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錆

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1 - 傷む

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2024年10月29日

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A:僕定期的に人を殺さないと駄目なんだ。

B:それは何故だ?

A:別に理由は無いんだ。

B:そうか、イカれてるな。

B:俺の事も殺したくなるのか?

A:いや、君はどうでもいいかな

B:…そうか。なら、どういう奴を殺したい?

A:うーん…一番楽しいのは女の子かな。

B:…趣味悪いな。

A:よく言われるよ(笑)

B:…何人殺った?

A:両手じゃ足りないかもね〜。

B:…何も感じないのか?

A:これと言って特に?

B:女ばっか狙ってんのか?男は?

A:あぁ、女の子ばっかりかも。

A:男って面白く無いんだよね〜。

A:ほら、女の子って表情豊かでしょ?虐めててすごく興奮する。あ、でも女の子は(あんまり)殺してないよ!男ばっかりかな。死に際の表情が最高なんだよね〜。

B:死体とかどうしてるんだ?

A:うーん、死体は埋めたり燃やしたりしてる。女の子はなるべく監禁してる、逃げられちゃったりするけど。

B:通報されたりしないのか?

A:そこは徹底してるから大丈夫。

B:もし俺が通報したら?

A:君にそんな事は出来ないよ。

B:何故だ?

A:だって君もうすぐ死んじゃうでしょ?

B:…

A:今だって、薬でどうにか繋がれてるみたいだけど。

B:…お前か。

A:何のことだい?

B:ふざけるな。

A:僕はいつもふざけてるよ。

B:今すぐ返せ。

A:君に薬を返して、何かメリットはあるのかい?

B:…クソが。

A:今すぐ薬を投与しなければ、君はあと数時間で死んでしまうね。

B:…ッ!

A:なんなら今楽にしてあげようか?

B:がはッ…!!(まずい、喉が…)

A:おっと、これじゃあもう喋れないね…あと1分も保たなそうだ。

B:…(目が、開か…な、い…)

A:おやすみ、




…永遠にね。




あとどれだけ殺せば良いんだろうかな…死体の山の上で考える。

君の様な人を殺す度に思うんだ、

あぁ、まだ生きてたんだ…って。

これが夢か現実か区別がつかない。

人が自分の手で死んだならそれは現実なんだと、そう実感できれば夢じゃ無いって知ることが出来るから。

僕は生きてる。

皆死んでいく。

何も選べぬ愚者に成り下がり、

何も得ず、何も出来ずに朽ちていく。

恐ろしい…骨まで残らぬ勢いだ。

風化していくそれはまるで砂の城が崩れていく様な儚い瞬間。

ただただ屑な僕だった。

一生


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