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次の日の朝。突然、王と王子2人が我が家に来た。そして私は急いで客間へ行った。客間には、その3人と、お父様、お母様、ライト、ミーファがいた。
「遅れて申し訳ありません」
「大丈夫だそんなに待ってはいない」
王様が優しく言った。私はお父様のとなりにすわった。今日は何でこの屋敷に来たのかしら?
「アンナ・ロース突然だがこの国は好きか?」
王様は何を言ってるの?どう答えれば良いかしら。まあ嫌われたっていいわ。私だったら…
「私はこの国はあまり好きではありません」
王様は興味を持った。
「まあそれは置いといて。この屋敷に来たのは他でもない。この前の返事が聞きたくてな」
親がびっくりした顔で聞く
「この前の返事って何のことだ?」
私は戸惑いながらも話した。私の話を聞いたお父様は
「なんだ⁉︎そんな話一度も聞いてないぞ!」
「ご、ごめんなさい」
お父様は私が可哀想に見えて、お父様は私の方に手を置いて。
「良いんだ。みんな話したくないことだってあるんだから。でも次からこうゆう事はちゃんと私たちに話しなさい」
「はい。お父様」
ライトは私に近づいてきて後ろから抱きついてきて耳元で優しく。
「で、お姉様返事はどうするの?」
私は考えた末に思いついてライの方を見ながら
「ライはどっちが良い?私と結婚したい?」
皆んなは何かに驚いていた。私はみんなの方を見て。何か悪いことをしたかしら?と疑問になりながらも気づいた。そして顔が赤くなった。やばいそういえば王子を呼び捨てで呼んでしまってたわ。第一王子は私のそんな姿を見てクスッと笑っていて、ライは呆れた顔で片手で顔に当てていた。ライトはそんな私が可愛くて耳元で
「お姉様可愛いね」
と呟いた。私はその声に感じてしまった。
ライはその空気を元に戻そうとして
「私は結婚がしたいです」
皆んなはそれも驚きだった。だって元々第二王子のライは冷酷王子と言われていて女性とも関わって来なかった。そのせいもあって他の結婚も断ってきたのに私との結婚を了承したからだ。
皆んなまだ驚きが隠せなくて口が開いていて、私はクスッと笑った。
「ライ様がそう言うのなら私は結婚しいます。まあ私もライ様もまだ成人してません。だから成人するまで私はゴロゴロします!」
王様は表情が戻った
「分かったこれで結婚成立だな。アンナが18歳になった時に結婚式を執り行おう」
私は立ってお辞儀をしてその場から出ようとした時ライが
「俺も一緒に行く」
私が廊下に出た後ライに
「何か私に話したいことがあるの?」
ライはびっくりした
「何で分かったんだ?まあいい。俺とカナタ、第一王子はこの屋敷に1週間泊まるんだ。それで明日この屋敷を案内してくれないか?」
「良いですよ」
「この後どこ行くんだ?」
私は無言のまま廊下を歩いて庭に行く
「ここはすごく素敵なお庭ですね」
「ここにお座りください。私も話があります」
私はお庭にあった椅子にライを座らせ私もライの前の椅子に座った。
「この前は突然キスしてしまいすいませんせした」
「いいえ。あのおかげで私は楽になれました」
「あとその件で悲しいお話になるかもしれませんが貴方のために話します」
私は勇気を出しながら
「この前の体がだるくなったのは…悪魔の力が封印から解き放たれる前兆だったのです」
この国では悪魔の力が出るとすぐさま殺されてしまう。だからそこにしょっくをうけなければいいんだが…
「悪魔の力の封印は毎回満月が出る日に封印が緩くなります。その封印を一時的に緩まなくするためには…聖女のキスがしつよう。ひどくなってくるともっと…いや何でもありません」
「それで私は満月の日に貴方のキスが必要だと?」
私は顔を赤くして焦った
「でも聖女だったら大体キスをすれば封印はそのまま硬いまんまになります。でもひどくなった時は…」
「ひどくなった時は?」
私はもっと顔を赤くしながら
「運命の女性に精を何回かあげなければなりません。でも精をあげる回数は個人差です」
ライは軽く笑って
「ほう。では俺からも質問しよう。なぜお前はそれを知っている。なぜあの時俺が悪魔の力が封印が解ける前兆だと分かった」
「そ、それは…」
「お前が聖女だからか?」
私は慌ててテーブルに手をつきながら立って
「あの私が聖女であることみんなには言わないでください!」
「じゃあ俺が悪魔の力が解放されそうなことも言わないならいいよ」
「絶対に言わないし、絶対にバレても誰にも殺させない!」
それを影で聞いていたライトは暗い顔をしていた。
私は自分の部屋へ戻りソファーで休んでいた。
その時ライトが入ってきた。
「ライトどうした?」
「お姉様。お姉様は僕の事を避けようとしてますか?」
私は疑問に思った。
「何でそう思うの?私はライトを避けようとなんて」
ライトはこっちに来て突然抱きついてきた。
「どうしたのライト?」
「お姉様はあの第二王子がお好きなんですね。僕に言ってないこともあの男には教えてた」
まさかさっきのお庭にいた時の話が聞かれてたの⁉︎
「お姉様は僕が悪魔の力の封印が弱くなってバレても僕は殺されても良いと言うことですね」
「そんなわけないじゃない。貴方が死んだら私…」
「私…何ですか?ちゃんと言ってくれないと分かりません」
私はライトが悲しいというのを悟った。
「貴方が死んだら私の人生が崩落して貴方の元に行く」
「それは本当ですか?」
私はライトの頭を撫でながら
「ええ本当よ」
「でも僕が死んでもお姉様は生きてください。そうしないと僕が悲しみます」
ライトは抱きついてきた腕を離した
「あ!そうだ明日街へ行くのだけど…どうかしら?案内が終わった後だけど…」
「いきます。僕もちょうど訓練なのでその後に」
「じゃあ街の時計塔で集合で」
次の日ライとカナタに屋敷を案内した。そして今騎士団が訓練をしてるところに鉢合わせた。そこにライトもいた。
実はライトは騎士団の隊長だった。なぜそうなったかというと…昔よく私と剣術を習っていたそのせいかライトはこの国で3番目に強くなり今に至る…
ライトは私を見つけたのかライトがこっちを向いて大声で
「お姉様来てくれたんですね」
こっちに来て私の肩に手を置いてライを睨みつけて私の方を見つめた
「なにもされてないよね?」
「ええ」
「ならいいや。僕は戻るね」
ライトは私の方に手を振りながら訓練に戻った。
「じゃあ先に進みましょう」
私はまた歩き始めたらカナタがライの耳元で
「ライお前に敵が増えたな」
「ああそうだな」
案内が終わったあと私は自分の部屋で出かける準備をしていた。ライが扉を叩いて私の部屋へ入る。
「どこか行くんですか?」
「ええ街に行こうと…」
「俺もついて行って良いですか?」
「全然良いですよ」
ライは部屋を出てどこかに向かった。私は準備を進めた。準備もをわり玄関でライを待っている。
ライが来た時すごくキラキラしていた。やっぱり顔が良いわ。誰もが見惚れる顔だわ。
「ではいきましょう」
馬車に乗る時ライが私の手を取って乗った。ライとは迎えの席に座って外を眺めていた。ライが突然私の顔を見つめて。
「そのドレスすごく似合ってます。黄色い質素なドレスがすごく似合ってますね」
と笑顔で言ってきた。私もそれを気にして笑顔で
「ありがとうございます」
そんな話をしてると急に強い振動がきて私は倒れそうになる。それをライは支えてくれた。
「あ、ありがとう」
私は顔が赤くなった。ライは私のその所が可愛かったのか急に私に顔を近づけてきて。私は怖くなて目を閉じる。ライは耳元で嬉しそうに
「何か期待したのか?これだけで…」
私は恥ずかしくなりまた座り直した。ライはそのまま私を見つめていた。そのまま時計塔に着いた。急いで降りようとしたらライが先に降りて私の手を取り私は降りる。
ライトは時計塔のしたにいた。ライトは私に気づいて手を振る。
「お姉様」
私はライトの方に行って。
「遅れてごめんね」
「大丈夫だよさっき来たばっかだから。それで何で第二王子がここに?」
「来たいっていたから一緒に来てもらったの。人数が多ければ楽しいでしょ?」
ライトは私の方に手を置いた。ライトはライに睨みつけた。