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坂口灰
まき
#四季凪受け
「大変お待たせしました。こちら最後のページにございます、この街から遠く『にじサントス』と言う場所からやって参りました。現職の警察官でございます。今まで警察にやられっぱなしだった方もコイツで憂さ晴らししてはいかがでしょうか?」
ホールに響く声
俺の目も段々と慣れて来たとは言え、あまりの強烈なライトにハッキリと見る事は出来ない
そんな俺の前にカメラを持った男が現れる
どうやら会場内でも生放送している様だ
「ですがこちら、見ていただけるとお分かりの様に‥‥非常に整った顔をしております。ですからどうぞ皆様の愛玩にしていただけたらと思います」
「おぉ‥‥なるほど」
「これはなかなかだ」
会場内が騒めいている
そりゃそうだ
最後に出て来たのが男なんだから
「それではオークションを開始致します。初めは500万で」
「500万⁈気は確かか⁈」
俺がそう言った瞬間、会場内のオークションに参加している者たちの札が上がり始めた
「600万」
「650万」
「うちは700万」
人がこんな金額で売り買いされるなんて‥‥
コイツら頭がおかしいんじゃないか?
「800万」
「900万出そう」
「1000万だ」
その値段を聞いて檻の脇にいた男が俺をそちらに呼んだ
俺は言われるがまま、檻の端に移動した
すると檻から手が伸ばされ、俺の髪の毛を鷲掴みにされる
その手を腕に引っ張られると俺の顔を持ち上げ始めた
「うぐっ‥‥!‥‥くっ‥‥」
「おい、脱がせろ」
「はい」
もう一人が檻の中に入ると四つん這いになる俺の足から服をもぎ取った
俺の周りではカメラが舐める様に近場でその姿をスクリーンに映し出す
「おぉ‥‥」
「1200万!」
「1500万!」
「1800万!」
馬鹿のように釣り上がる値段
そして男の手が俺の太腿の内側を触った
「‥‥っ!やめっ‥‥」
「2000万!」
「いや、2500万!」
「3000万‼︎」
男の手が俺の脚を開かせる
カメラが後ろに回ろうとした時
「3億円」
「え‥‥?」
「誰だ⁈どこの社長だ?」
会場内が騒ついてみんな辺りをキョロキョロしだす
俺は髪の毛を掴まれたまま横を向く事が出来ない
「他に居られませんか?」
「‥‥‥‥」
「ちょっとそれは‥‥」
「他に居られないようなので、あちらの紳士に落札いたしました!」
掴まれていた髪の毛から手が離され、俺はようやく体に自由を手に入れた
「それでは落札されました23番の方、ステージまでお越しくださいませ 」
俺は買われたのか‥‥
しかも3億円と言う金額で
暗い会場の中をこちらに歩いてくる男
今度はコイツに俺は何をされるんだ?
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