撃たれてしまった
いち早く反応したソルはすぐさまナイフを投げ敵を殺したが、赤犬が苦しんでいる事に変わりはない。
ソル「赤犬!!!」
夜猫「赤犬、、?」
らっだぁ「暗殺者!?」
nakamu「嘘でしょ!?俺達が気づかない事ある!?」
ソル「あ、、ぁ、、、そんな、、嘘だ、、、、」
ソル「っ、、、朝日!!!!」
朝日「はい、、、、、はい。」
ソル「、、、、頼んだぞ」
朝日「、、はい、、!!」
赤犬「ソルさん、、ごめんなさい、、、避けれな、、かった、、」
ソル「喋るな!!!!傷が開く、、謝罪なんていらない。お前は悪くない。」
赤犬「すみません、、、」
朝日に抱き抱えられて赤犬は部屋から出た。夜猫も2人について行き部屋を出たが、部屋には重々しい空気が漂っていた。
ソル「、、、、なんで、、、誰が、、」
狐神「ごめんソルさん、、セキュリティに誤作動があったのかもしれない、、」
ソル「、、、、狐神のせいでは無いやろ、でも、、どこの国がやった?殺さないと、、殺さないと、、」
nakamu「ソルくん落ち着いて、、、」
ソル「落ち着けるわけないやろ!!!!僕のほぼ真隣で撃たれたんやぞ!!!助けられるかもしれなかったのに自分の国だからって警戒を怠った!!!アホにも程がある!!これで赤犬が死んだらどうすんねん!!一生の後悔を又背負って生きろってか!?僕は嫌や!!大事な人を失うのはもう嫌なんや!!!それなら、死んだ方がマシやねん!!!生きたくない!!!!」
大粒の涙を流しながらも震える声で叫ぶソルの心情が嫌という程伝わって来て心が苦しかった。
らっだぁ「、、、そう言えば、、ソルは昔、家族を目の前で残虐的に殺されたもんねぇ、、」
nakamu「、、、うん、、」
ソル「僕、、、もう嫌なんや、、僕の大事な人はみんな消えていく、、なんで、、?どうして、、?なんでなんでなんでなんでなんで?どうしていつも守れないの?少し強くなったって守れなければ意味が無いじゃない馬鹿が、警戒を怠るとか無能すぎて逆に笑えて来たわふざけんなよ」
狐神「ソルさん、、」
ソル「、、これだから弱い自分は嫌いなんだよ。だから強くなりたかったのに。誰であろうと僕の大事には手出させないくらい恐れられて、世界から認められるくらい、強くなりたかった。なのに、、、、なのに、、意味無いやん、大事な時に守れもしないくせに、強くなりたいとかほざくなよ馬鹿が。あーあ、結局全部台無しや。」
金豚きょー「ソルさん、今壊れるのは違うやろ」
ソル「なぁきょーさん。僕はさ、壊れてる訳では無いんだよ。ただただ現実を受け入れようと脳の機能を停止させてるだけ。」
金豚きょー「それが壊れるって言うことなんちゃうん?」
ソル「一緒にしないでくれるか?僕は廃人になるつもりは無い。」
ソル「狐神。」
狐神「、はい。ソルさん」
狐神が瞬きをした瞬間、彼は目の前から消えた。辺りを見渡すとにこりと笑い窓枠に立つソルの姿が。
ソル「今から僕B国行ってくるからさ、あと頼んだ!」
狐神「えっ!?ちょ、ソルさん!?」
シャークん「ソルさん動きすごいな、、、、」
nakamu「、、、まぁ、、ソルは俺らの中で1番強いしね、、」
きりやん「まじで?やばすぎ、、」
らっだぁ「、、、、ああなったソルは誰にも止められないよねぇ正直、、」
緑色「でも、それくらいアノ赤犬サン?が大事ナンデショ」
らっだぁ「、、、、あの日から群れることを嫌ったあのソルがねぇ、、、」
狐神「、、、、ソルさん、、大怪我しないと良いけど、、、」
レウクラウド「なぁ狐神さん。」
狐神「はい」
レウクラウド「ソル君はどうして国を作ったの?」
狐神「、、、暗殺者全振り時代にソルさんと私が仕事の関係上ツーマンセルだったんですけど、少し仲良くなった時に私が他の暗殺者に殺されかけたんです。そうしたらソルさんが、『国を作って強くなったらお前に手出しするやつもおらんくなるやろ』って言って1国潰してここに国を作ったんですよ」
レウクラウド「暗殺者全振り時代って何、、?」
狐神「、、、あぁ、これソル語なんだ、、、暗殺者全振り時代って言うのは、安全業や自由な時間を全て暗殺業に費やすことです。つまり年中無休だった時ですね」
レウクラウド「ソル語、、、、?まぁ、、うん、、なるほどねぇ、、、ありがとう」
狐神「いえ。大丈夫です。」
Broooock「じゃあじゃあ〜ソル君はみんなとどこであったの?」
狐神「、、、それは、、赤犬君たちの事ですか?」
Broooock「そうそう〜」
狐神「、、、赤犬君、夜猫さん、朝日さんは獣人の方なんですけど、まだ3人が人の姿になれなかった時に、道端で3人が傷だらけで倒れてるのをソルさんが見つけたらしく、持って帰ってきたんですよ。それで治療を施して、ご飯あげてたらなんかいつの間にか軍の幹部として働いてました。影丸という人も居るんですけど、その人は獣人である夜猫さんを追ってきたどこぞの研究員だったんですけど、いつの間にか軍の幹部として働いてました。多分ソルさんがなにかしたのでは無いかと思うのですがよく分かりません。そして最後に、猫丸という人が居るんですが、夜猫さんがいつの間にか連れて来てました。彼女の話によれば幼馴染らしいです。国民は、、なんかいつの間にか増えてました。」
Broooock「うわぁ、、ざっくり〜」
狐神「すみません、、ソルさんに聞かないとこういう話はよく分からないんです。」
nakamu「と言うかこの状況どうします?ソル君帰ってくるまで待ちますか?」
らっだぁ「そうだね〜待とうかなぁ、、」
狐神「暇でなければ幾らでもいて頂いて構いませんよ」
一同「はーい」
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ソル「、、、ただいま」
3時間前に国を出た彼が、今帰って来た。
全身血まみれで、無表情で、目も虚ろになっていて焦点が合わない。
この場のほぼ全員がそんなソルを見て背筋が凍ったが、書記長の狐神だけはそんなソルを見て直ぐに近づいた。
狐神「ソルさん!!おかえりなさい、大丈夫ですか?怪我は、、、」
ソル「、、、大丈夫や、特に無い。B国雑魚やった。」
狐神「だからといって1人で突っ込んで行かないでくださいよ!ソルさんが1人死んだらどうするんですか!!!」
顔に付いた血を拭おうとハンカチでトントンっとするが、乾いているのか一切落ちなかった。
ソル「、、、ごめん」
らっだぁ「、、、ソルおかえりぃ〜」
ソル「、、、まだおったんやな」
らっだぁ「当たりめぇよ!!ソルと模擬戦しないまま帰れるかっての!」
ソル「、、、ww」
nakamu「ソル君おかえり!大丈夫?大怪我とかしてない?」
ソル「ただいまnakamu。大丈夫やで。」
らっだぁ「なんか反応違くない????????」
ソル「気のせいちゃう?」
影丸「そるちゃーん赤犬起きたで」
ソル「、、、!!、、、、、、、そうか。」
影丸にそう言われ、一瞬ピクリと反応はしたものの、直ぐに無表情になり、平然とした声でそう言った。
影丸「、、、なんか冷たくない?」
ソル「赤犬には当分の間療養していて貰う。影丸、悪いが伝えておいてくれ。」
影丸「、、、分かった。何日くらい?」
ソル「完治するまでの日にちプラス2ヶ月だ。」
影丸「おっけ、、、、多くない?」
ソル「、、、それくらいが妥当だ。」
影丸「、、、分かった。伝えてくるよ。」
ソル「頼んだぞ。」
きんとき「ねぇ、ソルさん、、これ聞いていいのかわかんないんだけどさ、」
ソル「なんや?」
きんとき「ソルさんってさ、なんか、、、幹部のみんなに冷たくない?口調もなんか固いし、、」
ソル「、、まぁ、、それが僕の普通やで。」
きんとき「、、、そっか、、、」
らっだぁ「ソルぅー!!!模擬戦しよ!!!!」
ソル「、、、、風呂入ってからな」
らっだぁ「約束だからな!!!」
ソル「はいはい。」
nakamu「あ!らっだぁさん狡い!!ソル君俺も!!!」
ソル「ははっwはいはい。」
nakamu「やったぁ!」
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約2ヶ月
狐神「ソルさん、今日から赤犬君が復帰するよ。」
ソル「、、、そうか。」
〈コンコンッ〉
扉が優しく叩かれて久しぶりに聞く声が聞こえる。
「ソルさん。赤犬です。入っても良いですか?」
ソル「、、、、ん。」
狐神「どうぞ〜!」
赤犬「失礼します。ソルさん、今日から仕事に復帰します。」
ソル「体調不良はどうや。怪我は」
赤犬「どちらも大丈夫です。怪我は完治しました。」
ソル「そうか。」
赤犬「、、、、では、、俺はこれで、、」
ソル「、、、あぁ、」
狐神「ちょっと待ったぁ!!赤犬君もソルさんもなんかよそよそしくない!?」
狐神「ソルさんはもうちょっと気持ち出そうよ!!赤犬君ももうちょっとなんか話そうよ!!」
赤犬「いや、、迷惑かなって、、、」
ソル「これ以上話すことなどない。」
狐神「ほんとに?この2ヶ月くらいソルさん何処か暗かったよ?」
ソル「、、、、さぁな」
狐神「赤犬君が心配だったんじゃないの?ほら、何か話してみなよ。気持ちちゃんと出そう?」
ソル「、、、、やって、、、僕が、、僕が隣におったのに、、ぼく、、赤犬君の事守ってあげられんかったんやもん、、なんの為に総統してんだよって、、話やん、、僕、、ほ、、ほんとに、、赤犬君が死ぬと思って怖かったんやもん、、守れんかったこと、謝りたかったけど、、行くに行けんかった、、、小心者なんやもん、、僕は、、むのうだから、、ひとりじゃ何も出来ないし、、」
ポツポツと話し出したソルの目には涙が溜まっていて、今にも溢れ出しそうだった。
赤犬「そ、、」
ソル「幾ら強くなったって、前の自分より強かったって、守れなければ意味が無い、ごめん、、ごめん、、ごめんなぁ、、守ってあげられんかった、、赤犬君は体が弱いのに、、あの時僕がちゃんと気を張っていれば、僕が受け止めれたのに、、ごめん、、弱くて、、ごめん、、、」
赤犬「ソルさん、聞いて下さい。」
ソル「、、、」
赤犬「ソルさんは弱くない。ソルさんはソルさんが思ってる程弱くないし、無能なんかじゃない。それに、守れなくてごめんなんて言われたって、この国にいる以上、俺は、いや、俺たちはずっと守られてるんだから謝られると困ります。いつだって貴方に助けられて来たのに、たかが1回俺が撃たれたからって守れなかったなんて言わないでください。俺はいつだって貴方に守られて来たんだ。自慢するような事でもないし自慢したくも無いけど。それに、言わせてもらいますけど総統って幹部を守るもんじゃないっすから!!!確かに総統は国を守ってなきゃ行けないみたいな感じがある事は重々承知してますが!!俺たち幹部が総統を守らないと行けないんすよ!!!分かります!?俺の気持ち!!俺達がソルさんを守らなきゃって思ってんのに俺らがソルさんに守られるこの気持ち!!」
ソル「、、、ごめん、、」
赤犬「だから!!、、俺らに、貴方を守らせてください。1人で全員を守ろうとしないで、共闘して下さい。この世界に」
ソル「、、、」
夜猫「そうだそうだ〜そるちゃんだけにこの国を背負わせる訳には行かねー!」
『!?』
どこからともなく現れた夜猫に3人は驚いた。
影丸「ほんとだよまったく、、守らせてくんね?まじで。そるちゃんが死んだら俺らどこに行けば良いんだよ。」
猫丸「ソルさん、俺らに守らしてくれよ。頼むから1人で遠くに行こうとしないでくれ。」
朝日「ほんとですよソルさん。貴方を守りたくてここまで来たのに貴方が離れてどうするんですか」
狐神「みんなの言う通りだよ!私たちに守らせてよ!!」
ソル「、、、ほんまに、、僕のこと守ってくれるん、、?僕、、もう、背負わんでええ?」
『もちろん!!』
ソルが心配そうな表情をしながら、揺れる瞳で6人を見た。
しかし、6人はそんなソルの心配の念を消すかのように満面の笑顔でソルにそう言い放った。
ソル「、、、、、、んなら、、、ま、、守って?」
『任せとけ!!』
ソル「、、、、んふふ、、守ってもらう、、嬉しいなぁ、、始めてや、そんなこと言われたの、、」
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赤犬「ソルさーん!お昼ご飯の時間ですよ〜!上がってきてくださーい!!」
ソル「あーい!今行くわぁー!!」
ソル「すまんならっだぁ!途中やけど抜けさしてもらうわ。また後で決着つけよな!」
らっだぁ「おっけぇー!!俺らもなんか食べに街降りようぜ」
金豚きょー「せやな」
緑色「タベヨタベヨー」
コンタミ「脂っこいのはやだよぉ?」
レウクラウド「甘いものが食べたいなぁ、、」
nakamu「何食べようかなぁ、、」
きりやん「エッグベネディクトはどうだ!」
シャークん「言いたいだけだろお前ww」
きりやん「バレた!まずい!!!」
きんとき「あははっww」
Broooock「アッハッハッハッハッwwアー!!!!!」
スマイル「あ、こことか美味しそうだぞ」
らっだぁ「と言うかソル、、なんか柔らかくなった?」
nakamu「あ、わかるそれ!なんか幹部のみんなに柔らかくなったよね!」
金豚きょー「ほんまよな、この前まではまじで冷たかったのに」
シャークん「何があったかは知らねぇが、、まぁ良かったんじゃないか?」
レウクラウド「そうだねぇ、仲がいいのはいいことだしね」
Broooock「良かった〜良かったよぉー!!!!」
きりやん「うるせぇ!!!!!!」
きんとき「お前の方がうるさいよw」
『wwwwww』
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ソル「あっくん今日のご飯はー?」
赤犬「今日はソルさんが好きなオムライスですよ!」
ソル「えっ!あっくん大好き!!」
赤犬「俺も好きっすよw」
夜猫「なぁにイチャコラしてんだゴラァ!!」
ソル「キャー!!」
狐神「今日も今日とてシネン国は平和だなぁ、、」
朝日「てぇてぇショット頂きました。」
影丸「おーおー、、妹ちゃん怖ぇよ、、、」
猫丸「まぁまぁ、そっとしといてあげろよ」
ソル「わぁ!夜猫包丁持ってくんな!!!」
赤犬「何してんだ姉ちゃん!!」
狐神「ちょっ、、、夜猫さん何してんの!?!?」
夜猫「弟に手出しはさせねぇー!!!」
ソル「男も女も興味ねぇわ!!!!」
今日も今日とてシネン国は平和だね。この幸せな時間がずっと続いてくれれば良いのだけれど。でも、誰もこの先のことは分からないから、願うことしか出来ないね。
いつまで続くだろうか。この幸せは、一瞬か、あるいは一生か、この先の事は誰も予知出来ない。しかし、彼らの魂がこの世界で光輝く以上は、この国を世界から消せる国は無いだろう。