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us視点
目が覚めると、見慣れない…いや、見慣れた天井だった。
自分の体には毛布のみがかけられ、少し肌寒い。
特に意味は無いが、周りを見渡す。
…………誰も居ない。
まぁ、居ようが居まいが、脱出のしようがない。
扉には鍵がかけられているし、そもそもここが何処ら辺の地域かも分からない。
us「……..お腹減った、。」
少し掠れた声を出しながら、体を起こそうとした。
us「い゛ッ!“!”ッ‼︎‼︎゛゛」
その瞬間、腰どころか、全身が激しく痛んだ。
立とうと動かした足も崩れ落ち、ほぼ床にぶつかるように倒れる。
us「ガッッ゛⁉︎⁉︎゛゛ヒューッ“! はぁッ、カヒュッッ“!’」
なんとか痛みを和らげようと深呼吸を試みたが、時々呼吸に失敗したような音が鳴る。
あまりの痛みに身を捩る。
その行為すら痛みを伴った。
us「ぁ゛ッ″、!ぅぐっ、“!’!”“グズッ、」
生理的な涙を流し、何故こうなったのか記憶を辿る。
男「っ、笑 そりゃそうじゃん、❤︎あんだけヤってんだから」
考えている頭の中に声が入ってくる。
顔を上げると、気づかぬ内に男が立っていた。
us「は゛ッ、あ“ッ、…!」
苦しむ俺を見て、男が口角を上げ、満足気に笑う。
こんな奴に助けを求める訳にもいかず、必死に呼吸を繰り返していく内に、少しずつ落ち着いてくる。
us「はーッ、゛はぁ“っ、!“」
男「やっぱこうなっちゃうんだなぁ、…」
何について言っているのか分からない。
残念そうに言う男の声を聞いて、様子を伺う。
こんな時に働く余計な防衛本能に少し苛立ちを覚えた。
男「あ、お腹空いたでしょ、」
大分落ち着きを取り戻し、視線は自分の手に定まっているが、どこか見ているわけでもなく黙っていると、男が口を開いた。
us「…っ、」
事実空いていたので、小さくゆっくりと首を縦に振った。
男「ふ〜ん、じゃあこれ食べてよ」
そういうと、何かガサゴソと男が聞こえてくる。
状況を確認しようと顔を上げると、絶句した。
男が下を脱ぎ、しかも勃ったモノを露出していた。
us「…へ?、ッ」
理解が追いつかず、抜けた声が出る。
ちゃんとした食べ物を与えてもらえると期待したのに
そもそも、今までの出来事に興奮する要素なんてあったかと、疑問がよぎる。
そういえば、俺の苦しむ姿を見て笑っていた。
まさか、…それか、?
そう考えた途端、気持ち悪さが増す。
男「ほら、お腹空いてるんでしょ?早く」
急かされるが、流石に抵抗がある。
渋っていると、口の先に男のモノが当たった。
そう思ったのも束の間、無理矢理口の中に捻じ込まれる。
us「おぐッ゛‼︎”” んぼ、ッ゛」
突然のことに困惑と息苦しさを感じていると、また男が文句を言う。
男「しっかり味わって食べろよ」
us「ん゛ッ、…」
男の表情を気にしながら、申し訳程度に顔を動かす。
us「かぽっ、…くぷ、ッ」
男「…….もういいわ、」
吐き捨てるようにそういうと、俺の頭を掴み、喉の奥から、抜けるギリギリまで動かすのを繰り返した。
us「ぁぐッ゛゛!”!ぐぽッ、!」
止まっていた涙が、苦しさでまた溢れ出す。
男「おい、舐めたりしろよ」
us「ふぁひ、ッ、゛ん”“っ!”」
舌を使って全体を舐めるように動かす。
早く終われという思いで、吸ったりもして男をイかせようとした。
音を鳴らしながら続けていると、男の腰がさらに速くなる。
us「う゛ぅ”ッ″!ジュボッ ぉごッ““‼︎”!」
男「はー、っ 出すぞ、」
口内を抉るようにじゃぶらされたかと思ったら、一気に喉奥に出され、反射的に息を止める。
us「ぉ゛゛ッ″‼︎ んッ゛」
男「しっかり飲めよ?」
苦くて全く美味しくない液体を、無理矢理飲み込む。
us「んぐッ、“ はッ~、」
久しぶりにまともに呼吸をすると、男に顎を掴まれた。
男「口開けろ」
大人しく従うと、口の中を観察するように覗き込まれる。ちゃんと飲んでいるか確認をしたんだろう。
男「あ、飯持ってくるから待っててー!」
思い出したかのようにそう言うと、ご機嫌そうにスキップをしながらどこかへ行った。
その愉快そうな様子が怖くてたまらなかった。
小さく息を吐き、天井を見つめる。
体温は暖かいのに、寒く感じる。
もう、二度と帰れないかもしれない。
そんな思いが脳裏を過った。
違う、ガッチさんが、
us「ガッチさんが、…っ、」
唇を震わせ、なんとか泣くのを耐えようとした。
us「さむいよ……」
ただ、抱きしめてほしかった。
gt視点
放課後、早速ファミマに向かった。
耳が痛くなるような寒さに肩を震わせながら、この先の事を考えた。
gt「本当に、ありがとね」
ky「そりゃ、一大事だからな」
少し照れて誇らしげに言ったキヨが、うっしーのあどけなく笑う姿と重なり、強張っていた顔が少しほぐれた。
rt「逆に、頼ってくれて良かった」
ky「ほんとにな、」
嬉しそうに、でも真剣に言う二人に、この二人が居て良かったと、再び思えた。
gt「行こっか」
ファミマに到着し、自動ドアが反応する少し後ろで一度深呼吸をした。
二人は俺と目を合わせ、大きく頷いた。
ポケットに突っ込んだ手を出し、自動ドアへ向かう。
音を立てて自動ドアが開くと、いつもより小さく、でも力強く足を踏み出した。
入店音が店内に鳴り響き、商品棚ではなくカウンターへと向かう。
まだ客は少ない時間帯だったので、やりやすい。
いきなりカウンターに向かってきた俺達に少し動揺した店員が、一瞬こちらに目をやる。
男性で、金髪にしてから時間が経っているのか、根元から黒髪が生えてきていて、ピアスも開いていたので、正直チャラい。
でも、不思議と怖い感じはなく、どこか抜けていそうだった。
gt「すみません、すぐ済ませるので、お願いをしたいです」
店員「あ、え、..?はい、…」
そこから、俺達の周りで何が起こっているか、どう協力してほしいかなどを、詳しく伝えた。
店員「…….それは、大変っしたね、」
表情を曇らせた店員が、提案した。
店員「おれ、..あ、私は協力したいんですが、店長に話して来ていいですか?」
gt「はい、お願いします」
軽く返事をして店の裏へと消えて行った店員を待ちながら、会話を交わすことはなかった。
しばらくの時間が経ち、さっきの店員と店長であろう人物がやって来た。
緊張で指先がもぞもぞと動く。
店長「お話は聞きました、是非協力させてください」
張り詰めていた空気が破れ、三人で深々と頭を下げた。
gt「本当に、ありがとうございます」
少し震えた声でお礼を言い、数秒経ってから顔を上げた。
店長「そうとなれば、早速防犯カメラの映像を確認しましょう」
返事をし、カウンターから奥へ行き、裏へと入っていく。
店長が椅子に座り、パソコンを操作する。
店長「監視カメラは、……ぁ、これかな」
カメラの映像であろうページを開き、また何か操作している。
店長「事があった日がいつか分かりますか?」
gt「三日前の、二十日です」
店長「……….その日の映像は、これになります」
そう言うと、パソコンの画面を俺らの方へ向ける。
店員も一緒に覗き込み、映像を確認する。
ky「………..いる、?」
rt「う〜ん、、、」
唸るレトさんと、目を細めて探しているキヨが話している間に、その日の映像が終わった。
店長「あ…この日のはこれで終わりですね、次の日も見ていきましょうか」
gt「お願いします」
ky「………ん、?」
しばらく映像を見続けていると、キヨが声を上げた。
ky「これ、さ…..」
キヨが指さした先を追うと、灰色のパーカーを着た背の高い男と、もう一人パーカーを被った男が居た。
間違いない、うっしーと男だろう。
rt「うっしー…..怯えてる、」
確かに、手をいじって、キョロキョロ辺りを見渡している。
うっしーがいつも不安な時にする行動だ。
その動作をうっしーがした時は、呼吸がしやすいように優しく、落ち着かせるように背中をとんとんして抱きしめていた。
映像のうっしーの顔は見えないが、今すぐにでも泣き出しそうな雰囲気と、明らかにすくんでいる足に気付き、胸が締め付けられるように痛んだ。
ky「一回、来たってことだな」
そうだ、その事実があって良かった。
生きていてくれて少しだけ安心した。
まだ油断はできないので、すぐに気合を入れ直す。
gt「じゃあ、ここで見張るっていうのは、確定でいいですか?」
恐る恐る聞くと、店長が笑顔で答えた。
店長「はい、ぜひ、 学校の間は、我々にお任せください」
rt「…..!!」
ky「…んぐっ、、」
gt「、、本当に、ありがとうございます….」
噛み締めるようにして頭を下げる。
顔を上げると、キヨと店員が涙を流していた。
店員「うぅ、….よかったっす、..」
店員が泣いていることに少し戸惑いながらも、キヨの背中を俺とレトさんで撫でながら店員さんの心配もし、二人が泣き止んだ後、今日は解散となった。
店長さんと連絡先を交換すると、店員からも頼まれ、断る理由もなかったので交換した。
rt「とりあえずは、よかったね」
ファミマを出て歩いていると、レトさんが呟くように言った。
gt「うん、戻るまでは安心できないけど、大分希望も見えた」
口を開いた瞬間、目頭が熱くなったが、堪えるように軽く上を見上げて歩いた。
きっと気づかれているが、それでももう二人の負担を増やしたくなくて、耐え続ける。
ky「明日も学校だから、今日は早めに寝たいけど….夜の方が、確率高いよね、」
本当にその通りだった。
来るとしたら当たりが暗く、バレにくい夜だ。
少し皆んなの歩みが遅くなり、この後のことを考えた。
gt「……夜ご飯食べ終わったら、行こうと思う」
rt「..俺も」
ky「俺も」
gt「…….ほんと、?」
あまりにも無茶なお願いだとは分かっていたが、まさかの二人とも賛同してくれたので、正直驚いた。
gt「無理して、合わせてない?」
二人には二人の用事等を大切にしてほしくて、心配と遠慮を込めて言う。
すると、驚いたように目を見開いたレトさんが慌てていた。
rt「えっ、いや、俺暇だし、協力したいし、」
胸の前で手をいじり、急にもじもじしだした。
ky「うん、俺も暇だし、力になれるならやりたい、」
レトさんよりは落ち着いているが、キヨも少し焦っていた。
やっぱり、本当は嫌なのかな、…。
申し訳なさを感じていると、腹を括ったレトさんが勢いよく叫ぶように話した。
rt「おっ、おれは、!なんか、っ、ガッチさんが俺らに相談してくれたの、すごい嬉しかった、!」
真っ直ぐと定められた視線が、説得力をより増している。
普段からは想像できないようなその勢いの良さに、俺だけじゃなくキヨもびっくりしていた。
でも、そのおかげで本心から協力しようと思っていることが分かって、ほっとした。
ky「おれも、….上手く伝えられなくて、」
俯いて言うキヨの肩に触れ、目線はレトさんとキヨのどちらもよく見た。
gt「ありがとう、すっごい嬉しい」
自分の不安の一つがまた消えたことで、再び目頭が熱くなってきた。
rt「…ガッチさん、っ、」
そんな俺の様子を見て、レトさんが飛びつくように抱きついてきた。
それに重ねて、一回り大きいキヨが俺らを包み込む形で抱きしめた。
気が付けば、三人とも身が震えるよな寒さの風すら感じないほど、温め合い、涙を流していた。
こんにちは。
あと一話で完結ギリできるかな、、?って感じです。
だとしたらまた長くなりそうですが、、
それはそれで楽しんでいただけると嬉しいです。
ではまた次回!