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「愛してるよ元貴、」



無言のまま、俯くだけ。


どうせ、また嘘だと思ってる。


本当だと言っても、信用してくれない元貴に苛つくことはあるけど、それが元貴だってまた今日も言い聞かせる。





「ね、こっち向いて、…」



そう促すと、元貴はゆっくりと顔をこちらへと向けた。



「……ごめんなさい、っ、」


眼に今にも溢れ出しそうなほど涙を溜めている元貴を見て、俺は何も言えなかった。




いいんだよ、。とただ、抱きしめた。



































元貴が、あぁなってしまったのはいつだったかな、

もう覚えていない。


そんなことを考えながら、珈琲を一口飲むと声が掛かった。



「若井、やっほ!」



「、っわ、!」



自分から呼び出したのにも関わらず、急に声がかかったからびっくりしてしまう。



「何驚いてんのー笑」


にこにこと優しい笑顔でそう言ってくるこいつは涼ちゃんだ。

俺と元貴の親友で、元貴のことも全部涼ちゃんに相談している




「また元貴のことぉ?」


そんな察しのいい涼ちゃんは、俺の隣へと腰掛けた。



「うん、まぁ、笑」



「毎日、愛してるよって伝えてるのに、いつもいつも伝わってない気がするっ、…」



こんな自分に失笑も贈れなくていやになる。



「、….でもね、元貴もわかってるとおもうよ、」



涼ちゃんはいつも相談に乗ってくれるが、いつも何か苦しそうな顔をする。

涼ちゃんにこんな思いをさせている自分にまた腹が立つ。



「もういっかい、ちゃんと話してみたら?」

驚いた。相談に乗ってもらってるとはいえ、いつも愚痴を俺が一方的に投げかけているだけで涼ちゃんはソレに対してうんうんと頷くだけだった。



さすがに、いつまでも平行線な俺たちに涼ちゃんも何か思ったのだろうか。



「うん、でも、話できるかなぁ、」



「がんばれ、!おうえんしてるよ!」


「うん、ありがとう、」


涼ちゃんからもらった応援を背中に、俺は元貴のものへと足を運んだ。


























また新作

どろどろ系です






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