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姫野(ひめの)める
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桃源暗鬼夢小説⚠️
お相手 一ノ瀬四季
オリキャラ設定
鈴鹿瀬奈 鬼機関戦闘部隊隊長
四季たちより年下。
普段は弱みを見せないが、信頼してる人に見せる
性格は普段ポンコツ天然、戦闘中は一気に別人
血色解放『ちぃ』を使って、戦う。ちぃの肉球だ。無数だせるし、大きさも自由に変えれる。それで空飛んで遊ぶこともできる。
過去をざっと説明
学校でいじめられ、もう「蹴られたくない。殴られたくない。」で出てきた暴走化。そのまま家にかえり、お父さんに暴力される。がちぃが守ってくれる。しかしちぃは殺されてしまい、そのまま血色解放に。説明長くてすみません!それではどぞ!
桃源暗鬼夢小説
「血に咲く肉球」
1話「最強隊長現る」
「おい無駄先!今日の訓練誰が担当だよ!」
朝っぱらから鳴り響く声一ノ瀬四季の声だ
無陀野「今日は俺じゃない」
四季「じゃあ誰だよ!!」
皇后崎「朝からうるせぇ」
四季「なんだと?!?!」
屏風ヶ浦「また喧嘩してる…」
その時…
ドカアアン
四季「なんだ?!」
みんなで窓を見ると
訓練してる少女が一人。鈴鹿瀬奈
肉球で浮いてる、
瀬奈「あれ?力強すぎちゃった?」
肉球から降りる少女を見る
無陀野「相変わらず派手だな。瀬奈」
瀬奈「あ!無陀野じゃーん!」
四季「誰だあいつ」
無陀野「紹介する」
無陀野「こいつは鈴鹿瀬奈。戦闘部隊隊長だ」
四季「……は?」
迅「戦闘部隊の……隊長?」
無陀野「実力は本物だ。俺も認めている。」
瀬奈「えへへ、よろしくね!」
四季「いやいやいや!!こんな普通の女子が隊長!?」
瀬奈「……ん?」
瀬奈は四季をじっと見つめた。
瀬奈「君、名前は?」
四季「一ノ瀬四季だけど。」
瀬奈「そっか、四季くん。」
にこっ。
瀬奈「じゃあ、ちょっと戦ってみる?」
四季「……は?」
無陀野「ちょうどいい。今日の訓練は鈴鹿との模擬戦だ。」
四季「おっしゃ!!やってやるよ!!」
迅「……馬鹿が。」
ーーーーーーーーーーーーーー
――模擬戦開始
四季「手加減しねぇからな!!」
瀬奈「うん!私も!」
無陀野「……始め。」
ダンッ!!
四季が勢いよく地面を蹴った。
血蝕解放によって生み出した銃を構え、瀬奈へ向ける。
四季「くらえッ!!」
ダダダダダッ!!
無数の弾丸が瀬奈へ迫る。
しかし。
瀬奈「ちぃ。」
ぽんっ。
目の前に、小さな肉球が現れた。
次の瞬間――
ボフンッ!!
肉球が巨大化し、すべての弾丸を受け止めた。
四季「はぁぁぁ!?!?」
瀬奈「ふふっ。次は私の番ね。」
パチンッ。
瀬奈が指を鳴らす。
すると四季の周囲に、小さな肉球が無数に現れた。
四季「……なんだこれ。」
瀬奈「いっけ〜!」
ぽぽぽぽぽぽんっ!!
四方八方から肉球が四季に飛んでくる!
四季「うおおお!?ちょ、待て待て待て!!」
避けても避けても追いかけてくる肉球。
そして。
瀬奈「はい、捕まえた!」
巨大な肉球が四季を下から持ち上げた。
四季「うわあああ!?浮いてる!?!?」
従児「ぶはっ!!四季、めっちゃ飛んでる!!」
帆稀「す、すごい……!」
迅「……間抜け面。」
四季「皇后崎テメェ!!あとで覚えてろ!!」
瀬奈「ふふっ。」
瀬奈が手を下ろすと、肉球もゆっくり地面へ降りた。
四季「……くっそ。」
瀬奈「でも四季くん、すごいね。」
四季「あ?」
瀬奈「反応速度もいいし、何より諦めない。」
四季「……っ。」
瀬奈「私、そういう人好きだよ!」
四季「…………は?」
一瞬。
四季の顔が赤くなった。
四季「な、何言ってんだよ!!」
瀬奈「え?褒めただけだけど?」
従児「おやおや〜?四季くん照れてる〜?」
四季「照れてねぇ!!!!」
迅「……単純。」
――その夜
鬼機関の本部。
瀬奈は一人、窓際に座っていた。
瀬奈「……ちぃ。」
ぽんっ。
小さな肉球が現れる。
その上に、血で形作られた小さな猫の姿が浮かび上がった。
ちぃ「にゃあ。」
瀬奈「……今日もありがと。」
瀬奈は優しくその頭を撫でた。
瀬奈「……私、ちゃんと強くなれたかな。」
ちぃは何も答えない。
ただ、瀬奈の手に頭をすり寄せた。
ふと、昔の記憶がよみがえる。
学校で浴びせられた冷たい言葉。
逃げ場のなかった教室。
家に帰っても、安心できなかった日々。
そんな瀬奈のそばに、いつもちぃがいた。
あの日。
父親から瀬奈を守ろうとしたちぃは、命を落とした。
そして瀬奈の鬼の力が暴走し、父親も命を落とした。
瀬奈「……ごめんね、ちぃ。」
小さく呟いた、その時。
四季「……何が?」
瀬奈「っ!?」
振り返ると、そこには四季がいた。
四季「悪い。声かけようと思ったら聞こえちまった。」
瀬奈「……そっか。」
四季は瀬奈の隣に座った。
四季「……その猫、お前の?」
瀬奈「うん。ちぃっていうの。」
四季「へぇ。可愛いじゃん。」
ちぃ「にゃ。」
四季「お、返事した!」
瀬奈「ふふっ。」
しばらく沈黙が続いた。
そして四季が口を開く。
四季「……お前、なんかあったのか?」
瀬奈「……昔、ちょっとね。」
四季「……そっか。」
それ以上、四季は聞かなかった。
代わりに。
四季「……ま、なんかあったら言えよ。」
瀬奈「え?」
四季「お前強ぇけどさ。だからって全部一人でやんなくてもいいだろ。」
瀬奈「…………。」
四季「……って、俺が言うのも変だけどよ。」
瀬奈「……ふふっ。」
瀬奈は小さく笑った。
瀬奈「ありがと、四季くん。」
四季「……おう。」
その時。
ピピピピッ!!
瀬奈の通信機が鳴った。
『緊急連絡。京都市内に桃太郎機関の部隊が出現。一般人にも被害が及ぶ可能性あり。』
瀬奈の表情が一瞬で変わる。
瀬奈「……了解。私が行く。」
四季「おい、俺も行く!」
瀬奈「……危険だよ?」
四季「知るかよ。俺だって鬼だ!」
瀬奈は少し驚いた後、笑った。
瀬奈「……じゃあ、ついてきて。」
彼女の足元に巨大な肉球が現れる。
瀬奈「ちぃ、行くよ。」
ドンッ!!
二人の身体が夜空へ舞い上がった。
四季「うおおお!?速ぇぇぇ!!」
瀬奈「落ちないでね〜!」
四季「先に言えよおおお!!」
その夜。
桃太郎機関は、まだ知らなかった。
鬼機関最強クラスの戦闘部隊隊長が、戦場へ向かっていることを。
1話終わり🐾໊
コメント
1件
あおいです、読ませていただきました〜!🩺 瀬奈ちゃん、普段はぽんぽんしてるのに戦闘になるとキリッと変わるところがもう最高です…!肉球であんなふうに戦う発想、可愛いのに強くてギャップ萌えです。夜のシーンでちぃと触れ合うところ、過去の重さを感じさせつつも温かくて、四季くんが「言えよ」って自然に隣に座るところが沁みました。続きが気になります!